2019年04月12日 20時52分

ささしまライブ駅を通る電気機関車。

ささしまライブを駅通過する電気機関車を見ていて感じた事。

機関車に愛称がついたのは何時のことでしょう?

EF210形式(愛称:ECO-POWER桃太郎)

EH200形式(愛称:ECO-POWERブルーサンダー)

EF510形式(愛称:ECO-POWERレッドサンダー)

EH500形式(愛称:ECO-POWER金太郎)

DF200形式(愛称:ECO-POWERレッドベア)

JRの機関車で愛称がついているのは上記5形式。全て平成生まれです。桃太郎、金太郎があって浦島太郎がないのは愛嬌として、それにしても気になります。

EF64。昭和生まれの愛称のない機関車です。EF64はよく見かける機関車ですが、そもそもは勾配線区用なので、平地で見ると私は相変わらず違和感を覚えます。

ところでどうして急にこんなことを書いているかということですが、先日撮り鉄の方と会話をしていた時に、「最近、貨物が撮影の中心だ」という話で盛り上がりました。

恐らく今、画面の前でうなづいている方がいるかも。

単純な話としては、それは「機関車」が持つそもそもの魅力だろうと思うのであります。真偽のほどや如何に。

2019年04月05日 23時49分

平成の鉄道風景。名古屋を走るEF510形電気機関車。

昭和にはなく、平成の時代になって登場した鉄道風景。

平成の時代に新しく登場した鉄道車両や、新たに開業した路線はまさしくそれは平成の鉄道風景と言えるでしょう。

そうではなく、新たな技術の開発で実現した風景であったり、昭和の時代には考えられなかった風景も実はあります。

この写真はあおなみ線ささしまライブ駅で撮影したものなので、この線の開業年である平成15年(2003年)に鑑みれば「平成の鉄道風景」であることは間違いありません。ではこの機関車EF510形は如何でしょう?勿論、この機関車が平成生まれであることは、まあその通りですが、交流区間と直流区間を直通する機関車が名古屋に登場する時代がやってきたというのは、実にエポックメイキングな出来事でした。

今日、中京テレビに打ち合わせで出かけ、帰り際にたまたまこのEF510形を見かけたのでそんなことを思いました。

2019年03月01日 16時57分

JR東海、313系トップナンバーに乗った!

今朝と言うには少々遅いが、名古屋駅を10:48発の岡崎行き普通電車に乗った。普段、313系電車に乗ってもナンバーを見ることはないのだが、座席に座ったところでふと目についた。

何とトップナンバー。これまで意識していなかったこともあるが間違いなく初乗車。

思わず一旦電車から降りる。

「Y1」を確認。Wikipediaに掲載のデータでは全部で539両なのだそうで、そのトップナンバーに出会うのは相当の運の良さだと思う。

(余談)

今日は、熱田神宮に向かうべくこの313系に乗ったのですが、普段なら名鉄を使っているわけで、これも熱田さんのご利益かな。

その熱田さんで毎月1日に開催されている「あつた朔日市(ついたちいち)」というイベントがあるのを知りました。本当に偶然の出会いで、そこで「あつた宮餅」を購入。

ここ「あつた朔日市(ついたちいち)」でしか買えないという事で、更に言えば上の3個が毎回同じで、下の2個が月替わりだそうです。

美味。

2018年08月29日 15時43分

JR東海道本線掛川駅。

今月17日、静岡県掛川市に出掛けました。

まずは昭和54年(1979年)9月16日の掛川駅。

次いで平成24年(2012年)7月28日の掛川駅。

3枚目は平成30年(2018年)7月17日の掛川駅。

一見同じように見えますが、実は平成26年(2014年)1月27日に供用が始まった新しい駅舎。

知らない人には「えっ?」ということでしょうが、駅舎の耐震化に迫られたJR東海が平成20年に建て替えを発表すると、掛川市(掛川市民)から『東海道線の各駅舎が建て替えられていく中、掛川市の顔であり、品格、風格のあるこの駅舎を将来の子どもたちに継承していくことは、私たちの責任であります。』(掛川市のHPから転載)との声が上がりました。

そしてその願いは叶い、最終的にはそれまで使っていた部材を出来る限り再利用し、元の形に復元することとなったのです。市民を中心として建て替え費用の一部は募金(掛川駅木造駅舎保存寄附金)で賄われており、何と866件6,758万4,932円が集まったそうです。(掛川市のHPを参照)

もともと数ある木造駅舎の中でもそのデザインが他の駅とは一味違う事から、私が好きな駅舎の一つだったのですが、それが以前と変わらぬ姿で残っているのは正に奇跡だと思っています。(ほんの一部だけデザインが変わっていますが、多分それに気が付く人はほとんどいない)

もっとも昭和の時代に二俣線の列車から降り、ここを通って駅の外に出た時の記憶はありません。

新幹線が停車する駅で唯一の木造駅舎。この駅舎の価値は「唯一」だからだけではなく、市民の想いにあると思っています。

一方こちらは実質、新幹線の駅と言える掛川駅南口。私にとって初めて見るその姿。北口の写真を撮影したのでこちらもパチリ。

もしも掛川駅を利用する機会があれば是非、北口の駅舎をご覧下さい。

2018年02月01日 17時15分

2月1日、DF200がいよいよ登場。

本社がささしまに移転してほぼ日課となっているのがネットでの「ささしまライブ」駅を通過する貨物列車のチェック。最近は2月4日(日)に「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ」もあるのでそのネタ探しでもあったりしました。

そうしたら今日の5282レ(四日市~松本)のところにDF200-216と出ていたので、昼休みにその撮影。

今日は会社の中からではなく、あおなみ線「ささしまライブ」駅横の超有名撮影スポットへ。4個のヘッドライトが遠くに見えた時の感想は…。一言では書けない。建物の中からではいつ来るかは通過の直前でないと分からないので寒さに負けず徒歩2分。

試運転からはや1年数か月。どうも今日から定期で走るようです。本日のこの場所での撮影者は私を入れて5名。1週間ほど前にDE10と連結されて走るDF200を見かけているので、そろそろかなという感じはしていました。

2016年10月1日の関西本線の試運転。人で溢れかえる撮影地を生まれて初めて体験したのがこの列車でした。

こちらは2016年6月12日の函館本線野田生駅。北の大地が似合うと思っていたDF200形でしたが、名古屋にもこの「赤」は似合いそうです。

2017年12月10日 14時44分

奥飛騨名物/ガッタンゴー(4)「君の名は。」と「笹すし」。

11月3日の昼食。JR東海の在来線では車内販売がありません。そのため、往路では1715C(美濃太田発下呂行き)で11:18に下呂駅到着後、乗継の25D「特急ひだ5号」が出発する11:33までの15分間が昼食を調達するチャンス。

こう書くと大仰な感じですが、下呂駅では駅弁の販売はなく、駅近くにコンビニもありません。そこまでは承知の上でとにもかくにも駅外に出てみるも、周りには見事にお土産屋さんしかない。そこで“飯もの”は無いにしても何か食べるものはあるだろうと足を踏み入れたところ、「特急ひだでは車内販売なし」の売り文句で売っていたこの「笹すし」を購入できました。地元の名物ではあるもののお土産屋さんはさすがに承知しているのだ。

 

素朴な笹すし。もう少し身が大きいといいなあと毎度思う。

久々野を出て分水嶺である宮トンネルを抜け、飛騨一ノ宮駅を目指して下ってゆく。車窓にこの風景が見えると『飛騨』に来た実感が湧きます。勿論、それまでも『飛騨』を走ってきてはいるのですが…。一方、名古屋に帰る時は「さようなら、飛騨。」という気分になります。

駅舎が新しくなった高山を通り過ぎ、飛騨古川着は12:42。

まず目指すはこの跨線橋。

お立ち台には先客あり。そして私も含め、結構な入れ代わり立ち代わり。鉄道ではなく、車で来ている人も多いのでしょう。

映画「君の名は。」を見た時に不覚にも目頭を押さえたことを思い出しつつ…。というか映画を見た時に、どうしてこの角度の映像なのだろうと思っていたら、こんな橋が出来ていたとは平成29年の1月まで知りませんでした。

この貼り紙に納得。

2017年12月09日 14時42分

奥飛騨名物/ガッタンゴー(3)下呂駅。

飛騨金山~焼石間。

ここ飛騨金山~下呂間の渓谷は中山七里とも呼ばれ、飛騨川に沿って走る高山本線の車窓のハイライトだと私は思っています。かつての国鉄時代、急行や特急では、中山七里の景観を紹介する案内放送もありましたが、今はどうなのでしょう?ワンマンの普通列車ではそうした案内放送がないことを今回、確認しました。帰りの特急列車では、、、寝ていました。

4715Cの下呂着は11:18。普通列車の旅はここまで。ここからは「ひだ5号」(名古屋発飛騨古川行き)に乗車(下呂発11:33)し、先を急ぎます。

何せ次の普通列車は13:56発。それではこの日のガッタンゴーの出発に間に合いません。

駅を出てしばし散策。

多分、25年は降り立っていない下呂駅。プライベートでも仕事でも、そもそも鉄道で来たことが殆どない。

15年ほど前に下呂の温泉旅館から生中継したのは覚えているが、移動は往復とも会社のマイクロバスだった。確実に下車したのはキハ85系が運用を始めて暫くの頃、知人から「キハ85系で行く下呂温泉で昼の宴会」に誘われて以来だと思う。

ということもあって、これがその当時にあったとしても覚えていないのもむべなるかな。でもこうしたオブジェは観光地の入り口としては良いと思う。

さて閑散期より2両増結で9両編成の「ひだ6号」。下呂で乗客が入れ替わることを見通し、珍しく自由席に乗車。2/3程度の席が埋まっており、海外からの旅行者もいてインターナショナルな車内。

2017年12月08日 20時41分

奥飛騨名物/ガッタンゴー(2)下油井駅。

さて鵜沼から下呂までは普通列車で移動し、そこから特急に乗り換え「君の名は。」の駅に向かいます。

鵜沼発9:32の美濃太田行き3709Dに乗り、続いて美濃太田9:57発の4715C下呂行きに乗車(写真の左側の車両)。キハ25形のクロスシート車。ロングシートだったら風情に欠けるとか(勝手に)思っていたので、ホッとしたというのが本心です。

長良川鉄道は最近、乗っていないなあ。1月から『観光列車「ながら」×岐阜舞妓のおもてなしで極上旅』というイベント列車があるようで、興味はあるもののまだ予定が立たない。

下油井着10:35で発は10:50。ここで2本の列車と交換。まずは4712C(下呂発美濃太田行き)。10:38に到着。

山間(やまあい)の駅で普通列車同士が行違う風景も、キハ25形、75形と言った3扉車の時代が来るとはほんの数年前までは思いもしませんでした。

ちょっと暇になったので自撮り。

続いて「ひだ6号」(富山発名古屋行き)の登場。参考までに先発の4712Cは白川口で15分停車し、「ひだ6号」に道を譲ります。高山本線は駅の交換設備は勿論、信号所も廃止になってはおらず、それでも長時間停車があるというのは考え方によっては単線の典型と言えます。

それにしても列車番号の「****C」の「C」というのはまだ馴染めない。その内に慣れるとは思うけど…。

2017年10月17日 20時36分

英国からのお客さま@豊橋(4)乗り鉄。

この日、24名の参加者の内2名から、豊橋駅から豊川駅までJR飯田線に乗り、その後名鉄豊川線の豊川稲荷から国府経由で豊橋に戻る乗り鉄に出かけたいとのリクエストがあり、それのアテンドもしました。

まずは豊橋駅から飯田線に乗車。(「JAPAN RAIL PASS」を利用)

名鉄豊川稲荷駅に移動。ここからは鉄道パスが使えないので切符は自動券売機での購入ですが、「豊橋」という漢字は読めないので、路線図で豊橋駅の位置を示し、料金を伝えました。また紙幣を入れる場所に少し戸惑ったようでしたが、海外では紙幣の使える自動券売機は少数派かも?

乗車する電車を撮影して乗り込みます。

英語の地図を参考に、1時間程度でこうしたルートが取れるだろうと考えての行程とのことでしたが、まあ少し時間があれば、私もそうしたことをやっている訳で、私にとっても楽しい時間を過ごすことが出来た次第。

2017年08月29日 15時19分

JR東海の軌陸車

今日(8月29日)の昼下がり。12時15分頃。

会社から下の線路を見ていたら、何と軌陸車が走っていく。

毎度様々な車両を見ているので、何が来てもそれほど驚かないがさすがにこれは別格。

クレーン車を挟んだ堂々の3両編成。(クレーン車は台車に乗せられているようでした)

留置線でストップ。

何が始まるかと思いきやいきなりクレーンを延ばし始めた。

そして線路に沿って置いてあった架線ビームを吊り上げ、どうやらそれを設置する模様。

ほぼ毎日見ている風景にも関わらず、ここに架線柱が建っていたとは気付いていなかった。

ここまでで私の時間切れ。昼間に軌陸車が動く(仕事をする)姿を見たのは間違いなく初めて。

ひょっとするとこの留置線を電化するのかな?それにしてはこの場所から名古屋駅方面に架線柱は今のところ見当たらず、詳細は不明。いやあ驚きました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!