2018年09月21日 20時41分
出札口(切符売り場)、改札口あたりは大正というよりは私にとっては昭和のテイスト。
改札口から一歩足を踏み出す。
こちらも「旧名鉄美濃町線美濃駅プラットホーム及び線路」という名称の登録有形文化財。
文化庁の解説文:駅舎本屋の南面に高0.7m幅3.8mのプラットホーム2本がコ字形に取り付く。ホーム側壁は玉石張で,ホーム上屋はL形鋼で構築される。ホーム間には2線の軌道が残存し,駅舎本屋とともに近代軽便鉄道のターミナル駅の様相をよく留めていて貴重である。
保存されているモ593。「路面電車らしい電車」というのはちょっと変な表現ですが、This is 日本の路面電車はこんな形だと思っています。但し私限定の感想です。もっともおでこの方向幕の場所に「ワンマンカー」の文字があり、行き先表示が「板」というパターンは珍しいかも知れません。
車内は往時のまま。ところで名鉄美濃町線に乗った時の写真は何か残っているはずなのですが発掘できず。この(モ590形)電車に乗って美濃駅まで来たかどうかは不明。
運転台は今でも現役の雰囲気。
今日のおまけ。とさでん交通(土佐電鉄)で今も走る旧名鉄590形(591号)。今も同形式の電車が活躍しているのは地元の一人として嬉しい。