2018年12月01日 15時28分

東京ステーションホテル(8)アトリウムでいただくディナー。

ディナー。それぞれの料理の紹介ではなく、ここアトリウムでいただくことの意味を楽しんでいただけければ幸いです。

ホテルのサービスというのはそれぞれのホテルでベースとなるマニュアルがあり、それを現場のスタッフが自身の裁量で運用する。と、以前取材先で聞いたことがあります。

このホテルのスタッフの対応はとても良く、細かいところまで目配せが出来ている印象です。食事中の声掛けも過不足なく、適当にほっといてくれて、適当に入ってきてくれるのはあまり会話が豊富ではない夫婦にとってはありがたいかも(笑)。

料理とは、ちゃんとした食材を、ちゃんとした気持ちで調理すれば、それだけでお客さんに一定の満足感は与えられる。とは、これもかつて取材させていただいた方の至言。

そこから先、それが感動につなげられるかどうかは、実はお客さんと一緒に作り上げるものだそうです。

今回で言えば、私たちにとっては特別な日のディナー。それだけで気分は高揚していますし、またその食事の席が復原された東京駅の象徴たる場所。

ここアトリウムにあって、どこに席が用意されるかはレストランスタッフのさじ加減。また一組リピーター候補が誕生。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!