2018年12月11日 15時18分

スコットランドで撮り鉄(1)ジャコバイト号と出会う。

私が以前からどうしても訪問したかった場所の一つ、イギリス/スコットランドのウエスト・ハイランド線West Highland Line。目的はその線でウエスト・コースト鉄道West Coast Railwaysが運営する蒸気機関車の列車ジャコバイト号The Jacobiteの撮影。

9月12日(水)、インバネスInvernessの朝。ホテルはその古い町並みの一角にありますが、ヨーロッパにありがちな建物の一部が部屋になっているスタイル。

インバネス駅。この日、この駅を使うわけではないのですが、前日は夜の到着だったので取り敢えず行ってみた次第。

人口およそ6万人の市の代表駅。

インバネス駅前でレンタカーを借りて走ること約2時間。この風景の場所に到着。ジャコバイト号が顔を出した時間は午前11:43。

スコットランドの美しい風景の中、憧れの列車は思ったより軽い足取りで進んできます。

この場所はジャコバイト号の撮影では定番の一つのようで、この後、絵葉書やポスターで何度も見かけました。

1つの列車の通過でいったい何度シャッターを押したことか。

2018年12月10日 18時57分

ドクターイエローの絆創膏。

昨日からのドクターイエロー繋がりネタ。

今日のテーマはガーゼ付き絆創膏?パッド付き絆創膏?それともただの絆創膏?

昨日に引き続き一般名詞としての名称で悩んでしまうひとしな。

娘が子供連れで、東海道新幹線の乗車券をJR東海の駅窓口で購入したら貰えたそうです。最初は何だろうと思ったそうですが、席について開けてビックリ。

923形の絆創膏。JR東海にこうしたサービスがあるとは、いやあ知りませんでした。そしてわざわざCLASS923と、形式名を入れているところがマニア心をくすぐります。

私は東海道新幹線の乗車券を窓口で買うことは滅多にありません。しかもこの絆創膏はお子様向けの記念品にして非売品。これまで知らなかったのもさもありなんですが、実用的なグッズは有難いですね。このドクターイエローの絆創膏は孫のところには行かず、私の旅行用と相成りました。

2018年12月09日 18時46分

閑話休題。鉄道ジップバッグ。

鉄道がモチーフのジップバッグ。

娘が雑貨屋さんで見つけて私に教えてくれたので購入。

買ったのはこの4種類。

ドクターイエローの箱を開けてみる。

こんなことをしていると、「子供だね」とかそのうち孫に言われそう。

鉄道のジップバッグは、上記の4種類だけではなく色々な形式が発売されています。ネットで検索してへーっ!という感じでしたが、買うきっかけとなる箱のデザインが面白く、私にとってはヒット商品。それにしてもいつから売っているのだろう?

2018年12月08日 15時57分

インバネスを目指して(6)カレドニアン・スリーパーとの出会い。

スコットランドの鉄道の最高地点にして、登山鉄道を除く一般的なイギリス国内の鉄道最高地点辺り。

スコットランドらしい風景(ということ)と聞いていましたが、夜の7時過ぎでは暗くてよく分かりません。残念です。

(余談)トイレ

駅で水を流すな!って、ひょっとして…。

ほぼ定時にインバネス駅到着。右側の列車が私たちは乗ってきた列車で、左側の列車はカレドニアン・スリーパー(Caledonian Sleeper)。

ここインバネスInverness とアバディーンAberdeen 、フォート・ウイリアムFort William の3つの町とロンドン・ユーストンLondon Euston駅を結ぶ夜行列車。3日後の9月14日(金)には、この列車にこの駅から乗ってロンドンに向かいます。

※カレドニアン・スリーパーには、上記の列車ともう一つ、ロンドンとグラスゴーGlasgow Central、エディンバラEdinburgh Waverleyを結ぶ列車があります。

私たちが乗る列車はエディンバラ・ウェイヴァリー駅で1つの列車に纏められるのですが、その駅はあくまでも運転停車で乗降は出来ません。つまり連結シーンは残念ながら見られません。

2018年12月07日 15時54分

インバネスを目指して(5)3回目の車内食。

16:34発のインバネス行きに乗車。

今回は久しぶりのイギリス国内列車移動ですが、以前より遅れは少なくなった気がしています。

インバネス行き列車の入線。16:24ですからこの駅で10分停車。

ところで車内に入ったのは良いのですが席がない。一等車内をあちこちうろうろしてやっとの思いで2席を確保。流石に2名が並んでは無理で、少し離れた席となりました。

20:04まで3時間半の旅。一息ついたら車内探検。

そして17:05に少々早い夕食。と言ってもこの日4回目の食事。これで明日の朝まで持たせます。

スコットランドに入ってからは天候が不順。雨が降ったり止んだり。その代わり、虹との出会い。

17:19頃は土砂降り。

2018年12月06日 15時50分

インバネスを目指して(4)ストリートミュージシャン。

ストリートミュージシャンがいるのは、ヨーロッパではお馴染みの光景。

この方にもチップを渡して、しばし音楽を楽しむ。

ついでにトラムを入れ込んで撮影してみる。特にこうして撮影する時は、チップは最低限度の礼儀だと思っています。何も対価を支払わずに撮影することはしていません。

チップの金額に関わらず、間違いなく演奏者は張り切って音を出してくれます。本当はそれで音が変わることは無いのでしょうが、それでもそんな気がする私。

町の風景に溶け込むのはトラムの良さだと私は思っています。ポイントは歩行者がいること。

インバネス行き列車の時間が近づいて来たので、この写真を持ってエディンバラでのトラム撮影終了。

エディンバラの町は見所も多いのですが、そこには足を運ばず、次に歩を進めます。

2018年12月05日 15時44分

インバネスを目指して(3)エディンバラのトラム。

私たちがヨークから乗った12:54発の列車はエディンバラ行きでしたが、その1時間後のヨーク駅13:54発の列車はこの日の目的地インバネスInverness駅に直通します。その列車のエディンバラ発は16:34でインバネス着は20:04。

その1時間を使ってエディンバラ市街を走るトラムの撮影を楽しみました。

駅を出てまず目の前に現れたのは夥しい数のバス。それも2階建てのバスが多い。その光景は圧巻です。

エディンバラ市役所のHPにAn estimated 513,210 people lived in Edinburgh as at mid 2017とありましたので、人口は約50万人。東海3県では比較しやすい町がないのですが、三重県の桑名市と四日市市を足したよりも少し人口が多いということになります。

そんな町の真ん中をトラムが走ります。

そのトラムは全長14キロ。1路線で市街とエディンバラ空港を結んでおり、平日の日中は3~7分間隔となっています。

42.8mという長~い編成のトラムが町中を走るのは如何にもヨーロッパ。(JRで言えば約2両強の長さ)

この町のトラムは2014年の開通。意外にも最近、公共交通の仲間入りを果たしています。

2018年12月04日 15時41分

インバネスを目指して(2)行き先表示。

昼下がりのイギリスの風景。

時折街が見えます。

イングランド最北の町、ベリック・アポン・ツイードBerwick-upon-Tweed。ここを過ぎるとスコットランドに入ります。同じ国でも異なる国ということは私の理解の範疇外ですが、それがイギリスです。

イギリスの列車のあるある話。ドアに貼られている行先と途中の停車駅名。車内から見るとこんな場所にあります。

外から見るとこんな感じ。

途中の停車駅は全て書いてあって、乗車の時にこれを見るのは必須。

行先のエディンバラ・ウェイヴァリーEdinburgh Waverley駅には10分少々遅れての到着。

2018年12月03日 15時35分

インバネスを目指して(1)取り敢えずエディンバラ行きに乗車。

ヨーク駅舎。意外とこぢんまりとした駅前の立地。

定刻ならばヨークYork駅発12:54のエディンバラEdinburgh駅行きに乗車予定でその到着前に1枚撮影。

発車時刻から5分ほど遅れてお目当ての列車の入線。スコットランドの首都の中央駅、エディンバラ・ウェイヴァリーEdinburgh Waverley駅には15:17着予定。

一等車は混んでおり、やっとの思いで座席予約の入っていない空席を確保。で、午後1時過ぎに少々遅めの昼食(車内食)。国立鉄道博物館の中を歩き回ったのでこの日3回目の食事も美味しく頂きました。

これから先はさしたるイベントもないので、昼からビールタイム。勿論、無料(と言うか、込々)です。

2018年12月02日 15時30分

東京ステーションホテル(9)鉄道の日を前に思う。

夕食後に通りを1本隔てた「KITTE」まで散歩。

ヨーロッパでは、歴史的建造物としての駅舎が保存・活用されている例は多々あります。日本では洋風であれ、和風であれ、保存されているのは二条駅や奈良駅、門司港駅など数えるほどしかありません。

東京ステーションホテルは、外観こそクラシックな大正浪漫と言いたくなりますが、一歩部屋に入れば、そこは最先端の設備で“今風な”快適ホテルライフを楽しめます。

私は何が何でも鉄道遺産として残すべしとは思いません。例えば3代目名古屋駅だったら残すべきかどうか?ここから先はやや強引な展開ですが、この写真を撮っているKITTEのような外観を残しての高層ビル化はありだったのではと思っています。

KITTEから東京駅ホームを覗き見る。

通過する電車を、私にとっての手持ちの限界、1/20のシャッタースピードで撮影するも、電車の速度が遅く思った以上に絵が流れなかった。

電車を眺める二人連れ。二人ともきっと鉄ちゃんではないとは思うものの、もっとも彼(彼女)が鉄道好きだったとして、今は、それは普通の光景だと思いますが、私が若かった頃、「鉄道が好きと公言する=異性に縁がない」というのが一般的に喧伝されていました。というのを突然思い出した10月13日の夜。翌14日は鉄道の日。

作家の松本清張氏が東京ステーションホテルの209号室(現在は2033号室)にたびたび宿泊されていたのは、清張ファンならずとも知る人ぞ知るお話。

ということで原稿用紙風のメモ帳とボールペンのセットをお土産として購入。実は部屋にこれと同じものが置いてあり、チェックアウト時にそれが買えないかと聞いたら出てきました!最初から売っていたのかそれとも私のような者がいるから売り始めたかまでは聞いていませんが、最後の最後まで充実の東京ステーションホテル。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!