2018年11月25日 18時03分

東京ステーションホテル(3)完成当時と戦後の姿。

東京駅丸の内駅舎保存・復原完成記念入場券。

この表側は創建当時の姿ですが、反対側は戦後から復原までの時代の姿が紹介されています。

立体式入場券。ところでどこにも入場券らしい部分なし。実は、下側の列車の写真が1枚1枚引き出せるようになっており、それが入場券なのです。

恐らく開業後、暫くしてからの絵葉書。

それが戦災でこの姿に。今回このホテルに泊まるにあたり、自身が撮影した以前の東京駅の写真はないものかと探してみたものの、何とどこにも見当たらず、結局オークションサイトでGET。

「トラベル・フォト・ニュース」昭和26年8月15日号。5年がかりの復旧工事の完成について書かれています。それによると当時は結婚式場もあったとのこと。

ところでこの東京駅の復原にあたり、JR東日本や工事を請け負った鹿島建設では一貫して「復原」という文字を使っています。これは私は正しい日本語としての使い方だと思っています。

一方、当時の新聞やテレビニュースでは「復元」という漢字を使っていました。これはメディア各社の内規によるもので、本来「復原」と「復元」では意味が異なるのですが、意味が近いという事で「復元」「復原」とも「復元」に統一して使っています。

なおテレビ番組に登場した東京駅の「ふくげん」ですが、ほぼ「復元」が使われていたものの、情報番組の一部ではJR東日本の公表資料に従い、「復原」を使っていました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!