2018年06月02日 14時10分
ある日突然と言ったら怒られるかもしれませんが、地下鉄名古屋駅の桜通線駅長室の隣に授乳室が出来ていました。
入口に「授乳室」との案内はありますが、通路天井の案内はありません。
名古屋市営地下鉄のホームページに「交通局では、安心して地下鉄をご利用いただけるよう、名古屋駅及び千種駅の2駅に授乳室を設置しました。」とありますが、ほぼ毎日通る場所にも関わらず先日まで気付いておらず、そもそも地下鉄のホームページにいつ出たのしょう。
もっとも地味な存在なので、随分前から使えるようになっていたのかも?
利用する際はインターホンで連絡するようになっていますが、駅長室に直接申し出ても大丈夫なようです。
台湾ですと台北のMRT(地下鉄)では、主要駅にはかなりの確率で授乳室があった記憶があり、昨日までこのブログで書いていた「台鉄」でもやはり主要駅で見かけており、小さな子連れの方には安心して外出できる強い味方だと思っていました。
名古屋の地下鉄の場合、各駅での設置スペースの確保が課題となりそうですが、これは数が増えていくことに期待したいですね。
余談:授乳室の話ではありませんが子連れ外出の件。
1991年にスウェーデンに行ったことがあるのですが、その時、街の様子で名古屋(というか日本)と大きな違いを感じたのがベビーカーで行き交う人の数。バスは当時でも既に低床車が多く、ベビーカーを畳むことなく普通に乗り込んでいましたし、デパート店内も大型ベビーカーをよく見かけました。当時の日本は小さは子供を連れて市街地に出掛けることが容易でなかっただけはなく、混雑する電車内では迷惑な存在とされることもありました。名古屋駅の授乳室を見るにつけ、今は子連れ外出が日常であり、言葉を変えれば優しくなる方向で変わりつつあると実感。