2018年08月20日 11時44分
「Pinturas Rupestres de Sumbay」 サンベイの洞窟絵画。私の参加したツアーの案内を除き、日本語の検索では出てきません。日本人の『観光客』がネットにアップした形跡がない世にも稀な地。
ペルーレイルのHPにはその概要が出ています。
紀元前6000~8000年前に描かれた壁画が残された洞窟。普段は厳重にガードされていますが、アンデアン・エクスプローラー号の乗客には、その入り口の鍵が開けられ、私たちはそれを間近で見ることが出来ました。(詳しい解説もあり)
洞窟壁画と言えば、世界史の授業など聞いた記憶のある「ラスコー洞窟(フランス)」「アルタミラ洞窟(スペイン)」が思い浮かびます。
例えて言えば「高松塚古墳」に入り、その装飾壁画を見ている気分。
あらかじめ歴史的遺産の壁画を見ます。とは聞いていましたが、よもやこれほどくっきりと残っているとは思っておらず、また当時、この辺りもしくは近隣のエリアにどんな動物がいたかがわかるのも興味深いものでした。
もっとも私が一番驚いていたのは、よくぞこの洞窟を発見したという事。先人(研究者たち)の情熱は素晴らしい。
触るのは勿論厳禁ですが、それでも至近距離での記念撮影は公認です。