2018年08月21日 20時46分

アンデアン・エクスプローラー号/高原列車は行く(11)列車が後退?

(我が心の本音)

最初にツアーの行程表を見た時、「サンベイ洞窟」を検索したのですが出てこない。まして地図で「サンベイ洞窟」を探しても出てこない。どんなところに連れていかれるのだろうと疑心暗鬼。もっともアンデアン・エクスプローラー号の旅なので、見る(学ぶ、体験する)価値の無いところに行くことは無かろうと思っていた程度。

それが来て見てビックリ。よもや紀元前の遺跡どころか壁画を目の前に見るという、歴史好きにとっては「んーっ、堪らん」という事態となり、これはもうはっきり言って想像を絶する出来事でした。

見学時間を入れて往復で約40分。「はあはあ」(標高の高いところを歩く&興味深いものを見て興奮するさま)しながら列車に戻る。

一人ポツンとしている列車のクルー。おしぼりを持って皆さんの帰りを待っている。

列車のスタッフ。私が撮影しているのを知っていても自然体。

11時を少し回ったところで出発。

と思ったら何と列車は来た道を戻っていく。

謎かけではありませんが、その心は?

列車は結構な上り勾配の途中に停車していました。そのためいかに強力な機関車であっても16両の客車を引き出すことが困難であり、一旦比較的平らな場所まで編成を戻し、そこから改めて全力でダッシュ!ということだと私は思いました。

再出発時の機関車のエンジンの排気はなかなかでした。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!