2019年05月27日 20時28分
猿投~西中金駅間は8.6キロ。三河広瀬駅は猿投駅から5.6キロの地にあります。
枝下駅まではそれでも人家がありましたが、そこを出てからは山の中を行く鉄道。
名鉄三河線旧三河広瀬駅舎、プラットホームは国の登録有形文化財となっています。
文化遺産データベースにあった解説を転載。
駅舎…市中心部から約900m東北に位置する旧鉄道駅舎。桁行11m、梁間4.4m、切妻造鉄板葺、平入の木造平屋建。東半に開口部を広くとる開放的なつくりの待合室、西半に駅員執務室等をあてる。外装は下見板張で、腰は厚手の目板を打つ独特なつくりとする。
どちらも整備されているので、現役時代を感じさせてくれます。廃線とはなりましたが週末には駅で朝市が開かれており、賑わいもあるようです。
※愛知県HP、あいちの産地直売施設参照
電車(廃線時は気動車)が三河広瀬駅を走らなくなり15年の時が過ぎました。しかし自然に還ることもなく、取り壊されることもなく、この『駅』という形のまま時間が過ぎている姿を見られたのは、そうだ!廃線跡ウォーキングに参加したからだ。