2019年05月29日 21時59分
もう少しで西中金駅に到着。小さな築堤に電車がいれば、きっと素敵な水鏡。
この辺りは国道153線から架線柱が見える区間で、その153号線を2004年(平成16年)の廃線後も何度も通っているのですが、よもや線路が残っているとは全く思っても見ませんでした。
それにしてもなぜここまで残されているのでしょうか?謎です。
座標で35.140487, 137.232885の地点から終点の西中金駅までは、線路を残したまま遊歩道として整備されており、何とも不思議な気分。
突然ですが、今回のツアーの感想は廃線跡ウォーキングなのに里山ウォーキングをして来た気分。
廃線となった線路上を歩いたところがあるにも関わらずで、きっと私にとってはある種、鉄道趣味的探求心からの参加だったはずが、新緑の中を歩くこと、ただそれだけで気持ちよくなっていたからでしょう。それにしてもこの日は暑かった。
参加者の方のうち、鉄道が趣味の方は1/3以下だったと思います。では2/3の人はこのウォーキングを楽しめたのでしょうか?複数で来ている方たちの会話を聞くともなしに聞いていると、どうも「文化財」の旅を楽しんでいるかのようでした。鉄ちゃんしか来ないのではないか?鉄ちゃんしか楽しめないのではないかと思っっていたのは、どうやら私の傲慢な思い込みだったようです。