2018年09月06日 17時19分

真岡鐡道D51運転体験(8)運転終了。

D51の運転席から前方を見る。視界は想像よりも狭い。

加減弁(自動車でいうアクセル)を少し動かしただけでも、その“加減”がよろしくないと100トン超の機関車の動輪は、いとも簡単に空転します。私は頭では分かっていたつもりでもやらかしました。

一方ブレーキですが、その重さからかD51は思いのほか簡単に止まってしまいます。それがD51なのです。

簡単に動かせるなどとは思っていませんでしたが、蒸気機関車の運転はその扱いづらさが面白い。そして圧縮空気で動いているとはいえ、大型蒸気機関車の運転の感覚は十分堪能できます。

再チャレンジを熱烈希望。

(余談)

大宮の鉄道博物館のD51シミュレーターを一度体験していますが、その面白さを再認識しました。今回、“本当に動く”D51を経験しているからこそ言えそうなのは、大宮のシミュレーターがどれだけ本物感があるかと言う事。真岡鐡道のこのD51だけではなく、大宮を再チャレンジしたいとも思いました。ところで今も朝一番で予約終了なのでしょうか?

以前、鉄道博物館で運転した時は、夕方にたまたまキャンセルが出てそれに気付いたというに幸運に恵まれた結果でした。

帰路は真岡発16:32発の下館行きに乗車。

偶然、真岡鐡道開業30周年記念ヘッドマーク付き。こういうのってちょっと得した気分にさせてくれます。

下館駅行きの車内にて、また来ると心に誓う。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!