2018年12月01日 15時28分
ディナー。それぞれの料理の紹介ではなく、ここアトリウムでいただくことの意味を楽しんでいただけければ幸いです。
ホテルのサービスというのはそれぞれのホテルでベースとなるマニュアルがあり、それを現場のスタッフが自身の裁量で運用する。と、以前取材先で聞いたことがあります。
このホテルのスタッフの対応はとても良く、細かいところまで目配せが出来ている印象です。食事中の声掛けも過不足なく、適当にほっといてくれて、適当に入ってきてくれるのはあまり会話が豊富ではない夫婦にとってはありがたいかも(笑)。
料理とは、ちゃんとした食材を、ちゃんとした気持ちで調理すれば、それだけでお客さんに一定の満足感は与えられる。とは、これもかつて取材させていただいた方の至言。
そこから先、それが感動につなげられるかどうかは、実はお客さんと一緒に作り上げるものだそうです。
今回で言えば、私たちにとっては特別な日のディナー。それだけで気分は高揚していますし、またその食事の席が復原された東京駅の象徴たる場所。
ここアトリウムにあって、どこに席が用意されるかはレストランスタッフのさじ加減。また一組リピーター候補が誕生。