2018年08月11日 10時45分
朝6時。ようやく光がその勢いを強め始めました。
6:03、日の出。
ペルーで見た4回目の朝日ですが、ペルーに限らず世界中どこでも、何度見ても敬虔な気持ちになるのは何故でしょう?
それにしても短期間にこれだけ朝日を見たのは、15年以上前、「ズームイン」という番組を担当していた時以来。どんなに寒い冬の朝でも、太陽を浴びれば、骨まで凍てついた体が、肌(表面)から徐々に融けていき、いつか芯まで人心地になっていくのを感じていました。
朝日に輝くアンデアン・エクスプローラー号。言葉になりません。
でもこの景色への形容詞を私は探していました。荒涼(こうりょう)たる、寂寞(せきばく)たる、渺茫(びょうぼう)たる、この景色に相応しいのはどれでしょう。まだ他にも相応しい言葉がありそうです。
6:10、列車に戻る。乗客の方が全員来たわけではない早朝のイベント。でも参加した人だけが知る朝の清々しさ。