2012年12月26日 21時26分

小ネタ、「インターホン」の話し。

名鉄名古屋本線「桜」駅は無人駅です。そのため「インターホン」がついており、ボタンを押せば「名鉄係員が応対いたします」の文字通り、係りの方が出てくれます。

ところで「インターホン」の下に英語があるのですがそこには「Intercom」とあります。そうなんです。「インターホン」は和製英語で、英語では「Intercom」となります。ところで「インターホン」が和製英語というのは聞いたことがあり知っていたのですが、いつから「インターホン」という名前が使われていたかについては、少々ネット検索した程度では出てきませんでした。

さて余談ですが名古屋に「アイホン」というインターホン大手の会社があります。今年、そのアイホン株式会社とApple社が誰でも知っているであろう製品名「iPhone」(アイフォーン)の商標使用で合意したというニュースが流れました。難しいことはともかく「iPhone」が日本では「アイホン」ではなく、「アイフォーン」であることには理由があるということで、『商標』権については、私の業務にも関係があるのでそうしたニュースに敏感に反応してしまいました。なおApple社からアイホン株式会社には使用料が支払われているようです。(参考:東洋経済ONLINE)

そんなことを「桜」駅の「インターホン」の吊り看板で思い出したのですが、興味のない方はその看板の下にある「電車が通過します」の通り、通過してください。あっ、今頃書いても遅いですね。

2012年10月09日 22時24分

瀬戸電の『でる電』。

今日、人間ドックに行ってきました。その場所と地下鉄の最寄駅「市役所」の間に、瀬戸電(名古屋鉄道瀬戸線)の『でる電』スポットがあります。「芸能界鉄道研究会 鉄研」では平成21年(2009年)12月18日の放送の中でも紹介した場所で、「東大手」駅と「清水」駅の間にあります。

写真は「清水」発12:15の普通電車で、この場所は12:16に通過しました。『でる電』というよりは『はいる電』ですが、時間経過の都合ということで…。

こちらが正真正銘の『でる電』で、東大手を12:17発の「尾張旭」行きはこの場所を12:17に通過していきました。それにしてももうすっかり瀬戸線に定着した感のある4000系ですね。さすがに4000系の写真ともなると、“瀬戸電”というよりは“瀬戸線”と言いたくなります。6000系とか6600系とならまだ“瀬戸電”と言ってもよさそうな感じですが…。まあ私の『繰言(くりごと)』『戯言(ざれごと)』ということで。

そして地下鉄「市役所」駅までの途中の「お堀電車」の跡をちらっとみて会社に向かいました。

ところで、今回の撮影には「facebook」で話題になっていた『鉄道Now』というアプリを使いました。このアプリは、地図上に列車の定時運転時の位置がリアルタイムで表示されるもので、それで瀬戸電がその時間にどこを走っているかをチェックし、到着してから3分以内に上り下りの1本ずつが通過しそうだったので、カメラを構えることにしました。PC用だけではなく、スマートフォン用もあり初めて“実戦”で使用してみました。

日本全国の列車が表示されるので『撮り鉄』さんには便利そうな印象を受けました。さすがに貨物は表示されませんが、必要にして十分なアプリです。

 

 

2012年04月07日 20時35分

「桜」駅の“桜”2012満開(3)。

いつもなら1つの画像に纏めるのですが、今日は写真1枚ずつ、2回に分けてみました。
その理由は、、、言葉にしなくても分かって頂けると思っています。

ところでここからは少々興醒めな話しで恐縮ですが、実は今朝、「桜」駅で、名古屋レール・アーカイブス会員のAさんに会いました。地元の方では無いのですが、毎年この時期に、「桜」駅の『桜』を見に来ているそうです。

そして昼から行った「鉄道フェスティバルinなごや」の会場でばったり会った某鉄道会社勤務のUさんからは「今日、行って来たんですよ!」と、「桜」駅の『桜』の写真を見せてもらいました。

青空と桜。“日本晴れ”です。

2012年04月07日 20時17分

「桜」駅の“桜”2012満開(2)。

3月27日にUPした『名鉄「桜」駅の“桜”2012』では蕾固しだった桜が、今日(4月7日)は満開でした。

今日は第一土曜日、名古屋レール・アーカイブスの活動日です。と言うことで、活動日はいつも「桜」駅から「栄生」駅まで名鉄に乗っているのですが、今日は『桜』がきっと見頃だろうと思い、ワクワクしながら駅に向かいました。

決して「世に知られた存在」とは言えない「桜」駅に咲く『一本桜』。今朝は青空を背景にいつも以上に美しく感じました。

(続く)

2012年03月27日 19時06分

「桜」駅の“桜”2012。

平成22年の名鉄「桜」駅の“桜”は、3月24日にはもう咲き始めていました。

平成23年の名鉄「桜」駅の“桜”は、4月に入って見頃を迎えていました。

平成24年3月26日(月)の名鉄「桜」駅の“桜”は、『つぼみかたし』と言ったところでしょうか。

毎年同じ日に定点観測をしていれば、多少は『春の訪れ』の比較の意味がありそうですが、そこまではしておらず、まずはご愛嬌ということで・・・。

さてさて、私はこの駅を日常的に利用するわけではないので、次にこの駅を利用する日にまだ“桜”が咲いていることを祈るばかりです。

2012年01月06日 21時27分

まるごとミュースカイ「たい・けん・がく!」(12)太田川駅通過。

ところで「豊明」から「金山」までの間の車内では、『ミュースカイクイズ~君は何問答えることができるか?』が行われ、子供たちは全10問のペーパーテストにチャレンジしました。

この写真はその中の、私が不正解だった問題に関するもので、「中部国際空港」発13:07のミュースカイが高架化なった「太田川駅」通過中に撮影した『前方パノラマビュー』です。

この時モニターが『前方パノラマビュー』になっているかどうかは結構賭けだったのですが、私の気持ちが通じたのかこの写真を撮影でき、そして左下に105キロの数字が出ていることから、太田川駅をフルスピードに近い速度で通過することを知りました。

(問題)
3.ミュースカイの太田川駅の上り(名古屋方面行き)通過速度は何キロでしょうか?
①90km/h
②115km/h
③120km/h

(答え)
②115km/h 12/17のダイヤ改正で90キロから変更
(下りは120キロ)

因みに私は「90キロ」と答えてノックアウトされました。
ということで帰りのミュースカイでそれが本当かどうかを確かめた訳ですが、100キロを超えたスピードでの通過はやはり驚きでした。(私だけ???)

全てのクイズをここで紹介できなくて申し訳ありませんが、子供たち(+保護者)の最高得点は9点でした。(私の得点は非公開です・・・)

(トリビア的な問題をもう一つ紹介します)
9.ミュースカイの荷物棚の飾り灯は中部国際空港駅到着時には何色に点灯しますか?
①白色
②青色
③赤色
答えは予測がつくと思うのですが、こうして問題に出されてみて『なるほど』でした。是非「ミュースカイ」に乗車してお確かめ下さい。

最後に。
今回の「たい・けん・がく」には多くの名鉄の方たちが関わっています。参加するには1日乗車券が必要なので、有料イベントの一種と言えばその通りなのでしょうが、私が想像していたより担当の方たちの「鉄道」への愛情を深く感じるものでした。
多分、参加されたご家族連れの方たちも満足されていたことと推察しています。
非日常的な体験ができる楽しさも盛りだくさんであり、これからも子供向けイベントとして継続開催されていくことを願っています。

2012年01月05日 18時06分

まるごとミュースカイ「たい・けん・がく!」(11)ローレル賞受賞車。

ミュースカイ「2000系」は平成17年(2005年)の中部国際空港
(セントレア)開業に合わせてデビューし、その年のグッドデザイン賞を受賞するとともに翌平成18年(2006年)のローレル賞を受賞しました。

下段写真はその受賞記念のエンブレム(プレート)で、前にも書きましたが、受賞した系列の車両に乗ることは有っても「受賞のエンブレム」に出会えることは滅多にありません。

でこの写真を撮影していてふと疑問が???
この車両番号は「2005」。つまり第5編成で初番編成ではありません。
何となく「ローレル賞」だけではなく「ブルーリボン賞」も「第一編成」にそのエンブレムが付いているものと思い込んでいましたが、どうやらそうでも無いようです。
ミュースカイ=中部国際空港開港=2005年=20005号(反対エンドは2105号)という語呂合わせならぬ年度合わせではないかと思ったのですが如何でしょうか?
このエンブレムが何組もあるとは思えないというか、普通は1組だと思うので・・・。

そういえば上段写真のように「中部国際空港」駅で、ミュースカイをホームドア無しで見ることも滅多にない出来事でした。
ここでは今回のイベント参加者ではないと思われる方も、流石にこの3番線ホームで見受けました。

2012年01月04日 9時04分

まるごとミュースカイ「たい・けん・がく!」(10)ミュースカイが・・・。

「堀田」や「神宮前」の定番“撮り鉄”スポットで、何人かの方を見かけましたが、この本線上を行く「ミュースカイ」狙いの人は結構いたのではないかと思っています。

一方、常滑線ではいつもの「ミュースカイ」なので珍しくはないのですが、この「ミュースカイ」が「ミュースカイ」を追い抜く写真は相当に珍しいのではないでしょうか?
名古屋鉄道のこのイベントの担当者から「常滑駅」で「ミュースカイ」に抜かれるというアナウンスが有った時は、参加者から「オーっ」という声が出たほどです。

この団体列車の常滑出発は12:46。
その発車の直前、12:45頃にこの写真の様にミュースカイが通過していったのですが、何せ団体列車の乗降扉が開くことはなく、私達はただ席について、この光景を粛々と眺めるだけでした。
というか、この写真でいえば私が乗っている車両がミュースカイかどうかは判別できません。私の工夫が足りなかっただけですが・・・。

もっとも乗降扉が開けて、ホーム上でこの光景の撮影OKをしようものなら“大混乱”となったことは間違いないでしょうからしょうがないと言えばしょうがないですね。

でもこの「ミュースカイ」による「ミュースカイ」の追い抜きは撮影しようと思ったら常滑駅ホームで撮影できたかも・・・。

実は、この12月24日の午後、私は所用があり、中部国際空港に12:51に到着後、13:07同駅発のミュースカイで直ぐに折り返しました。
と、そのミュースカイの常滑駅通過で「オヤッ?」。
我々が乗車してきた「団体列車」~「回送列車」のミュースカイを追い抜いたのです。
でも・・・、それを撮影しようと思ったら中部国際空港12:52の準急に乗らなければならない訳で、例え事前にダイヤを知っていたとしてもやっぱり撮影は“無理”でした。失礼!

2012年01月03日 9時00分

まるごとミュースカイ「たい・けん・がく!」(9)前方パノラマビュー。

ミュースカイ各車両の客室仕切りドア(という言い方で良かったっけ?)の上部というか妻面上部に、『各種案内』を主として表示する『22インチLCD』モニターがあります。

このモニターには皆さんもご存知の通り、運転台に装備したカメラによる走行中の前方映像も時折、映し出されます。この前方映像は、名古屋鉄道「ミュースカイ」のパンフレットによれば『前方パノラマビュー』というのだそうで、名鉄だけあり『パノラマ』をちゃんと使っている辺りが流石です。

ただこの前方パノラマビュー、定期列車では「ズーっ」と楽しめる訳ではありません。と言うことで、今回は“ファンサービス”として、それこそ「ズーっ」と楽しませてくれました。

まず名古屋本線の「金山」以東を走るミュースカイの定期列車はないので、外の風景は窓からも見ていましたが、一方で、結構このモニターからも見ていました。

上段写真は、私が時折乗降している「桜」駅を29キロで通過中となるのですが、通過列車に乗ったことはこれまであるのでそれ自体は珍しくはないのですが、やはりモニター越しの映像は思わず『かぶりつき』でした。

また中段・下段の写真もそうそう見られる映像ではないというか、そもそも中部国際空港に折り返して向かうため、電車に乗ったまま金山駅を通過し、引き上げ線に直行するなどあり得ないことです。

私にとっての「たい・けん・がく!」のクライマックスがここにあったと言っても過言ではありません。
何せ、てっきり金山駅の3番線で折り返すと思いこんでいたものですから…。

2012年01月02日 10時07分

まるごとミュースカイ「たい・けん・がく!」(8)2000系の運転台。

今回、ミュースカイ「2000系」の運転室に入り、運転台周りが意外とコンパクトなことに気付きました。写真の前面窓の速度計等の直ぐ右側までスイッチ類が迫っていたりで、他形式に比べ、やや狭い印象を受けました。(運転席周りのスペースが狭いということではないので、表現が難しい・・・)

また最近の車両は液晶モニターで車両の様々な管理がされていますが、ミュースカイも同様でした。
下のモニターは写真画面が小さいので少々見づらくて恐縮ですが、目を引いたのは、例えば最上段の列にある赤字に白文字の「μ」であったり、その下の車両番号の「1」「2」「3」「4」の「3」と「4」にちゃんと方向もあっているパンタグラフが可愛らしく付いているところです。
車両管理の観点からすればパンタグラフがあっても当たり前なのですが、私には妙に気になりました。

また、この時間「扉の開閉体験」をしていたからでしょうが、1号車・2号車の扉は『締切』であり、3号車・4号車の“海側”の扉が「開」で、“山側”の扉が「閉」であることもこのモニターで確認できます。

名鉄に“海側”“山側”という言葉があるのは、以前『名鉄“通”』の方から聞いていたのですが、このモニターにその表示があるのを見て、「俗に」使う呼び名ではなく、会社として『通用』する正式な呼び方であることを確認できたのは、大袈裟かも知れませんが収穫でした。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2021年2月
« 7月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!