2019年05月04日 22時55分
陸羽東線を行く「リゾートみのり」の暖かな車内から雪原を見る。
酒田で買ったパン。優しい甘さが口の中で溶けていく至福の時間。決して特別な事ではないのですが、こうした時間を持てることが幸せだと心から思えるようになったのは何時からでしょうか?働き盛りの30代、40代の頃は同じことをしていたとしても、多分、お腹を膨らませるという生きるための儀式だったような気がしています。
最上駅で下り列車と交換。と書きつつ、私の記憶の中に「最上駅」が無い。ここではそれ以上追及するのは諦め、名古屋に戻り再調査。羽前向町駅が最上駅と名を変えたのは1999年(平成11年)で、何となく感じていた違和感が以外にも合っていたのには驚き。
かつて陸羽東線には急行列車が走っていました。その路線を今も走る優等列車は不定期の快速列車であるこの「リゾートみのり」1本のみ。しかもこの日の列車は本来の3両編成ではなく2両編成。
まあそんな路線だということですが、一抹の寂しさを感じずにはいられませんでした。