2010年10月10日 18時41分

鞍馬山ケーブルは可愛い

鞍馬山ケーブルは初詣客もまだまだ多い
平成16年1月11日(日)に乗りました。
●「山門」発12:10頃

とにかく人が多く、
この写真が比較的『顔』の写っていない方だったので
こうしてUPしました。
●本当はケーブルカー全体が分かる写真にしたかったのですが
 とてもとても…。
 何で初詣の時期に乗りに来てしまったのだろうと
 後悔先に立たず。

運営者は「宗教法人鞍馬寺」で、「山門」「多宝塔」間の
0.2キロ(要は200メートル)というキロ程は
日本で一番短い鉄道です。(乗車時間約2分)
軌間が800ミリ(日本ではここだけ?)ということでも
有名なこのケーブルですが、
お寺の維持費を寄付することで運賃が無料ということでも
知られていますね。

私は登りでこのケーブルを使い、
帰りは歩いておりましたが、あまりにあっけない距離で
「えっ、たったこれだけ?」と思ったくらいです。
でも、登りはケーブルを使ってよかったとも思いました。

小さな小さなこのケーブル、比較対象にはならないでしょうが
スイスのナローゲージの登山鉄道のような愛らしさを
感じました。
(まあ、このケーブルもナローと言えばナローですね)

ところでこの日、鞍馬寺で何をお願いしたかは
すっかり忘れています。

2010年10月10日 8時00分

天橋立、ケーブルカーのついでのモノレール

再び、天橋立の続き。

天橋立にはモノレールもあります。
と言っても公共の交通機関ではなく
『天橋立ビューランド』という観光施設の乗り物です。
●ここは天橋立の「絶景+遊園地」が楽しめる
 ファミリー向けの施設となっており、
 ふもとから頂上までの“足”として
 このモノレールがあります。
 またモノレールに平行してリフトもあり
 これは天橋立ケーブルカーと同様ですね。

観光施設の乗り物とはいえ、ちゃんとしたダイヤもあり
運転間隔は20分毎。
その時刻も駅(と言うのかな?)に掲示してありました。
1編成の定員は16名。
規模は小さいですがなかなかの優れもので
「鉄」心をそそりました。
この日(平成18年9月24日)乗ったモノレールは
満席だったと記憶しています。

『天橋立ビューランド』は、丁度、天橋立ケーブルカーとは
天橋立を挟んで反対側にあり、
私はここでも「股のぞき」をしました。
ここの宣伝をしても何の得も無いのですが
「モノレール」があるから行った施設ではあるものの
天橋立の俯瞰の絶景を楽しむならここも“あり”だと思います。

(告白)
実は私、このモノレールで往復しておらず
上りはリフトでした。(これが結構気持ち良い)
まあ、片道乗ればOKですよね。

2010年10月08日 18時35分

天橋立ケーブルの運転台

ご存知の方も多いかとは思いますが
「府中」駅の乗り場にはこのケーブルカーの運転台があります。
と言っても今現在使用しているものではなく
昭和34年から平成6年まで使用されていたものを
展示用にここに置いているもので
触ることもできます。
●常識で考えてこんなところに運転台が
 あるはずないだろうと突っ込まないでください。

ここからは私の妄想です。

【もしもこの位置に運転台があったとしたら…】
『私(運転士)は発車ベルを鳴らすとノッチを入れた。
“目の前”に停車していたお客を満載したケーブルカーは
おもむろに動き出し、ゆっくりと私から“離れ始めた”。
そして徐々に速度を上げ、更に角度を増していく線路を
何事も無いように駆け上がって行った。』
どうです?考えるだけでワクワクしませんか?
まるで瀬野八越えを終えて切り離され取り残された
補機に乗っている気分も味わえます。
是非ともどこかのケーブルがこの位置に
運転台を設置し、「パフォーマンス」の如く
ケーブルカーを上下させてほしいものだと
結構本気で思っています。
(「山頂」ではなく、「麓」というのがポイント)
だって、電車や気動車の先頭に陣取って
運転士さんの一部始終を見ているのは
楽しいですよね。
そうっ、この場所に本物の運転台がほしいのです。

筆が滑ったついでですが、
最近、「体験運転」を実施する鉄道会社が増えていますが
ケーブルカーの「体験運転」は絶対に無理だろうなぁ…。

2010年10月08日 9時00分

天橋立ケーブルカーのこと

天橋立ケーブルカーというか傘松ケーブルというか
正しい名称は丹後海陸交通の天橋立鋼索鉄道です。

で、天橋立ケーブルカーと言えばやはり天橋立も写りこんだ
ケーブルカーの写真はマストということで
この写真を撮りました。
多分、私が乗っていないこの黄色いケーブルカーの方に
乗っていればもっと天橋立がはっきり見えたと思われます。
残念。

乗ったのは平成18年9月24日、「府中」発12:15。
「傘松」までの0.4キロ、僅か4分間の出来事でした。
この日、この天橋立ケーブルカーで
『“鉄道業”としてのケーブルカー』を完乗。
これで「日本の鉄道完乗」と何とか言えるようになりました。

9月当初にUPした加悦鉄道の話しの中でも書きましたが
ここを訪れる本当の目的を曖昧にして
日本三景を出汁に乗ったケーブルカーではありました。

この日はケーブルカーからも天橋立が良く見え
終点の「傘松」ではお約束の『股のぞき』をし
なおかつ下に戻ってから「天橋立」そのものも
端から端まで歩きました。

目的さえ達成すれば後はこちらのモノ。
家族から見れば必要以上に“普通の観光客”を装っていると
思われたかも知れません。まあ許される範囲でしょう。

今回からしばらく、
ケーブルカーのことを中心にUPしようと思っていますが
日本のケーブルカーのある所は全て『観光地』と言っても
過言ではありません。

通常の「乗り鉄」時に比べ実際のところ
私自身、各地で『観光』もちゃんと(?)していたことを
あらかじめここに書いておきます。

2010年06月17日 9時00分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン内部

12時過ぎ、インクライン下部に到着したところで
車内をパチリ。このようになっています。
水平で、かつ横にも随分広いことが実感できます。

30名プラス関西電力の案内の方が
一度に乗れる箱です。

椅子は、鉄道系というよりは事務所のソファーと
いったところですが、レールのある乗り物らしからぬ
雰囲気を醸し出しています。

この椅子に座り、20分も乗っていると
まるで地の底に落ちていき
2度と這い上がってこれないような錯覚に
陥りました。

それにしてもこれほど巨大なインクラインを
山をくりぬいて作っっただけではなく
そもそも黒部ダムや黒部川第四発電所の工事は
大工事かつ難工事だったことで有名です。
ご存知の方も多いと思いますが
小説・映画・テレビドラマ化されており、
昨年、フジテレビ(東海テレビ)系列で
香取慎吾さんが主演で放送されたドラマは
まだ記憶に新しいところですね。

2010年06月16日 18時10分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン交換

11:50、インクラインは多くのケーブルカー同様、
中間地点で交換しました。

交換した車両を見上げるとこんな感じです。
この車両に欅平集合チームが乗車していました。
当選した参加者同士、親近感を覚えたのは多分、私だけ。

ところで全線地中のケーブルと言えば
地元(というかお隣)の「黒部ケーブル」と
青森の「青函トンネル竜飛斜坑線」でしょうか。

まあ『工事用』というか『業務用』というか、
乗っている気分は「青函トンネル…」に近いのですね。
写真で他のケーブルとの違いが
分かってもらえますでしょうか?
人の乗っているところが水平なんですね。

多分、人を乗せるというよりは機材等の
重量物の運搬で水平の必要性があったのかもしれません。

それにしてもこのトンネルの巨大さは
それを見るだけで感動モノ。

2010年06月16日 9時00分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン

時間は11:35。
この大きな銀の箱がインクラインです。
まあ、ケーブルカーと思ってくださいというか
ケーブルカーそのものです。

黒部ダム発の場合は、
標高1,325メートルのインクライン上部から
標高869メートルのインクライン下部まで下ります。
距離にして815メートル、20分の道のりです。

因みに角度は34度とのことでした。(意外と急)
また、昭和34年から運転されています。

で、このインクライン下部に
黒部川第四発電所があります。

昨日UPした黒部ダムのことを
「くろよんダム」という人がいますが
これは、黒部川第四発電所のダムであることから
言われるようになったと聞きました。

2010年06月14日 17時56分

関西電力黒部ルート見学会 扇沢駅

平成18年6月8日(木)、仕事を終えた私は
千種駅発19:07のしなの25号に乗り、
松本で大糸線の信濃大町行きに乗り換え
信濃大町駅着22:22。(5分遅れ)
予約しておいた旅館に入ってすぐ、
翌日の「弁当」(各自持参のため)を頼みました。

宿の主人から、「山登りですか?」と聞かれたので
「黒部ルート見学です」と答えたら
「何それ?」と言われ、
相当な“物好き”と思われたようです。
※地元の人も知らない…見学会とは?

明けて9日(金)、集合場所の黒部ダムに向かうべく、
立山黒部アルペンルート
扇沢駅から写真のトロリーに乗りました。
扇沢(関電トロリー)は、平成6年7月6日以来の、
実に12年ぶりの再訪でした。

この見学会の集合場所は2箇所。
1)黒部峡谷鉄道欅平駅9時20分
2)トロリーバス黒部ダム駅10時45分

分かっていただけると思いますが
1日働いてから移動するには
2)しか実質的な選択肢はなく、
それが私が抽選に落ち続けた理由の
一つだったと思っています。

2010年03月19日 19時40分

新祖谷温泉 ホテルかずら橋Ⅱ

ジャンッ!正解はケーブルカー。

このケーブルカーで「天空露天風呂」に
向かうのです。

平成15年6月。
JR四国・土讃線の大歩危駅から
四国の名勝「かずら橋」へ
バスで目指します。とは行きませんでした。
実は、高知から乗った「南風」から
バスへの乗り替えは、バスが5分遅れたら
間に合うという状況でしたが
こういうときに限って、バスは遅れない。
やむなく駅前から、泣く泣くタクシーに乗ったところ
ものの5分も過ぎないうちにバスを追い越しました。

最新の時刻表を見ましたが相変わらずの
接続のなさというか全く考慮されていません。

話しは温泉に戻りますが、
景色と温泉は堪能できました。
また、ケーブルカーの中ですが
なかなか味わいがありますよ。
「鉄」分があればどこでも行く
稲見でした。

2010年03月19日 12時07分

新祖谷温泉 ホテルかずら橋

3連休直前&春休み行楽情報
「鉄」専用番外編です。

場所は徳島県三好市新祖谷温泉の
「ホテルかずら橋」館内。

何の写真かこれではわかりませんよね。

平成15年に行ったのですが、
泊まってはおらず、「日帰り入浴」で
温泉に入ってきました。

続く。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!