2018年07月15日 21時34分

観光列車「つどい」(2)リアル謎解きゲームは苦難の連続。でもはまる!

リアル謎解きゲーム列車「湯の山秘密鉄道と伝説の折鶴」。この列車はこの7月14日(土)から2019年2月28日(木)まで行われる『~菰野町と近鉄が湯の山温泉を盛り上げます~近鉄エリアキャンペーン「開湯1300年 ゆこうよ 湯の山」』のイベントの一つで9月2日まで運転されます。

乗車とともに謎解きキットを渡され、名古屋駅を出て直ぐにゲームスタート。最初はこんな写真を撮っているほど余裕をかましていました。事前の検索で、相当に難しいとは分かってはいたもののそこはそれ電車の中でのゲームだから何とかなるだろうと高をくくっていたのです。そしてそんな根拠のない自信はこの表紙を開けたところで無残にも砕け散りました。

近鉄名古屋駅を出発し、外の景色どころか車内の移動はゲームを解くためであり、乗り鉄として楽しむなぞ1mmもありませんでした。今回の乗車の目的の一つであった名古屋線から湯の山線への渡線体験も視界に入らず、当然記憶にもありません。近鉄四日市駅で進行方向が変わったのを知ったのは動き始めた、その時でした。

この列車に乗車していた知人たちの知恵を借りながら最終的に、湯の山温泉駅到着の11:22の直前に「おめでとう」に辿り着きましたが、私一人では惨敗していたでしょう。途中でギブアップした方も結構おられたようです。

同種のゲームの展開を知っていればその知識が多少役に立ったのかも知れませんが、それにしてもここまで夢中になってはまるとは思ってもみなかった!

ゲームの内容はここでは書きませんが、途中の段階で答えが先に分かっても…。

さてふと気づけば、外から風が入ってくる。格子の部分が開いているのですね。

外から見るとこの部分。デザインとしても良い感じ。

湯の山温泉駅では菰野町の「僧兵太鼓」のお出迎え。観光列車の到着らしさ全開。名古屋から1時間少々でとっても“旅気分”。

ホームでは電車の撮影大会の始まりです。やっと3両の全貌が見えました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!