2019年04月05日 23時49分

平成の鉄道風景。名古屋を走るEF510形電気機関車。

昭和にはなく、平成の時代になって登場した鉄道風景。

平成の時代に新しく登場した鉄道車両や、新たに開業した路線はまさしくそれは平成の鉄道風景と言えるでしょう。

そうではなく、新たな技術の開発で実現した風景であったり、昭和の時代には考えられなかった風景も実はあります。

この写真はあおなみ線ささしまライブ駅で撮影したものなので、この線の開業年である平成15年(2003年)に鑑みれば「平成の鉄道風景」であることは間違いありません。ではこの機関車EF510形は如何でしょう?勿論、この機関車が平成生まれであることは、まあその通りですが、交流区間と直流区間を直通する機関車が名古屋に登場する時代がやってきたというのは、実にエポックメイキングな出来事でした。

今日、中京テレビに打ち合わせで出かけ、帰り際にたまたまこのEF510形を見かけたのでそんなことを思いました。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!