2018年06月15日 20時49分
マチュピチュ遺跡の写真を熱心に撮っている図、ではありません。
もう何年もの間、憧れ続けていたマチュピチュ。そしてやっと来ることが出来たマチュピチュ。そのマチュピチュで「ここまできて何をやっているのだろう」と心底思う出来事。きっかけは谷底からはるか上空にあるこの遺跡まで、ディーゼルエンジンの雄叫びとタイフォンの音が聞こえたこと。そしてその時、その音のする方向を見ると…。
何とマチュピチュ遺跡から、眼下に見える鉄道の写真が撮影できます。(驚)
今回の旅は個人ではなく、一般のツアーに参加しているため行動の自由はないに等しく、撮影できた写真は本当に偶然の産物です。
ダイヤは分からなくともエンジン音やタイフォンの音で、列車が来る予兆は十分に感じられ、ある程度の心の準備は出来ます。問題は谷底が見える場所にその時にいるかどうかです。
是非誰か、マチュピチュ遺跡を込みにした鉄道写真をモノにして欲しいと思っています。
なお昨日UPした写真はちゃんと遺跡を観光した証拠です。
で、まずは午前9時半頃撮影の一本目。突然の事ゆえピントを合わせるのに手間取り、列車は少しボケています。
13:36の2本目。
その列車は駅のような所に入っていきます。
そこでようやく飲み込めた事情は、マチュピチュ駅の構内が狭く待機出来る列車の本数が限られ、そのゆえ折り返しの留置や車内整備をマチュピチュ駅の先にあるこの場所で行っているのではないかという事。
この想像は帰国後にマチュピチュに詳しい方から情報が提供されて当たっていることが分かりました。
遺跡と線路との位置関係。遥か眼下にかろうじて線路が見えます。