2018年07月16日 20時24分

観光列車「つどい」(3)内部のレイアウトは変わっていませんが…。

湯の山温泉駅到着でやっとのことでじっくり新しくなった「つどい」と向き合います。車体色は以前の「つどい」とのあまりもの違いに正直ついていけない程ですが、ただこのシックな装いも、以前との比較をしなければ私個人としては素敵なデザインだと思っています。

車内の座席等の備品、レイアウトは変わっていませんが、以前が小さなお子さんのいる家族連れのための小さな遊園地だったとすれば、今の雰囲気は大人の遊び場と言ったところでしょう。

3号車。内装が変わったので印象は大きく異なります。と言っても以前のつどいに乗ったことが無いので、あくまでも写真で見た範囲での比較です。

※「こども運転台」は健在です。

2号車。このスペースを生かしていろいろなイベント展開が出来そうです。

バーカウンターでは菰野町の特産品販売あり。

1号車の写真は、湯の山温泉駅到着時に私も撮影しているのですが、鉄友Nさんが近鉄名古屋駅で撮影された写真の方が、発色が良かったのでお借りしました。

それはさておき、カーペットの色がガラッと変わったことで「風のあそびば」は、モダンな大人の寛ぎの空間に脱皮したと言えば言い過ぎでしょうか?話は飛びますが、椅子の色を最初に見た時はボルタリングのホールドを連想し、一つ一つに手をかけて前をてっぺん(前方)を目指して進みました。

2018年07月15日 21時34分

観光列車「つどい」(2)リアル謎解きゲームは苦難の連続。でもはまる!

リアル謎解きゲーム列車「湯の山秘密鉄道と伝説の折鶴」。この列車はこの7月14日(土)から2019年2月28日(木)まで行われる『~菰野町と近鉄が湯の山温泉を盛り上げます~近鉄エリアキャンペーン「開湯1300年 ゆこうよ 湯の山」』のイベントの一つで9月2日まで運転されます。

乗車とともに謎解きキットを渡され、名古屋駅を出て直ぐにゲームスタート。最初はこんな写真を撮っているほど余裕をかましていました。事前の検索で、相当に難しいとは分かってはいたもののそこはそれ電車の中でのゲームだから何とかなるだろうと高をくくっていたのです。そしてそんな根拠のない自信はこの表紙を開けたところで無残にも砕け散りました。

近鉄名古屋駅を出発し、外の景色どころか車内の移動はゲームを解くためであり、乗り鉄として楽しむなぞ1mmもありませんでした。今回の乗車の目的の一つであった名古屋線から湯の山線への渡線体験も視界に入らず、当然記憶にもありません。近鉄四日市駅で進行方向が変わったのを知ったのは動き始めた、その時でした。

この列車に乗車していた知人たちの知恵を借りながら最終的に、湯の山温泉駅到着の11:22の直前に「おめでとう」に辿り着きましたが、私一人では惨敗していたでしょう。途中でギブアップした方も結構おられたようです。

同種のゲームの展開を知っていればその知識が多少役に立ったのかも知れませんが、それにしてもここまで夢中になってはまるとは思ってもみなかった!

ゲームの内容はここでは書きませんが、途中の段階で答えが先に分かっても…。

さてふと気づけば、外から風が入ってくる。格子の部分が開いているのですね。

外から見るとこの部分。デザインとしても良い感じ。

湯の山温泉駅では菰野町の「僧兵太鼓」のお出迎え。観光列車の到着らしさ全開。名古屋から1時間少々でとっても“旅気分”。

ホームでは電車の撮影大会の始まりです。やっと3両の全貌が見えました。

2018年07月14日 22時45分

近鉄のリニューアル観光列車「つどい」(1)湯の山秘密鉄道と伝説の折鶴。

南米・ペルーの旅行記はしばしお休みします。

近鉄の観光列車「つどい」がリニューアルし、本日(7月14日)から営業運転を開始という事で早速乗ってきました。目的地は湯の山温泉です。

列車券の購入は発売日の6月14日(木)。定員48名という事で、平日とはいえ会社帰りの夕方なので買えないのではないかと言う一抹の不安を抱えていましたが、無事私の手元にやってきました。

で、何番線から出るのだろうかと思っていたらよもやの4番線。10:06発という時間帯を考えれば、確かに4番線だろうと容易に推測は出来たはずなのですが、3両編成の4番線発は珍しいのでは?

名古屋駅への入線は10時。

人出の予想をしていたこともあり、そこに参加するのは止めることにして結構ギリギリの時間に行ったのですが、この場に立ってみればやはりいろいろ撮影したいと思うのが人情。結局遅掛けにその輪に参加。だったらもっと早く行くべきだった。

『開湯1300年 ゆこうよ 湯の山』車体にはこんなデザインのイラストあり。

湯の山温泉は実は歴史のある温泉なのです。そう言えば取材で出かけた際、「湯の山温泉は千OOO年前からある…」と言った様な紹介を毎度していた記憶あり。

ということでテープカットには湯の山温泉のある三重県菰野町の石原正敬(いしはらまさたか)町長もおられ、

名古屋駅出発後に車内で記念写真を撮らせて頂きました。

菰野町観光協会公式キャラクター「こもしか」くん。出発直前までホームで愛嬌を振りまいていました。

そして10:06。いざ湯の山温泉に向けてリアル謎解きゲーム列車は出発。

唐突に「リアル謎解きゲーム列車」と書きましたが、このゲームが私の鉄道趣味人生でも珍しいというか“苦難”の幕開けとなったのです。続く。

2018年06月26日 16時00分

祝!近鉄名古屋線全通80周年。

1938年(昭和13年)6 月26 日、近鉄の前身である関西急行電鉄が、桑名~関急名古屋(現・近鉄名古屋)間を開通させ、近鉄名古屋線/参急中川(現・伊勢中川)~関急名古屋(現・近鉄名古屋)間が全線開通しました。そう!今日は80周年の節目の記念日なのです。

という事で昼の休憩時間を使って記念入場券を買いに出掛けました。


平日の午前10時の発売開始なので、販売数は多くはないもののまあ売切れていることは無かろうと予想し、まずは近鉄名古屋駅へ。

近鉄名古屋駅で記念入場券を買い、続いて急行電車で近鉄蟹江駅へ。

今回は2駅で買うとセットになるタイプ。

裏面も2駅で一枚の地図となります。

会社を出てから戻るまで約1時間。会社が近鉄沿線にあるおかげ。以前の昭和区に会社があった時なら入手を諦めていたでしょう。

2018年04月25日 17時10分

旧伊勢鉄道廃線跡巡り (6)昭和30年までは近鉄名古屋線でした。

今回のハイキングでは最後の見所。線路跡です。ある意味正しい廃止された線路用地の使い方。

今回回った場所の一覧。高田本山駅から江戸橋駅まで5.1キロ。ゆっくり歩いて1時間半。正確に言えば私の場合ですが9:57に出発し、11:27に到着しました。出発時は受付時間の関係で時間の制限がありますが、到着時間に制約がないこともあり、途中で弁当を広げている方もいて、確かに「ハイキング」。

電車が来れば撮影。江戸橋駅北側の踏切です。

江戸橋駅舎。この江戸橋駅は大正6年(1917年)に、(旧)伊勢鉄道の手で開業されており、昨年が開業100周年でした。

ところで今回の廃線跡巡りですが、実は昭和30年(1955年)まで、近鉄名古屋線として使われていた線路跡を歩いています。

加えて言えば、先の「一身田町駅」は、開業後暫くして「高田本山駅」と改称しており、今回のハイキングのスタート地点「高田本山駅」は昭和30年の白塚駅~江戸橋駅間が、現在のルートに変更された時に出来た(移転した)駅なのです。知れば知るほど面白い廃線跡巡り。

江戸橋駅南側で撮影。時間の関係で1本のみ。

江戸橋発11:42の急行近鉄名古屋行きに乗車。で、その電車の案内は反射があって写真ではほぼほぼ何が書いてあるのかは読めませんが、それが撮影した目的ではなく、その下の「近鉄長島駅」の臨時停車。「なばなの里イルミネーション」対応なのですが、「なばなの里」のホームページでも道路混雑時は「近鉄長島駅」からバスのルートは推奨されています。

これにて3月25日(日)の鉄活報告終了。皆さんの身近なところにも意外と廃線跡があるかも?ですね。今回は付け替え区間ですが、名鉄で言えば名古屋市内の堀田駅~呼続駅間が開業時と現在でほんの少し異なるルートを走っており、今、現地を歩いたとしてその痕跡は見つけられるのでしょうか?よしっ!いつか歩いてみよう。

2018年04月24日 17時08分

旧伊勢鉄道廃線跡巡り (5)水路橋脚跡

(現)伊勢鉄道の線路からほど近い(旧)伊勢鉄道の線路跡。なぜ断言できるかと言えば、田の中に明らかに違和感のある直線であったり、緩やかな曲線のあぜ道とは言えない道路ともつかない存在があることによります。ただこれまでの経験で言えば、廃線となり、暫くすると区画整理で線路用地が跡形も無くなることも多く、不思議と言えば不思議です。

側溝(という表現をお許しください)に煉瓦。

大正時代の鉄道の敷設方法を垣間見ている感じ。

「川」を渡る橋はイメージがし易いですが、水路の橋の跡はこれまで見たことがあったっけ?

水路の橋の跡巡りはここで終了。高田本山駅を出て、北方向に出た後、伊勢鉄道の高架橋の方面へぐるっと回りここまでで3.4キロ。

2018年04月23日 17時05分

旧伊勢鉄道廃線跡巡り (4)一身田町駅跡

大正4年(1915年)に(旧)伊勢鉄道が開業した当時の南の終点、「一身田町駅」跡。今は変電所になっています。

廃線跡巡りをしていますと、かつての痕跡が全くない場所はよくあります。その場合、ここに鉄道が走っていた、ここに駅があったと歴史ロマンに浸るパターンが私の場合は多いのですが、今回のこの場所について言えば、周辺に民家も少なく、この後に津市内まで開業するまでは鉄道経営は大変だっただろうなあと思った次第。

と書いていて、ここで足を止め、写真を撮影しているハイキング参加者が見当たらないことに気づく。

などともっともらしいことを書きましたが、浄土真宗高田派総本山専修寺への足としては、今の近鉄高田本山駅よりも近い場所にあり、恐らく開業時は善男善女の参詣客で賑い、ここに終点があることは理にかなっていたのでしょう。

※ここは変電所ですので目立つことは目立つので、その存在を探すのは難しくはないものの、この写真を撮影した場所に辿り着く道が細く、分かり難いのが難点です。

今回のハイキングで道を探す最難関ポイントでした。もっともう回路(別の道)はあるので、必ずしも案内されたルートに従うことは無さそうです。

2018年04月22日 16時59分

旧伊勢鉄道廃線跡巡り (3)水路橋脚跡

きっと大正時代にもここに田が広がり、そのための水路が張り巡らされていたのでしょう。その名残の橋脚跡があり、皆さん、興味津々でちゃんと見ておられます。

思ったよりも立派。

当時と今の水路との比較をする術はありませんが、多分、同じような規模だったのでしょう。

あまり花が詳しくないのですが、ちょっと気になり撮影。大正時代にもあったのかな?

真っすぐ続く如何にも線路跡が田になった場所?の向こうにも水路橋脚の跡が見える。

ちゃんと調べたら郷土史の大家になれるでしょうか?いやいやそうした地道なことを続ける根気は私にはありません。こうして見て、「へーっ」と思うのが精一杯。

(現)伊勢鉄道のローカル列車。そう言えば私がこれまで撮影してきた写真の中に、伊勢鉄道の車両の写真は無いかも。

昭和の伊勢鉄道と大正時代の伊勢鉄道の競演。

2018年04月21日 16時56分

旧伊勢鉄道廃線跡巡り (2)志登茂川橋脚跡

(現)伊勢鉄道を行く快速みえ。

北部運動広場、津市北部市民センター、三重武道館が並んでいる場所のほぼ南側。やはり航空写真で確認できる橋脚跡。

それにしてもよく残っているものだと驚き。今回、このハイキングに参加していなければ、一生知らずに過ごしていた。間違いない!

上流側は三角になっています。こうした形式の橋ってどれほどあるのでしょうか。もっともこれまで気にしたことが無かったと言えばその通りです。

橋脚跡の南側。如何にも鉄道の線路跡と言える光景がそこにあります。

そもそも廃線跡巡りはあまりする方ではありませんが、一般の方(鉄道ファンではないという意味)向けのハイキングに「廃線跡巡り」のあることが驚きです。ただ単に自然(季節)を楽しむというよりは、知的好奇心をくすぐる要素を入れたハイキングはよくありますが、そこに「鉄道」、しかも「廃線跡」というかなりレアなカテゴリーがあることに驚くのは私のような鉄道を趣味に持つものの逆の偏見かも知れませんね。

2018年04月20日 16時53分

旧伊勢鉄道廃線跡巡り (1)横川橋脚跡

(旧)伊勢鉄道は、現在の第三セクター鉄道としての「伊勢鉄道」ではなく、『旧』だけあり、大正4年(1915年)に一身田町駅~白子駅間を開業させた鉄道。その後、路線を南北に延ばし、大正15年(1926年)に伊勢電気鉄道に改称し、最終的に近畿日本鉄道となっています。

近鉄名古屋駅を9:25発の「伊勢志摩ライナー」。

津新町発近鉄名古屋駅普通電車の左側が最初の目的地。

横川の中に何かがある。

よく見れば確かにここに橋が架けられていたことが納得出来ます。ぽかぽか陽気というより暑い!ので上着を脱いでのハイキング。

場所は津市/北部運動広場の野球場の直ぐ東北方向。

航空写真でもこの橋脚跡は確認できます。それにしても航空写真は便利。特に今回のような場合にはうってつけです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!