2011年04月07日 8時38分

桜通線のダイヤ改正異聞。

名古屋市営地下鉄桜通線のダイヤが改正され、
利用者の方はその時刻に慣れてきた頃でしょうか?

運転間隔は変わっていないのですが、
伏見・久屋大通・今池・新瑞橋の乗り換え時に、
今までダッシュで行かないと乗り換えられなかった電車に
少しゆとりが生まれたり、逆に乗り換えのために、
少し早目の電車に乗らないと間に合わなくなったりで、
私にとって、チャレンジングな日々が続いています。
流石に朝の桜通線⇒名城線は、乗る電車が決まっているので
タイミングが分かってきましたが、帰りの名城線⇒桜通線は、
乗る電車が一定しないので新瑞橋駅の発車時刻表とにらめっこしながら
乗り換えています。

実は、それほど“大問題”にはならないのかも知れませんが、
駅間の所要時間が少し長くなっていることにお気付きでしょうか?
例えば写真の新瑞橋駅掲出の所要時間の目安で言えば、
名古屋駅までは22分となっていますが、以前は20分でした。
また、名古屋~今池間は以前は10分だったのが11分になっていたりで、
距離にもよりますが、私の調べた限りでは最大2分伸びています。

察するに、可動式ホーム柵(ホームゲート)の設置対応で
若干所要時間が延びていると思われるのですが、
名古屋市交通局では1~2分のことだからなのか、
それともマイナス情報と考えて出さないようにしているのかは
分かりませんが、心理的にあまりよろしくありません

その分と言うと変ですが、これまでラッシュ時にあった1分程度の遅れは
全くと言っていいほど無くなりました。

2011年03月31日 18時24分

桜通線「桜山」行き登場。

今日から山形新幹線(奥羽本線)が、全線で繋がりました。
また、常磐線もやっと水戸を越えて勝田まで復旧しました。
一歩づつです。

さて、名古屋市営地下鉄桜通線開業に先立ち、
3月21日に行われたダイヤ改正で、
上り・下り1本づつの「桜山」行きが設定されました。
この話し、今更と言う方は飛ばして下さい。

写真は、実は一昨日UPした「開通記念列車」の1本前の電車です。
●ということで、撮影したのは3月28日で、
徳重発20:08(鶴里発20:18)の電車です。
※実は、3月29日に「開通記念列車」を撮影に行ったのですが
たまたま駅についてから、その1本前が「桜山」行きと気付き
“本命撮影”の練習がてらこの写真を撮影しました。
「桜山」行きがあるのは駅で配布の時刻表で『ホホーっ』とは
思っていたのですが、ズボラな私は、
細かい時間までは確認していませんでした。

参考までに、上記の電車の他は
●土・日・休日…徳重発22:37
●平日…中村区役所発21:56
●土・日・休日…中村区役所発9:31
となっています。

あまり話題になっていないようなのですが、
1日1本の“行先”(方向幕)の電車に私は注目!です。

これまでも「桜山駅」に引き上げ線がある関係で
“回送電車”はあったのですが、それを『定期化』し、
乗客の利便を図ったということでしょう。
ただ平日の徳重発は先行電車の3分後に走っており、
時間も時間なので乗客は殆どおらず
また、行先が今一つ中途半端な感も否めません。

この電車の裏返しで、「桜山」始発の電車もあるのですが
方向幕で確認できる訳でもなく私の興味は薄い・・・。
「桜山」始発は1本ではないので少々視点がずれますが、
たった1本の始発という意味では、
中央本線601M神領発5:49松本行きには個人的に興味があります。

(追伸)
桜通線の「可動式ホーム柵」の設置ですが
「高岳」~「野並」間の使用開始日がいきなり“未定”となっています。
まあ、気長に待ちましょう。

2011年03月29日 8時03分

桜通線鶴里駅、20時23分。

一昨日の日曜日、桜通線徳重開通の話しをUPしたところ、
『豊橋のとも』さんから、私の乗車した電車の1本後が
「開通記念のヘッドマーク付き電車」との書き込みを頂きました。

で昨日、会社の帰りがけに名古屋市交通局のHPを見ていたら、
何と!『桜通線野並・徳重間開通記念列車 運行時刻表』が
掲載されていました。
そこで、“悔し紛れ”に早速、運行時刻表のプリントアウトを
コートのポケットに入れ、記念電車の撮影に向かいました。
写真は、桜通線鶴里駅で撮影した同駅発20:23の
「中村区役所」行きです。

ピンクの地に「野並⇔徳重 開通」の文字が如何にも
“開業記念”でいい感じです。
ただこの電車、“ハッチービジョン”のついている
6050形第3編成の1編成のみですので
時間をよく考えて撮影に行かないと、延々と待たされる羽目に陥ります。
皆様、ご注意を!

ところで鶴里駅の選択した理由は、
1)ホームの見通しの良さ。
⇒この駅のホームの柱は真ん中に1本なので、ご覧の様に
 広々とした感じです。
2)午後8時以降は、乗客が少ない。(降車客はいますが…)
⇒今時、人が写っているとブログにUPできなくなる場合もあるので
 この点は重要です。
3)撮影可能エリアが分かりやすい。
⇒写真でも見えていますが、白線ギリギリのところに
 フェンスがあり、この中で撮影している限り、
 運転士さんの仕事の支障にならない。

以上ですが、それにしても結局20分以上もこのホームで
待たざるを得ず、すっかり腹ペコになってしまいました。
家族からは『好きだねェ・・・』と呆れられましたが、
昨晩のビールの味は何時になく格別であったと報告しておきます。

2011年03月28日 18時11分

桜通線の謎のLED。さて、これは?

徳重駅でちゃんと見ました、四角い箱。

実は2月10日にUPした「可動式ホーム柵」の時に
『桜通線可動式ホーム柵』さんから、
“…天井から吊り下がっている四角い箱にも注目…”の
コメントをいただいていました。

他の「可動式ホーム柵」のある駅でも確かにあったのは見つけたのですが、
徳重駅が撮影しやすかったこともあり、今回UPしました。

場所は、運転士さんの席から右斜め上で、
当然の事ながら「可動式ホーム柵」のある駅にしかありません。

見ての通りでもう皆さんにはお分かりと思いますが
上段の写真は、「ホーム柵」が開いている最中で、
下段の写真が、「ホーム柵」が開ききった状態を示し、
それを運転士さんが見て、安全確認を行っていると思われました。

因みに電車がホームにいない時は“点灯”していませんが、
電車が接近すると、全てのLEDが“点灯”し、
「ホーム柵」が閉じている状態を表示します。
また、「ホーム」柵が閉じつつあるときは、
上段写真とは三角の方向が逆になります。

「可動式ホーム柵」一つとっても様々な安全への対策が
取られているものだと感心しました。
※今回は、名古屋市交通局が正式に発表した資料では
見当たらなかったのですが、多分、間違いないと思っています。

(余談)
このLEDですが、私の使っているカメラのオートフォーカスは
反応しませんでした。
そのため、取付金具でフォーカスを取りこの写真を撮影しました。
※“点灯”していない時は大丈夫でしたが…。
マニュアルフォーカスの無いコンデジの限界でしょうか?

2011年03月28日 8時00分

桜通線「徳重駅」の楽しみ方。

桜通線「徳重駅」には、全地下構造の『徳重車庫』があります。

そこへの引き上げ線が、写真のように徳重駅のホームから望めます。
ここを通る電車を見ようとした場合、
一番簡単な方法は、朝帯から昼帯への切り替え時か
昼帯から夕帯への切り替え時でしょうが、
朝のラッシュを終えた電車には「お疲れさん」、
これから出庫する電車には「頑張れ」と声掛けするのも
良いかもですね。
と、私が本気で思っているかと言うと、
さすがに日常の事で、“お別れ系”でもないので
“さほど”でもないというのが本音ですが、
ただ、『気分』だけはご理解いただければと思います。

ところでこの場所の写真ですが、私だけが撮影していたのではなく、
「鉄」系と思われる方が結構この構図を狙っていました。
やはり“系統”が同じ方は考えることも同じと言うことが
良く分かりました。

ところで、今、赤信号が点いていますが
青信号になると・・・。
ここからは是非、「徳重駅」でご確認ください。

2011年03月27日 22時01分

名古屋市営地下鉄『桜通線』徳重延長。

本日、桜通線「野並」~「徳重」間4.2キロが開通しました。
開通記念イベントはありませんでしたが、
それはそれとして、私も早速“初乗り”して参りました。
とは言っても今朝、私はゆっくりしており、
結局、乗車したのは野並発11:09、徳重着11:17の電車でした。

写真は、徳重11:47分着の電車で、
いつもなら乗ってきた電車を下車して直ぐに撮影するのですが、
今日に限って言えば、開業初日と言うこともあって
電車が「徳重」駅に到着するところを撮影しようと
待ち構えている人がとても多く
直ぐさま撮影できるような状況ではなく
一旦、駅の外に出て、それから再度入場し、この写真をやっと撮影しました。
また、徳重駅の一番端は、乗降スペースが狭いこともあって
撮影ポイントの確保がなかなかできなかったことも原因と言えます。

ところで、今回、乗客の方の動きを見ていて気付いたのですが
「徳重」終着の電車が到着すると、その電車に乗り込む乗客の方が
とても多いのです。
「徳重」終着の電車は、乗客が全員降車すると一旦引き上げ線に入り、
それから折り返して「中村区役所」行きになるのですが
それを知らずに、到着した電車に乗ってしまうのです。

これまで野並駅では、引き上げ線に入ることなくそのまま折り返していたので
そんなことも影響しているとは思ったのですが
電車が到着する度に運転士さんが、「乗車できません」という
“車内アナウンス”を繰り返いしており
当分、この現象は続きそうです。
まあ、「中村区役所」でも同様の形態ですから、要は慣れでしょうか?

(余談)
私が乗車した時間帯の乗客のかなりの方が「ドニチエコきっぷ」を
使われていました。
市民にこの“きっぷ”が浸透していると証拠とも言え、
公共交通の在り方としてGOODと思いました。

2011年03月24日 18時48分

『桜通線・沿線住民等施設見学会』(3)。

地下鉄桜通線“開通記念ドニチエコきっぷ”です。

これも『沿線住民等施設見学会』の際に、“先行発売”ということで
1000枚が「徳重駅」の自動改札機から入ったところで
販売されました。

私がその販売場所に着いたのは10時20分を回っており、
既に販売開始から20分が経過していましたが、まだ販売中で
かつ、思ったより行列が短かったので、取り合えず購入しました。

通常の“記念切符”発売と言うと、行列を作るのは「鉄」ということが
お定まり(?)ですが、さすがに今回の主流は地元住民。
「何を売っとるの?」「記念ドニチエコきっぷ?」
「だったら買おか!使えるし」というパターンが圧倒的多数でした。

また、販売の係員の方の「出来る限り1枚の購入をお願いします」
という遠慮がちな声をものともせず、“家族全員分”“OOさんにも…”と、
5枚以上の購入組が結構いたのはかえって微笑ましく思えました。

何か、本来の“開通”記念切符はこんな風に地元の方のためにあるのだと
思わず感じ言った次第です。

まあ、それはそれとして、27日(日)は地下鉄全駅他で販売されますが、
さて、私は・・・。
何れにしろ今回の“試乗”は、「乗り鉄」にはカウントされないので
どこかからか“乗る!”ことだけは決めているのですが…。

2011年03月24日 5時02分

『桜通線・沿線住民等施設見学会』(2)。

『沿線住民等施設見学会』では、今回の延伸工事の写真展示も
行われてはいたのですが、何といってもメインは“試乗”!!

開きっぱなしの自動改札機を通り抜け(これも珍しい体験!)、
写真の「徳重」発「中村区役所」行きに乗り込みました。

ところで今回の“試乗会”は、
桜通線の延伸区間「野並」~「徳重」間4.2キロの内、
「野並」の一駅先「鳴子北」から「徳重」間3.1キロで行われ、
地元の方達の期待をそのままに、とても多くの住民の方たちが
“初乗り”を楽しまれ、特に先頭車の乗務員室の後ろは人が鈴なりで、
それも小さな子ども連れだけではなく、様々な年代の方が
トンネル「展望」を楽しまれていました。
●試乗の電車は、「徳重」発10:06~13:46で、
運転間隔は10分毎。

私は10:36に乗車し、「鳴子北」までの5分強を堪能しました。

この日の運転は、駅にいた交通局の方に確認したわけではありませんが、
察するに、中村区役所方面からの電車が、「野並」で一旦、
客扱いを終了し、「鳴子北」まで回送し再び客扱い。
「徳重」発は、この逆のパターンと見受けられました。

余談ですが、JTB時刻表4月号掲載の今回の延伸区間の距離ですが、
「中村区役所駅」起点で
●野並駅…14.9キロ
●鳴子北駅…16.0キロ
●相生山駅…16.9キロ
●神沢駅…18.3キロ
●徳重駅…18.6キロ
となっています。
実は、「神沢駅」~「徳重駅」間は0.8キロで0,3キロではありません。
なお、『本文の訂正』にも掲載されていませんでした。
些細なことと言って良いのかどうか???

2011年03月23日 21時17分

『桜通線・沿線住民等施設見学会』(1)。

3月20日(日)、この27日の名古屋市営地下鉄桜通線徳重延長に伴う『沿線住民等施設見学会』が行われました。
●写真は、「徳重駅」で、建物の中はバスターミナルになっています。
一見人はまばらですが、実際には結構な人出でした。

この見学会の詳細については、緑区内の沿線住民の方には回覧板で伝えられ、
私も緑区にお住まいの方から教えられました。

『交通局NEWSvol.187』にも、この見学会の事が書いてありましたが、
今一つ参加対象区域がはっきりしなかったので、地下鉄の駅員の方に、
桜通線の“他区”の住民でも『参加資格』があるかどうか聞いたところ
「大丈夫でしょう」とのことでしたので行くことにしました。

ところが・・・と言っても余談ですが…。
野並から市バスで「徳重駅」に向かったのですが、
私が乗車した“野並11系統”のバスは、1時間に1本だけの
(大規模な墓地のある)「みどりが丘公園」行きで、
この日はお彼岸の墓参りに向かう人たちで超満員。
久しぶりの経験で少々戸惑いました。
※私は、翌21日に墓参りに行ってきました。(個人的な話しですが…)

さて、見学会の中身は?それは次回にします。

2011年03月19日 9時00分

桜通線のダイヤ改正。

桜通線の徳重延長は3月27日(日)ですが、
それより一足早く、来週の月曜日(3月21日)に
桜通線のダイヤ改正が行われることを
どれだけの市民が知っているのでしょうか?

因みに私の家族は、誰もそのことを知らず、
昨日、駅でもらった時刻表を見せたら相当に驚かされました。

そこで名古屋市交通局のHPで詳細を確認しようと思ったのですが
トップページには、何も書いてありませんでした。
で、トップページ⇒地下鉄⇒時刻表と辿ってやっと見つけました。

確かに基本的なパターンの、平日朝ラッシュ時4分間隔、
平日昼間7~8分間隔、平日夕方ラッシュ時6分間隔、
土・日・休日10分間隔というのは変わらないのですが…。
だから多分、名古屋市も積極的に広報しなくても大丈夫と
踏んでいるのでしょうが、ハッキリ言って“駄目!!!”です。

平日朝のラッシュ時、1分刻みで行動している人も少なくないはず。
まして、ダイヤ改正の日が休日ダイヤですと、
「野並駅」⇒「中村区役所駅」方面は、昼間の10分間隔時のダイヤが、
2分早くなっています。
これはハッキリ言って“ヤバい”!
と言うのも、私なんぞは土・日・休日の昼間の時刻を覚えていて
それに合わせて行動しており、
例えば、「名古屋駅」⇒「野並駅」方面は4・14・24発とか。

また、「新瑞橋駅」での「名城線」との乗り換えも
これからと同じタイミングではなくなるので
電車を降りてダッシュで乗換に向かったら「あれっ?」ということが
起きそうです。
まずは明後日の月曜日、そして平日の火曜日の多少の混乱が
心配です。

でも、なぜ『3月27日』がダイヤ改正じゃないのだろう?
ハッキリ言って、東山線の小幅なダイヤ改正に比べ
「桜通線」の全面ダイヤ改正の扱いが大きい!のに・・・、
と、桜通線の沿線に住む私は思っている。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!