2018年06月25日 16時32分
平成30年(2018年)4月24日の午後は、アンデスの雄大な風景に圧倒されつつ観光です。
山の斜面にへばりつくように点在する村々。
その一つ、ミスミナイ村で少し遅い昼食。
地元の人が普段食べている家庭料理が振る舞われ、その素朴さと美味しさが心に染みます。まずはチーズ。
そら豆の料理。
鶏の煮込み。
かつて仕事で東海3県を駆け回っていた時、例えば岐阜の山の中で旅館や民宿に泊まると、夕食には地元で採れた食材のオンパレードはよくありました。それが他の場所でも採れる幸であっても、地元のお母さん達の手間がちゃんと私に伝わってきたという思い出あり。それがきっかけで取材のラインナップに「子芋の煮っころがし」を加えたこともあります。
そんなことを思い出しつつ一口一口を大切に食す。ありがちな「旨い」という言葉が陳腐に感じるほど。
食後は地元の方が母なる大地に感謝する儀式を再現してくれました。自然への素直な感謝を私たちの心に呼び戻してくれた、そんな気もします。
最後に記念写真。実はこの直前、この方たちが作ったミサンガが私の手首に巻かれました。思わずニッコリしてしまった私。
ところで海外のツアーで、ここまで『地元』に徹したレストラン(というより、親戚のオジちゃん家の広間という感じのスペース)で食べたことはあまりないかも。
外国人観光客向けのイベントも含め、得難い体験となりました。