2019年04月18日 19時39分
JR東日本の「のってたのしい列車」。デビュー年は2001年11月で、いつの間にかすっかり古株列車の一つとなっていました。
もうすっかり違和感のなくなった女性運転士。四国でも特急列車を運転する姿を見かけていますし、もっと言うと、リニア・鉄道館での取材時に案内してくれたJR東海の広報の女性スタッフが、やたら微に入り細に入りの説明で、その話は広報の枠を超えていると思ったら元新幹線の運転士。運転をしたことで得られたものは多かったというようなニュアンスで好感が持てました。もっとも女性に限らず若い乗務員を見かけると思わず「頑張れ!」と言いたくなる爺様です。
先頭車のラウンジスペースはみんなで譲り合って楽しみます。「きらきらうえつ」は新潟駅を10:11に出発し、約30分経った10:42に上りのE653系いなほ6号とすれ違い。時刻表であたりをつけておけばこうした写真も撮影できます。個人的には好きな写真。
ところでE653系は485系の後継者として開発された電車ですが、デビューしてもう20年経っており、それなりにベテランと呼ばれる世代になりつつあります。私にすればこの形式は、普段馴染みがないこともありますが、まだまだ若手のホープ。とは言い過ぎでしょうね。
羽越線&この線を走る「きらきらうえつ」のハイライト、『笹川流れ』。この線に乗るのは2回目で先回は1974年(昭和49年)9月18日。但し乗っていたのは「鳥海」と言う名の夜行急行で、景色は全く見ておらず、JRの路線の中でも名勝中の名勝と呼ばれる風景を見るのは初めて。
穏やかな日本海に浮かぶ絶海の孤島・粟島。「穏やかな」と「絶海」は本来は結び付かない言葉でしょうが、とても2月とは思えない風景が眼前に広がっていました。そもそも雪がないし、風もない。