2011年07月13日 18時48分

近江鉄道の旅(1)名古屋を出発、目指せ!貴生川。

雑誌でも取材から掲載が2か月以上遅れることはあまりないはず。
で、今更ながらの5月4日(水)の私の行動をUPします。
題して「近江鉄道の旅」ですが、近江鉄道に辿り着くまでにも
相当な回数を要することになりそうです。先に釈明しておきます。

実は5月4日と5日に『近江鉄道発「三陸鉄道」支援の手』という話題で
2回UPしており、近江鉄道を訪れた目的はその通りなのですが、
その際、折角なのでということで近江鉄道(除く八日市線)を乗り直しており、
今回はその記録ということでご理解ください。

ということで、話しはJR東海「名古屋駅」からスターとします。
乗った電車は4311M「名古屋」発8:13「亀山」行きです。

休日とあって乗客も多く、立っている人もいました。
私は少し早めに名古屋駅に着いたこともあって、余裕で座りました。
まあ、この日の長丁場を考えればここで立っているわけにはいきません。

四日市駅では下段写真の入替用DL(山九株式会社の名前がありました)を
見たりして、のんびりと各駅停車の旅を楽しんでいました。

(余談)
目的は分かりませんが、私と同様の明らかに「鉄」の方が何人か
車内にいました。どこへ行ったのでしょうか?
えっ、何でそんなことが分かったかって?
それは、四日市駅停車中に、私同様このDLの写真を撮影していたからです。

2010年09月12日 18時58分

快速「そよ風トレイン117」2号車乗降扉

快速「そよ風トレイン117」2号車
『ウィンディスペース』乗降扉です。

扉は開放され、ここから『そよ風』を取り入れており
飯田線の心地よい風を、心行くまで楽しめそうです。
※飯田線の沿線を知っているから余計にそう思います。

今年は、この電車が運転され始めてからとにかく暑い日が続き
豊橋近辺では“生温かい”というより“熱風”だったでしょうが
新城以北ではさぞかし気持ちよい『そよ風』だった
ことでしょう。
まあ、雨が降ったら降ったら大変だったでしょうが…。

実際に乗っていないので、この扉の場所に立ったら
どんな感じになるのかは分かりませんが一点。
安全対策もあって格子の間隔を狭くとっているのでしょうが
もう少し間隔を広げられないだろうかと見た時は思いました。
※特に上段。

何れにしろトロッコ列車ではなく、
「電車」でトロッコ気分を満喫し“風”を楽しむのは
面白いアイデアと思いますし、
JR東海にも電車をどうやって活用するかという点で
遊び心を持った人がいるものだと感心しました。
この電車が少しでも飯田線の利用客増、収入増に繋がればと
切に願っています。

2010年09月12日 9時00分

快速「そよ風トレイン117」を見かけました。

既に古い話題で恐縮です。
(書くのを止めようかとも思いましたが書くことにしました)

8月の出来事でしたが、名鉄電車に乗ろうとして
豊橋駅の3番線に急いでいたら
突然、1番線に停車中の快速「そよ風トレイン117」が
私の視界に入ってきました。
●この快速の豊橋駅着は15:01。全くの偶然でした。

「飯田線秘境駅ツアー」の大ヒットに気をよくして
今や急行「飯田線秘境駅号」も運転される飯田線。
※「秘境駅ツアー」は5月6日からこのブログでも紹介。

JR東海が、更に思いもよらぬ力技を発揮し、
「鉄」の方に人気の117系を大改造した車両を
飯田線に投入してきました。

既に各方面でこの車両は紹介されているので
改めて述べるまでもありませんが私なりに一言。
と言っても、豊橋駅で偶発的に出会っただけであり
しかも車庫に戻る直前で時間も少なく
単に私の印象と思ってください。
●豊橋駅1番線を15:06に出ていった。

1)117系の改造…目の付け所に拍手。
2)2両目(2号車)のウィンディスペース
  …木製ベンチは、なかなか良いと思うものの
   ベンチの枠にもう一工夫あればなお良かった。
3)指定席部分の広大なテーブル。
  …日本でこれほど大きな座席間テーブルを
   見たことがあっただろうかと言いたくなるほどで
   お弁当を広げても、十分な余裕があり
   これは花丸をあげたいと思った。
   全席指定で、かつ「ゆったり」を楽しむ電車は
   かくあるべし!

2010年08月17日 9時00分

国鉄117系引退へ

117系は私にとってはJRというより、やはり国鉄。

昨日、家に帰り中日新聞の夕刊を広げたら
「旧国鉄のエース 引退へ」の大見出しが
目に飛び込んできました。(14面)
そしてその横に控え目な「JR東海117系」の
小見出しがあり、昭和世代の心がわかる記者さんが
書かれた記事と思った次第です。
※中日新聞のWEB版にも出ています。
 購読されていない方はそちらで。

記事を読む限り、要は313系の増備で117系が
姿を消していくということで、
ついにこの話題が一般紙に登場するタイミングになったかと
思った次第です。

ところで写真は、昨日の18:12頃、
熱田駅の留置線から出てきた
2539F金山始発18:14、快速米原行です。
たまたま所用で出かけた帰りに、
熱田イオンの直ぐ南にある跨線橋を渡り終えたところで
丁度ドンピシャのタイミング。
早速、カメラを出して撮影しました。

中日新聞の記事は全くの偶然なのですが
今思おうと、この時私はきっと
117系に呼び止められたのでしょう。

2010年05月12日 9時00分

飯田線 秘境駅の旅・千代駅

「飯田線秘境6駅探訪の旅」は
秘境駅ランキング第13位の「金野」駅に
10分停車した後、2分かけて
同じく第38位の「千代」駅に
14:48に到着しました。
「千代」駅は、写真の通り
山間(やまあい)の小さな駅。
“山郷”(やまさと)ではなく、
山間の方がしっくりくる感じです。

正直、人のあふれた秘境駅の姿には
複雑な気持ちにならざるを得ませんでしたが
このようなツアーでも無い限り
私は多分、「秘境駅」を目指すことは
無かったと断言できます。

個人的には、できればトロッコ列車で
なおかつ秘境駅の停車時間をもう少しとり、
ツアー参加者がせめて100人未満であれば
本来の『秘境駅』を楽しめたのではと思いますが、
それはそれで採算面で難しいかも…。

まあでも、全体的には楽しめたツアーでした。
最後に「秘境駅」という
鉄道趣味のジャンルを切り開いた
牛山隆信氏に敬意を表します。

「飯田線秘境6駅探訪の旅」完

2010年05月11日 8時03分

飯田線 秘境駅の旅・弁当(夕食)

「飯田線秘境6駅探訪の旅」の帰路に
夕食用に配られた弁当です。

中部天竜駅近くの旅館「龍峡亭」さんが
このツアーのために作っているとのことで
「こいの契り丼」と名付けられていました。

こちらも地元の特産品が盛り沢山で
「鯉」「信州豚」「お多福豆」「塩いか」などなど
魅力的な内容となっていました。
*一見地味ですが、私は満足しました。

壷屋の弁当もそうですが
掛け紙もこのツアーに合わせたオリジナルで
秘境駅のイラストや
飯田線を走る電車の写真がデザインされ
気合十分でした。

2010年05月10日 9時04分

飯田線 秘境駅の旅・弁当(昼食)

昼食は、豊橋の駅弁屋・壷屋の
「魅惑の飯田線秘境駅オリジナル弁当」が
配られました。

豊橋駅でも11月30日まで販売されているそうですが
読売新聞の記事によれば
ゴールデンウィーク中は連日完売だったとの事。

地元の食材を生かしており
豊橋が生産量日本一となる
*「ウズラの卵」のフライ
*「大葉」のはんぺん
をはじめ、お約束の「いなりずし」が入るなど
工夫を感じる内容でした。

一つ1000円ですが、楽しめるのではないでしょうか?
惜しむらくは量が少ない。
女性には良いのでしょうが
男性には少し物足りないでしょう。

それにしても、JR東海や飯田線の地元の
『秘境駅』にかける意気込みを感じます。
地元の活性化の一助に
「利用客」の殆どいない駅が役に立つとすれば
これほど皮肉な話しはないというのが
私の感想です。

2010年05月09日 9時46分

飯田線 秘境駅の旅・田本駅

秘境駅ランキング第30位の
「中井侍」駅、
同じく第32位の「為栗」駅を
それぞれ10分間ずつ見学し、
14:14にランキング第4位の
「田本」駅(写真)に到着。

分かりますか、この人、人、人。
秘境駅に停車するごとに
165人+添乗スタッフの
民族の大移動。
さすがゴールデンウィークです。
ホームが基本的に狭い秘境駅に到着するたびに
どこもこの状態。
広大な自然と澄んだ空気は堪能しましたが
「ゆったりとした時間」は堪能とは
ほど遠い状況でした。

ではどんな人が参加していたのか?
私が見た限り、
1)私の様な「鉄」⇒少数派
  *奥さん同伴を含む。
2)「鉄道好き」の子供のいる家族連れ⇒少数派
3)ありきたりな旅行に『飽きている(?)と思しき』
  高齢者⇒圧倒的に大多数
そうなんです。
このツアーは“普通”の日帰り旅行。
私は完全に読み違えていました。
逆に上記1)に分類される「鉄」の人の動きに
違和感があったくらいです。
その分かどうかは分かりませんが
ホームをダッシュする人もいなければ
電車の発車時間ギリギリまで
撮影で粘る人もおらず、
「秘境駅」号は、最後まで定時運転でした。

2010年05月08日 9時06分

飯田線 秘境駅の旅・小和田駅

行き違いで運転停車はするが
特急停車駅を通過するという
まるで貨物列車の様な「秘境駅」号は
12:30に本日の初秘境駅「小和田」駅到着。
ここで20分間の停車。

牛山氏の秘境駅ランキング第2位。
秘境駅中の秘境駅。
『This is 秘境駅』です。
今更言うまでもないことですが
昨今は秘境駅で注目を浴びていますが
そもそも皇太子殿下の御成婚で脚光を浴びました。

私は、かって乗った電車がこの駅に
停車したことはありますが
その当時は、山間の「誰も乗り降りしない」駅と
いうだけで何の感慨もなく、
一方で、「秘境駅」と言う言葉が生まれてみると、
小和田駅に『降りただけで感慨もひとしお』と
思える自分は、情けないほど人に
影響を受けやすいタイプと実感しました。

2010年05月07日 9時00分

飯田線 秘境駅の旅・新城駅

「秘境駅」号、新城駅に10:22到着。

ここで特急「伊那路1号」に追い越されます。
新城駅のホームが旅客列車で埋まったのを
初めてみました。

まして373系の揃い踏みも
なかなか見られるものではありません。
*一番右が「秘境駅」号。
「ありがたやありがたや」と
思わず手を合わせそうになりました。

この後、東栄駅、大嵐駅に停車し
特徴のある駅舎の見学を行いながら
いよいよ秘境駅に突入です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!