2019年01月18日 16時56分

イギリス最北端の駅サーソーへの旅(12)絶景と車内販売。

インバネスから乗った列車ではなかった座席指定カード。日本でいえば、先に書いた旭川発稚内行き普通列車の座席が、座席指定になっているのと同じ。多分、どこかの区間で団体さんが乗っており、その方たちの座席確保用だったのでしょう。そう言えば、サーソー駅で団体さんが降りていたのを思い出す。

車内販売用のカート。2両編成のローカル列車に何と車内販売あり。実は往路のインバネス朝7時発の列車にも車内販売があり、このサービスは本当に素晴らしい。

実際、私もコーヒーを買ってスコットランドの風景を楽しみつつ、それを味わっており、また私だけなく、結構な方たちが利用されていました。そこら中にコンビニがあり、またそれ以上に自動販売機が普及している日本と異なり、飲料やお菓子などの調達は相当に制限がある国だけに、車内販売は命綱とまでは言いませんが、それでも必要な存在だとは思いました。

晴れの海。

牧場。

牛と羊の牧場の違い。

列車が近づいた時に、そのままどっしりとしているのが牛。走って逃げていくのが羊。イギリスを旅する中で、これだけは共通の光景で、特に逃げていく羊のお尻が可愛らしいことを知りました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!