2019年02月08日 15時22分

マンチェスターへの戻り路。

マージーレイルMerseyrailのハミルトンスクウェアHamilton Square駅。この特徴ある塔がその駅。なぞこの形かは分かりませんが、ランドマークとしての枠割は果たしていそうです。何せ地図(アプリ)を見ずとも、塔を見つけられればそこが『駅』です。

リバプールセントラル駅方面への電車の入線。

改めてよく見れば2日前にUPしたモックアップの電車がこれの後継といっても違和感無し。

ここからマージーレイルの話しから少しずれます。何かと言えばエスカレーターでの立ち方。右側に立て!

こんな大きな看板もあります。日本での昨今の状況は「歩くな」「片方ではなく両サイドに立て」ですが、この日英の違いには今一つ腹に落ちないというのが本音です。正解はどっち?

そして見つけたペンギンのキャラクター。その色からして何かの啓蒙かと思いきや、どうやらそんなことはなく…。

2019年02月07日 15時20分

ウィラル・トラム博物館(8)石畳の町。

公共交通とは言い難いトラムが走るイギリスの街角。標識はこのトラムを“公共”的存在である宣言しています。

日本でもこんな感じで電車が走る風景を見てみたい。名古屋なら堀川沿いの四間道かな。

ウィラル交通博物館&トラム博物館Wirral Transport Museum & Heritage Tramway訪問時にトラムの撮影をするならベストポジションはここだと思った場所。

交換を長玉で狙ってみる。こちらは標識などをどう処理するかで個性が出そう。もっともそもそも撮影しない人もいそうです。

真正面からドーンっ!石畳があるから撮影したくなりました。

2019年02月06日 15時19分

ウィラル・トラム博物館(7)モックアップ???

何本か撮影してから帰とうということでの途中下車。もっとも全線歩いても知れている距離ではあります。ところで“本線”から分岐する線路が、倉庫風にの建物に向かっているのを見つけ、そこに行ってみる。

車庫というわけではなかろうに、ここは何???

入ることはできるようなので中に向かう。屋根がなければ商業地のトランジットモール的な雰囲気。

かつて馬が牽いていた馬車スタイルの2階建て車両とその奥には最新式の電車???

マージーレイルMerseyrailの車両を置き換えるとしたらこの電車???

と思いきや中はモックアップ(実物大模型)???

流石に木の内装の電車が走ることは安全面から考えてあり得ない。では何のためにここでこれが作られているのだろう???

2019年02月05日 15時17分

ウィラル・トラム博物館(6)右側通行で交換。

2018年9月15日(土)14時過ぎ。

1時間であらかた見終わったのでマンチャスターに戻ります。何はなくてもポール廻し。

マージーレイルMerseyrailのハミルトンスクウェアHamilton Square駅まで、2階建て電車の2階席に座って戻るという贅沢。

遠くに信号所が見えてきました。

交換。そしてここで下車。

日本と同じ左側通行の国にあって、右側通行での交換。遠州鉄道をはじめ日本でもままあったりしますが、見慣れない光景だとは言えると思います。

2019年02月04日 15時15分

ウィラル・トラム博物館(5)車庫?工場?

イングランド北西部の町、ブラックプール市で乗った電車に似ている。電車のダイヤは分かっているのでプチ撮り鉄。風景だけ見ていれば、本線運転を終えて車庫に戻ってきた電車に見えないでもない。

“博物館”電停に到着した電車。ポールを回す光景はいわゆる儀式として面白いと思う。でも悪天候の日にこの作業は結構大変だろうと思う。

ヨーロッパのトラムで終点がループ式となっていて、進行方向が片一方となっている路線が多いのは、運転台を片方しか作らなくても良いメリットもあるのでしょうが、このポール廻しも避けたかったのでしょうか?

さて電車の終点から博物館の中に向かう線路があります。

そこは博物館というよりは電車の整備工場という雰囲気。

作業内容は分かりませんでしたが、細かなことであろうとは察しがつきました。

博物館的な展示。レールのいろいろ。「ELECTRIC TRAM TRACK」とある「溝付きレール」は、路面電車で使われているタイプで、富山ライトレール、富山地方鉄道の市内電車でも使われています。ただ一般の方には馴染みが薄いでしょうね。

ライド式の遊具もこの博物館ではこのスタイル。ポール電車の遊具を見たのはここが初めてのような気がする。もっともこの博物館ならOKですが、例えば日本の鉄道系博物館に置いてあったとして、この屋根上の棒が何たるかが分かる人はほぼいない気がする…。あっ、明治村ならOKかも。

2019年02月03日 15時12分

ウィラル・トラム博物館(4)香港トラム。

細かいことはさておき、この博物館に来た主たる目的はこの香港トラム。香港トラムとは、香港の町を走っている路面電車で、当然の事ながら香港では毎日、市民や観光客の足として、多くの方が利用されています。また単なる足ではなく、その存在そのものが町のシンボルであると言っても過言ではありません。

そしてここがトラム博物館であることを考えると、ここにいる2両の香港トラムは香港で走っていたトラムを譲り受けたように見えます。

しかしそんなことはなく、驚くべきことにイギリスの香港トラムのファンの方が本物の香港トラムを作っている会社に発注し、内外装ともに全く同じものを作ってもらったのだそうです。イギリスの趣味人はやることのスケールが桁違いだと思った次第。

ところでこの電車は一般公開の対象にはなっていませんでした。そこで同行者が博物館の方に「日本から香港トラムを見に来た」「中を見せてもらえないか?」と交渉し、こうして中に座ったりしてその感触を楽しみつつ撮影をしました。

イギリスとイギリス領だった香港だけにあった2階建て電車の2階からの眺め。その見下ろす感覚は天下を取った城主の気分とまではいきませんが、それなりに気持ちは良いものです。

国鉄・JRや私鉄車両の2階には何度となく乗っているのですが、それよりも高い場所に座っている気分。どうしてでしょう?

2階電車の世界にどっぷりつかった土曜日の昼下がり。とか言いつつ実は香港には行ったことがあってもトラムには乗っていない私です。何せ仕事だったので…。今はLCCで安く行けるので、時間が出来たらチャレンジしてみたいと思っています。

※この電車を詳しく説明するDVDがあったのですが、イギリスで販売されているDVDは日本では再生できないので断念しました。

 

2019年02月02日 17時19分

ウィラル・トラム博物館(3)収蔵品。

お約束?のジオラマあり。非電化ローカルの雰囲気が私を虜にする。

モデルとなっている場所があるのかないのかが分からない。今更ながら博物館の方に聞けばよかったと思う。

疾走する電車はこの博物館にいるのは間違いありません。何せ自分の目で見ています。

そう言えば最近、鉄道模型の展示を見るたびに流し撮りに挑戦しているけど旨く行くことはまあ、ない。

味わい深い電車の宝庫。

名古屋市内にこんな場所があったら、定年退職をしたら間違いなくボランティアで働いている。

乗り物博物館にある古いカメラ。私にとっては許容範囲。

こちらはバスのコーナー。狭い場所にあまりにもぎっしり置かれているので、全容を撮影するのはほぼ無理です。

でもここまでの写真を見ていただければ、私がTransportを「交通」ではなく、「乗り物」としたのは許していただけると思います。

2019年02月01日 16時51分

ウィラル・トラム博物館(2)倉庫街の博物館。

博物館に到着。着いたところは倉庫街の一角?

この建物はどこからどう見ても歴史的建造物としての倉庫ですが、これがウィラル乗り物博物館&トラム博物館Wirral Transport Museum & Heritage Tramway。

ところでこの博物館ですが、原則土曜日・日曜日のしかも午後1時からの開館。行くにはなかなかハードルが高い博物館です。もっともボランティアスタッフの運営による保存鉄道ではよくあるパターンなので驚くということはありません。

また1時開館というのが、それはそれで何かと制約になるわけで、前日乗った夜行列車でわざわざロンドンまで乗り続け、そこから戻ったのは先に書いた通りです。

入場無料。

これまで見たことがない自転車。

第2次世界大戦を描いた映画で出てきたようなオートバイ。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!