2019年02月13日 21時49分

マンチェスター・メトロリンク(2)Interchange。

マンチェスター・メトロリンクは1992年開業のLRT(ライト・レール・トランジット)。市街地の路線は新設で、郊外区間ではもともとあった鉄道路線を転用した線もあるとのこと。それもあっての高床式かどうかまでは調べていないので分かっていません。

※Wikipediaには「既存の鉄道路線を転用しているため、プラットホームの高さは900mmと高い。」とありましたが、確証がないので断言は避けておきます。

車内はこれまで乗ったことのある同種の電車と同じですが、高床式でフラットな床面ともう一点、軌間が1435ミリということもあるのでしょうか電車の幅が広いとも思え、2つ合わせてゆとりがある感じです。

電車の車庫。足元の覆うカバーが目を惹きますが、それを除けば遠州鉄道や静岡鉄道の車庫にも見える。東急世田谷線というのもありかな?

終点のベリーBury駅。高床式の電車が走る線なので、電停と言うよりは駅と言うのが似合います。また連結運転されるのでホームの長さが結構あり、それも「駅」の雰囲気を醸し出しています。

「Wellcome to Bury Interchange」の看板のあるベリー駅。インターチェンジとあっても高速道路の出口でなく、鉄道とバスの乗換えと言う意味のようです。

この写真ではバスが1台しかいませんが、まごうことなきここはバスターミナルです。欧米の公共交通機関の典型的な接続駅だと思いました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!