2019年02月16日 21時58分
高床式の電車が走るので、電停のホームも普通の電車並みに高い。その横をさも当然の様に人の波がうねる。
トランジットモールというより、まるでどこかの巨大駅の乗換え通路、例えば名古屋駅のコンコースを電車が走るようなもんだ!と敢えて言ってみたい。
周りに大きな駐車場があったとしても恐らく多くの方は鉄道などの公共交通機関で、ここにきていると思う。(思いたい)
郊外と直結する路線を走る電車は、どれも相応の乗客を乗せていた。(実感)
道幅一杯に敷かれたマンチェスター・メトロリンクの線路。イギリスでは自家用車が使用されていないのではなく、大都市での都心の交通を公共交通機関に委ねるというコンセンサス(合意)が出来ているのだろうと思う。
こうしたことを書くと、必ず「日本は日本で、国の在り方や市民の暮らしが異なる」と言われるのだけど、以前、足を痛めて杖なくして暮らせなかった時、そもそも自家用車の運転は出来ず、公共交通を使うにも名古屋市内でも地下鉄路線から外れるとバスしか選択肢がないのだが、それも1時間に1~2本と言う路線も多く、市内の移動に難渋したことがある。
他にもいろいろあるが、それは今回は割愛するとして、ほどほどに便利の良い公共交通は、話は飛んでしまうが高齢者を車の運転から解放する動機付けにもなると思う。