2010年10月08日 9時00分

天橋立ケーブルカーのこと

天橋立ケーブルカーというか傘松ケーブルというか
正しい名称は丹後海陸交通の天橋立鋼索鉄道です。

で、天橋立ケーブルカーと言えばやはり天橋立も写りこんだ
ケーブルカーの写真はマストということで
この写真を撮りました。
多分、私が乗っていないこの黄色いケーブルカーの方に
乗っていればもっと天橋立がはっきり見えたと思われます。
残念。

乗ったのは平成18年9月24日、「府中」発12:15。
「傘松」までの0.4キロ、僅か4分間の出来事でした。
この日、この天橋立ケーブルカーで
『“鉄道業”としてのケーブルカー』を完乗。
これで「日本の鉄道完乗」と何とか言えるようになりました。

9月当初にUPした加悦鉄道の話しの中でも書きましたが
ここを訪れる本当の目的を曖昧にして
日本三景を出汁に乗ったケーブルカーではありました。

この日はケーブルカーからも天橋立が良く見え
終点の「傘松」ではお約束の『股のぞき』をし
なおかつ下に戻ってから「天橋立」そのものも
端から端まで歩きました。

目的さえ達成すれば後はこちらのモノ。
家族から見れば必要以上に“普通の観光客”を装っていると
思われたかも知れません。まあ許される範囲でしょう。

今回からしばらく、
ケーブルカーのことを中心にUPしようと思っていますが
日本のケーブルカーのある所は全て『観光地』と言っても
過言ではありません。

通常の「乗り鉄」時に比べ実際のところ
私自身、各地で『観光』もちゃんと(?)していたことを
あらかじめここに書いておきます。

2010年06月17日 9時00分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン内部

12時過ぎ、インクライン下部に到着したところで
車内をパチリ。このようになっています。
水平で、かつ横にも随分広いことが実感できます。

30名プラス関西電力の案内の方が
一度に乗れる箱です。

椅子は、鉄道系というよりは事務所のソファーと
いったところですが、レールのある乗り物らしからぬ
雰囲気を醸し出しています。

この椅子に座り、20分も乗っていると
まるで地の底に落ちていき
2度と這い上がってこれないような錯覚に
陥りました。

それにしてもこれほど巨大なインクラインを
山をくりぬいて作っっただけではなく
そもそも黒部ダムや黒部川第四発電所の工事は
大工事かつ難工事だったことで有名です。
ご存知の方も多いと思いますが
小説・映画・テレビドラマ化されており、
昨年、フジテレビ(東海テレビ)系列で
香取慎吾さんが主演で放送されたドラマは
まだ記憶に新しいところですね。

2010年06月16日 18時10分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン交換

11:50、インクラインは多くのケーブルカー同様、
中間地点で交換しました。

交換した車両を見上げるとこんな感じです。
この車両に欅平集合チームが乗車していました。
当選した参加者同士、親近感を覚えたのは多分、私だけ。

ところで全線地中のケーブルと言えば
地元(というかお隣)の「黒部ケーブル」と
青森の「青函トンネル竜飛斜坑線」でしょうか。

まあ『工事用』というか『業務用』というか、
乗っている気分は「青函トンネル…」に近いのですね。
写真で他のケーブルとの違いが
分かってもらえますでしょうか?
人の乗っているところが水平なんですね。

多分、人を乗せるというよりは機材等の
重量物の運搬で水平の必要性があったのかもしれません。

それにしてもこのトンネルの巨大さは
それを見るだけで感動モノ。

2010年06月16日 9時00分

関西電力黒部ルート見学会 インクライン

時間は11:35。
この大きな銀の箱がインクラインです。
まあ、ケーブルカーと思ってくださいというか
ケーブルカーそのものです。

黒部ダム発の場合は、
標高1,325メートルのインクライン上部から
標高869メートルのインクライン下部まで下ります。
距離にして815メートル、20分の道のりです。

因みに角度は34度とのことでした。(意外と急)
また、昭和34年から運転されています。

で、このインクライン下部に
黒部川第四発電所があります。

昨日UPした黒部ダムのことを
「くろよんダム」という人がいますが
これは、黒部川第四発電所のダムであることから
言われるようになったと聞きました。

2010年06月14日 17時56分

関西電力黒部ルート見学会 扇沢駅

平成18年6月8日(木)、仕事を終えた私は
千種駅発19:07のしなの25号に乗り、
松本で大糸線の信濃大町行きに乗り換え
信濃大町駅着22:22。(5分遅れ)
予約しておいた旅館に入ってすぐ、
翌日の「弁当」(各自持参のため)を頼みました。

宿の主人から、「山登りですか?」と聞かれたので
「黒部ルート見学です」と答えたら
「何それ?」と言われ、
相当な“物好き”と思われたようです。
※地元の人も知らない…見学会とは?

明けて9日(金)、集合場所の黒部ダムに向かうべく、
立山黒部アルペンルート
扇沢駅から写真のトロリーに乗りました。
扇沢(関電トロリー)は、平成6年7月6日以来の、
実に12年ぶりの再訪でした。

この見学会の集合場所は2箇所。
1)黒部峡谷鉄道欅平駅9時20分
2)トロリーバス黒部ダム駅10時45分

分かっていただけると思いますが
1日働いてから移動するには
2)しか実質的な選択肢はなく、
それが私が抽選に落ち続けた理由の
一つだったと思っています。

2010年03月19日 19時40分

新祖谷温泉 ホテルかずら橋Ⅱ

ジャンッ!正解はケーブルカー。

このケーブルカーで「天空露天風呂」に
向かうのです。

平成15年6月。
JR四国・土讃線の大歩危駅から
四国の名勝「かずら橋」へ
バスで目指します。とは行きませんでした。
実は、高知から乗った「南風」から
バスへの乗り替えは、バスが5分遅れたら
間に合うという状況でしたが
こういうときに限って、バスは遅れない。
やむなく駅前から、泣く泣くタクシーに乗ったところ
ものの5分も過ぎないうちにバスを追い越しました。

最新の時刻表を見ましたが相変わらずの
接続のなさというか全く考慮されていません。

話しは温泉に戻りますが、
景色と温泉は堪能できました。
また、ケーブルカーの中ですが
なかなか味わいがありますよ。
「鉄」分があればどこでも行く
稲見でした。

2010年03月19日 12時07分

新祖谷温泉 ホテルかずら橋

3連休直前&春休み行楽情報
「鉄」専用番外編です。

場所は徳島県三好市新祖谷温泉の
「ホテルかずら橋」館内。

何の写真かこれではわかりませんよね。

平成15年に行ったのですが、
泊まってはおらず、「日帰り入浴」で
温泉に入ってきました。

続く。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!