この9月10日(日)は近鉄主催の「新線を歩こう!伏屋駅高架完成記念ツアー」に参加していました。
さてこのツアー。ツアー名となっている伏屋駅の高架区間を歩くのが第一の目的ですが、近鉄の主催だけありそこはファンの気持ちを十分汲み取り、その前後にマニア心をくすぐる仕掛けがたっぷり。ということで私の「行きたい!」という思いが通じたのか、何と売り出し初日に近鉄名古屋駅営業所に行くことができ、無事参加と相成りました。因みにキャンセル待ちの方や、そもそも参加をあきらめた方も多数と聞いています。
集合は近鉄名古屋駅正面改札口前に10:30。
まずは11:07発の貸切列車で冨吉駅に向かいます。
乗ったのは鳥羽始発で近鉄名古屋駅到着11:03の急行列車の冨吉車庫に入庫する回送列車。5番線入線時には既に「貸切」表示で、6両編成の内、私たちツアー参加者が乗車するのは後尾の2両でした。
近鉄に乗ればいつでも見られる風景なれど、貸切列車から見れば何となく新鮮なのはなぜだろう?
関西本線のDD51牽引の貨物列車と並走。まあご愛嬌ということで…。
名古屋への戻りは鳥羽13:02発の伊勢志摩ライナー。ちゃんとデラックスシートを押さえていました。
夏休み中の日曜日とあってかなかなかの乗車率。車内の写真を撮影するのは断念しました。
14:37、どうしても撮影したかった近鉄名古屋駅の風景。アーバンライナーか伊勢志摩ライナーでしか撮影できないアングルです。
細かいところですが乗務員室の仕切りのガラスにある「ISE SHIMA LINER」の文字も込みで狙っていました。
ところで先頭車/展望お立ち台からの乗車中の写真がない理由。それは往路のビールの影響でお昼寝タイムだったということではありません。いつもなら、例え私の家族が同乗していたとして、冷たい視線を浴びつつも先頭車でかぶりつきの時間を過ごすのですが、今回は子ども達が入れ替わり立ち代りその場にいたため、夏休み限定の大人の対応として私はその方たちに譲ったのです。まあ長く鉄道趣味を続けていればそんなこともあります。
名古屋駅を出て戻るまでのおよそ5時間のミニトリップ。持つべきものは友ですね。Fさんに多謝。
(余談)
今回の写真は(1)と(2)の一部は一眼レフで撮影していますが、それ以外は携帯カメラで撮影しています。恐らく数年前ならコンデジで撮影していたでしょう。自分の“記憶”用として、またA4サイズより大きい写真用紙に印刷することを想定しなければ画質としてはこれで十分かと思っています。
ただ撮影時の気構えは1眼レフの方がシャキッとするのは確かです。
松阪駅を通過した直後の11:30頃、「しまかぜ」は急停車。踏切支障報知装置が作動したとのこと。この写真の踏切でそれが作動したということではありませんが、何か状況が分かればと撮影しました。
青信号で停車する電車に乗っているのはあまり気持ちの良いものではありません。
暫くして安全確認が終わったということで運転再開。どうやら事故があったのではないことが分かりホッとしました。
宇治山田駅構内の進入速度は23キロ。
宇治山田は定刻なら11:42着でしたが11:46の4分延着。ここでかなりの方が下車されました。
(追伸)
今回のこの記事は、このブログで3000回目のUPです。
思えば2010年2月26日に初投稿。
お題は「500系ラプソディー」。
長くもあり短くもあり。これからもこのブログは続けていきますので皆様、よろしくお付き合い下さい。
10:25、定時で「しまかぜ」出発。
モニターには先頭車の前面展望が走行中ずーっと映し出されていました。(モニターの映像サービスは実は前面展望以外にもあるのですが、私達の選択肢はこれしかありませんでした)
名古屋駅のポイントは時速19キロで通過。フムフム。
米野の辺りまでは大体その程度のスピード。名古屋駅を出て地上に出るまでに結構ゆっくり走って時間がかかるのは分かっていたものの「そういうことだったのか」等と膝を打つ。
11月中旬から毎日通うことになる新社屋を左手に見て一路賢島へ。
このボタンを押すとアテンダントさんが来てくれます。でもむやみやたらに用も無いのに押すのは厳禁です。と、自分を戒める。
朝から乾杯。個室だと何の気兼ねも無く楽しめます。少し恥を知るオヤジ達3人。
個室入口のドア。これがまたいかにも個室の乗っている感があり良い気分。
ところでこの個室の良さですが、思っていたより「広い!」ということもあるのですが、私にとって何よりなのは靴を脱いで掘りごたつ風の席に座っていること。寛げます。
赤ちゃんとかがはいはいしても大丈夫で、小さなお子さんのいる家族連れにはうってつけの気がしました。
「しまかぜ」3号車のこの大きな窓の席に1度座ってみたかったんですね。何せ一編成に1室の和風個室。いままで3度しまかぜに乗っていますが、個室は初めて。
洋風個室もあるのですが、どちらかと言えば乗ってみたかったのは和風の方。「ななつ星in九州」の乗るよりも嬉しいかも?って、そもそもななつ星は諸般の事情で無理。手の届く贅沢はやはりこの和風個室です。そうそうっ、奥にあるモニターは今回の旅の大切な要素です。今はその存在だけ覚えてください。
いよいよ入室。かつて生まれて初めて乗った飛行機のビジネスクラス並みのワクワク感があります。
本日のチケット。4名乗れるのですがこの日は3名。
特急券の席番がどんな風になっているかが興味津々でしたが、思いもよらぬ数字表記。何も知らなければごくごく普通の指定席券です。成程ね、と1人で納得。
ある日のこと、鉄友のFさんから「和風個室が取れちゃいました。一緒に乗りませんか?」とのメールを着信。勿論2つ返事で「行きます。」と浮かれて返信。あまりに個人的なことで申し訳ありませんが、この「取れちゃいました。」という言葉ですが、彼は時々そんな感じで喜びを表現する方なのです。
2016年(平成28年)8月21日(日)の朝10時過ぎ、近鉄名古屋駅に到着。
折角の近鉄名古屋駅なので特急ホームでしばし撮影。まずは「伊勢志摩ライナー」。
デラックスシート良いなあ。でも今日は「しまさま」の和風個室だから羨ましくなんか無いぞ!と少し粋がる人間性が小さい私。「しまさま」というのは「しまかぜ」ラブの方たちがそんな風に言っていたのを思い出して使ってみました。大体こんなことをここで書くほど嬉しいのだ。人の褌(ふんどし)と言われようがそんなの関係ねぇ。です。
大阪からのアーバンライナーの到着。この撮影は初めてですね。
しまかぜの入線。このアングルも初めてかな?鉄道写真というより記録の意味合いの方が強いかも。
手前の携帯のうち一つは知人のものです。私を含めて7~8人はいたでしょうか?鉄ちゃんが半分、観光客でこれから乗られる方が半分といった感じでした。相変わらずの人気です。