2018年08月06日 13時11分

アンデアン・エクスプローラー号/プーノを出発(2)プーノ駅。

17時を回ったところで列車は出発。

部屋から外を見ているのですが、考えてみれば、私が見られているとも言えます。あられもない姿で無くて良かった。

それにしてもお店との距離が近い。近いというよりテントの屋根は線路ギリギリ。

列車が通る時、都心部ではどこの町でも絶賛、渋滞中。

10分ほどで駅を通過。ここが多分、プーノ駅。

煉瓦作りのクラシカルな駅舎の前で、安全確認をする鉄道員。こうした方の支えで私たちが旅を楽しめる。

いくつもの線路が、ポイントを渡るたびにその数を減らしていく。日本なら感傷にふけることはまあなさそうですが、ペルーだと旅の始まりの予感。

ここからアンデアン・エクスプローラー号の旅、第2章の始まり。

街の真ん中に何やらゲーム機?の様なものが置いてあり、それに興ずる若者たち。

彼らがこの列車に振り向くことはありませんでしたが、高校の入り口にいた男子のグループは、私が手を振ったらちゃんとお返しをくれました。

何せ列車のスピードは自転車並み。そんな“国際交流”をする時間がありました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!