2019年02月15日 21時55分
マンチェスター・ビクトリアManchester Victoria駅。国鉄線との乗換駅。国鉄線と一体化された大屋根の下にある電車のホームは、路面電車線ではいまだかつて見たことのない開放感で溢れている。
旧式に見える国鉄線の車両。出入りする列車は多いのですが、どこかローカルな感じがするので、近郊路線が主体なのでしょう。特筆すべきはそれぞれの鉄道の乗換え。平面で実にシームレスに移動が可能です。スウェーデンの首都ストックホルムで、地下鉄と路面電車が同一ホームで乗換えられる方式を採用している駅がありましたが、それに匹敵する便利の良さです。
そのビクトリア駅から都心に向かう線は、駅を出たところで方向別複々線となり、直ぐに進む方向が分かれていました。
世界の大都市における路面交通(市街地の公共交通)の主役は電車であると思う。
名古屋市で言えば「栄」のような場所。トランジットモールを行く電車。ヨーロッパを始め、ヨーロッパや台湾で低床式電車を見慣れた昨今では、この電車の背の高さには圧倒される。
電車と電車の通過を待つ人たちとの距離があまりに近い光景は、それはそれで「オイっ、大丈夫かい」と思ってしまう日本人の小心者。