2015年03月24日 22時24分

瀬戸蔵ロボット博2015。

台湾シリーズ再度の中断です。すいません。

名鉄瀬戸線に乗り、先週の土曜日(3月21日)、愛知県瀬戸市の瀬戸蔵で開催されている「瀬戸蔵ロボット博」に行ってきました。

2015_03_21 瀬戸電&瀬戸蔵ロボット博_9

瀬戸市のイベントなのだからか知名度は今一つですが、「ロボットと未来の夢」のキャッチフレーズどおりの楽しさが盛り沢山で大人でも見応えがあり、家族連れを中心に多くの観覧者で賑わっていました。

2015_03_21 瀬戸電&瀬戸蔵ロボット博_11

瀬戸蔵に入ったところにある「ロボミッド」(ロボット+ピラミッドの造語です)。ロボットのおもちゃの変遷が見て取れますが、登場の年代順にこだわりを持って並べられており、これが個人のコレクションだとは驚き!

2015_03_21 瀬戸電&瀬戸蔵ロボット博_23

これはロボットがラジオ体操やダンスを踊るステージ。製作者の株式会社MANOI企画さんの了解を得てUPしています。他にも『ロボット楽団オルディオン』(何と遠路はるばる鹿児島高専の出展)という人と共演できるロボット楽団等々があります。

2015_03_21 瀬戸電&瀬戸蔵ロボット博_25

知人の鉄腕アトムコレクター、小池信純氏のコレクション展示もあったりします。

今週末の29日(日)までこのイベントは開催されており、日時限定のショーなどもありますが、“ついで”もいろいろあるので瀬戸に出かける良いきっかけになりますよ。えっ?ついでって何?とか言われそうですが、そりゃあ瀬戸電(名鉄瀬戸線)しかありません。

2015_03_21 瀬戸電&瀬戸蔵ロボット博_10

この写真は瀬戸蔵の展望塔から撮影した尾張瀬戸駅。電車に乗って瀬戸まで来たのは一体何年ぶりなのか記憶が蘇りません。今回はプチ撮り鉄を楽しみつつ瀬戸蔵ミュージアムの中にいる754号とも初対面してきました。来ようと思っていてもあまり近すぎ過ぎると却って遠い場所ってありますよね。

2015年03月21日 23時23分

恒例!!名鉄桜駅の一本桜!

本日(3月21日)の名鉄桜駅の一本桜。

2015_03_21 瀬戸電&瀬戸蔵ロボット博_1

蕾ふくらむ。

2015_03_21 瀬戸電&瀬戸蔵ロボット博_5

春近し。(嬉)

2015年03月08日 19時56分

愛知万博10周年そしてリニモ開業10周年。

2005年(平成17年)3月25日、2005年日本国際博覧会(略称:愛知万博、愛称:愛・地球博)が半年間の会期でスタートしました。10年ひと昔とはよく言ったもので、もう随分前の出来事のような気がします。

その愛知万博の直前、名古屋の鉄道界では2つの大きなトピックがありました。1つは名古屋鉄道空港線の開業。そして…。

2005年(平成17年)3月6日、愛知高速交通東部丘陵線(リニモ)が開業しました。

2005_03_18 1

愛知万博にあわせて颯爽とデビューした浮上式鉄道に感動したことは今も鮮明に覚えています。この愛知万博塗装とゴンドラの組み合わせは恐らく多くの鉄道ファンが撮影しているのではないでしょうか?

ところで愛知万博の期間中、私は仕事で月に1~2回ここに通っており、往路は会社のシャトル連絡便を使っていたのですが、帰路は時間の関係でこのリニモを使うことが多かったと記憶しています。ただ夕方5時過ぎに仕事が終わった時は、リニモが激混みで大変。でも今思えばそれもいい思い出です。

2005_03_18 2万博開催期間中、大観覧車を背景に走るリニモ。

ということでリニモも今年で10周年。それに合わせて『リニモ開業10周年感謝祭』が3月15日(日)に開催されます。実は昨年、リニモにお勤めの方とお話しする機会があったのですが、リニモらしく浮上式という特徴を生かした演出をしたいとされていました。

2011_10_29リニモ車両基地見学会_60

いろいろな企画が用意されていますが、私がやってみたいと思ったのは浮上したリニモを手で押す体験。やっぱりそれが一番“らしい”と思っています。

最近は乗客が増加傾向にあるとは聞いていますが、まだまだ経営的には厳しいようです。世界でも珍しい「市民の足」である浮上式鉄道があまり鉄道ファンから注目されていないようで私には少々残念。勿論、単一形式の車両しかなく、撮り鉄ポイントも少ないというのは承知の上。

因みに私の鉄友でリニモ~三岐北勢線~近鉄内部・八王子線という周遊ルートを楽しまれた方もいます。ふわっと浮くリニモ。人気も浮くといいなあ。リニモ10周年でそんなことを考えていました。

2015年01月14日 19時29分

年明けに郵便局で見つけた2題。

普段あまり郵便局には出かけないのですが正月明けの先週火曜日、郵便物の窓口に所用があって行きました。

3Dドクターイエロー縮小

まず窓口のところに置いてあったドクターイエローの3Dポストカード。1枚540円で3種類あったので速攻で買いました。調べたところ愛知県、静岡県、岐阜県内の郵便局+津中央郵便局の窓口で、2,000 枚×3 種=6,000 枚が年末の12月25日に発売されていました。鉄友の知人に聞いたのですが知っている人はおらず、もっともだから買えたということになりますが、幸せのドクターイエローと相成りますでしょうか?

因みに郵便物として使うには84円の切手が必要となります。そうそう3Dの出来はなかなか良いと思っています。

あおなみ線の切手 縮小

もう1つ。こちらは昨年の10月3日に発売された「あおなみ線開業10周年記念」オリジナルフレーム切手。

1シートあたり82円×10枚=820円で、このセットとしては1230円。限定1000セットでかつ名古屋市内9区にある郵便局限定。

※中村区、中川区、港区、熱田区、昭和区、天白区、瑞穂区、緑区、南区内の全郵便局(計164 局)

私が購入した1月8日時点でその郵便局では最後の1枚でしたが、そこで何セット発売されたかまでは確かめませんでした。

昔から郵便局では様々な記念切手を出したりしているのでこうしたものがあること自体は当然といえば当然ですが、人知れず売りに出され、知らないうちに売り切れていく「鉄道モノ」の存在は昨今ではかなりレアなケースだと思い、このブログで紹介することにしました。

 

2014年11月09日 21時19分

「かぎろひ」で『きんてつ鉄道まつり2014』に行ってきました。

平成26年11月2日(日)、近畿日本鉄道の「きんてつ鉄道まつり2014」に行ってきました。車庫で開催される“鉄道まつり”には殆ど参加したことがない私ですが、たまたま『クラブツーリズム』が名古屋発であの「かぎろひ」で五位堂を往復するツアー『きんてつ鉄道まつり2014 IN 五位堂 GO! GO!』を発売したので、それに乗って出かけることにしました。

2014_11_02かぎろひ1

近鉄名古屋発は8:25。「かぎろひ」は8:21にその姿を現しました。

2014_11_02かぎろひ2

各駅停車が発着する1番線から出るというのは思っていなかったので意外性がありました。てっきり4番線だと思い込んでいたので、やはり先入観を持たず素直に「何番線から乗るのだろう?」位の気持ちを持つべきでした。そしてもう一つの思い込み。それは2連ではなく4連だったこと。そんな運用もあるんですね。

2014_11_02かぎろひ3

駅の案内表示は当然、「貸切」。一寸いい感じ。

2014_11_02かぎろひ4

「かぎろひ」は定期列車の合間にダイヤを設定しており、途中駅では特急に抜かれたり、一方で各駅停車を抜いたりしつつでしたが、「大和朝倉駅」の待避線での停車は人生初体験で、なかなか新鮮でした。

2014_11_02かぎろひ5

五位堂駅には10:58頃(定刻10:56)に到着。その所要時間は2時間半強。

近鉄名古屋から8:30発の大阪難波行きに乗れば、大和八木着10:15、大和八木発10:19の急行に乗り継いで10:27には着きますから、所要時間でこの「かぎろひ」を選択することはないでしょう。

2014_11_02かぎろひ6

ところでこの「かぎろひ」ですが、私の印象は「貸切バス」の電車版といったところです。旅行会社が運営するという意外性もあり、ゆったりと旅を楽しめました。

※ビールは往路の方が売れていたような気がします。

※全10問の「近鉄クイズ」が出され、全問正解者と9問正解者には記念品が渡されました。私は当然・・・、『9』問正解で下敷きを頂きました。何を間違えたかといえば、近鉄電車が受賞したブルーリボン賞の回数です。(恥&涙)

なお近畿日本鉄道の「きんてつ鉄道まつり2014」の報告は「和歌山・奈良の旅」が終わったら連載の予定で、私なりの楽しみ方をお読みいただければと思っています。

2014年10月30日 19時35分

中京テレビ45周年記念「NAGOYA-DAGAYA」。

 

1972_02_29名古屋市電_11

かって名古屋の市内を市電が縦横に走っていた時代がありました。

名古屋市電・栄

名古屋駅にも栄(栄町)にも市電が走っていました。

そんな時代の話も一杯出てくる中京テレビ45周年記念「NAGOYA-DAGAYA」が11月1日(土)朝10:30~11:25で放送されます。

NAGOYA-DAGAYA詳しくは中京テレビの番組HPをご参照下さい。

名古屋の本山で育ち、市電の思い出を語ると留まることを知らない映画監督「堤幸彦」が熱く『名古屋』を語ります。

番組では私が会員となっているNPO法人名古屋レール・アーカイブスの所蔵写真とネコ・パブリッシングから「名古屋市電 上・中・下巻」を上梓したばかりの服部重敬氏が撮影された貴重写真も使われています。

是非ご覧下さい。

※上記の2枚の写真が番組で登場しません。私の“思いで”です。

2014年10月29日 14時55分

「しまかぜ」に乗る!(3)お土産はカステララスク。

10月26日(日)、帰りの「しまかぜ」は満席だと分かっていたので、往路にお土産を買いました。

DSC_0201

その名も『しまかぜカステララスク』。パッケージにはなかなかリアリティーがあります。

DSC_0190

可愛いラスクが10個入りで520円也。まずは線路を引き出して…。

DSC_0196

内箱が車体になっており、それを動かすと行き先が変わるようになっており、「賢島」「難波」「名古屋」となっています。

 DSC_0198

 DSC_0197

車体には沿線の名物が描かれています。

DSC_0199内箱を引き出すと先頭車が!取り合えずこれが私の一押しかな。

2014年10月28日 20時36分

「しまかぜ」に乗る!(2)帰りは参宮線。

DSC00484

「しまかぜ」車内のWi-Fiサービス「しまかぜチャンネル」。運転台からの展望カメラも見られます。

DSC00491鳥羽駅で「しまかぜ」を見送り。

1414297444769

「イセエビタイリョウ」とは三重大学のかっての入試合格電報の文面。鳥羽の食事処で堪能しました。

DSC00492

鳥羽港を出航していく客船「にっぽん丸」。博多港に向けての航海の始まりです。こうした海の風景は心が安らぎます。

DSC00502

帰路は近鉄特急ではなくJRの快速「みえ」。直近の近鉄特急に禁煙席の空きがなく、どうしようかと一瞬の迷いを見せたら、「JRの快速が間もなく出ますのでそちらではどうですか?」という近鉄鳥羽駅の窓口の方から思いもかけないアドバイス。

DSC00503

鳥羽15:57発、名古屋着18:05で乗っている時間は長いのですが、禁煙席に余席のある特急を待つよりは早く名古屋に戻れることになりました。意外な展開に驚きながらもかって参宮線を全線乗った日が思い出せません。昭和54年(1979年)3月26日には間違いなく乗っているのですが…。(その日は伊勢市で乗り継いでいます)

閑散とした広大なホームを出発する4両編成の快速は「指定席」は満席で、自由席も名古屋に着くころには思いの外混雑し、立っている人が大勢いました。

※鈴鹿サーキット稲生駅での臨時停車があり、そこから大勢の方が乗り込んできたので、鈴鹿サーキットで大きなイベントがあったようです。

こうして10月26日(日)は暮れていきました。満席なのに“空席”のあった「しまかぜ」のおかげで楽しい時間を過ごすことが出来なによりでした。

2014年10月27日 20時05分

「しまかぜ」に乗る!(1)満席なのに“空席”?

9月27日(土)~28日(日)の話題はしばし中断。

昨日(10月26日)は、近鉄特急「しまかぜ」に乗って鳥羽に行ってきました。

DSC00469

DSC00468

DSC00471

ブルーリボン賞塗装になっているのは知りませんでした。

ところで2階建てカフェカーの1階からの風景。あまり見ないですよね。

DSC00474

DSC00477

この日の行動がいつ決まったか?つまり「しまかぜ」をいつ予約したか?が実は大きな問題です。つい先日といえる10月22日(水)。たまたま近鉄のインターネット予約を見ていて、空席があるのを見つけたのがきっかけでした。しかも2席。席は隣どおしとはなりませんでしたが「しまかぜ」のサイトの“空席情報”は満席だったので、突発的に出たキャンセルがあったようです。これは行くしかありません。

以前というか、昨年の10月26日にも同様の方法で空席を見つけ「しまかぜ」そのものは乗っている(このブログでは2013年11月3日~で連載)のですが、今回は鳥羽までのロングラン。ワクワクドキドキの1時間半でした。

2014年08月09日 20時24分

大井川鐵道ビール列車(4)昭和の光景。

オハフ33の車内。

2014_07_26大井川鉄道ビール列車_97

写真にぼかしをかけ、色を調整して昭和の夜行列車の雰囲気を作ってみました。ただの宴会にしか見えないとしたらそれはあなたの心が「平成」しているのでしょう。

2014_07_26大井川鉄道ビール列車_78

白熱灯が気持ちを高ぶらせます。ところでこのオハフは本来、トイレ用に繋がれている車両で、こうした車内宴会を想定したものではありませんが、大井川鐵道的にはOKとのことで、こうして先回もそして今回も堪能しました。もっともそんなことをしているのは私たちのグループだけ(しかも全員)で、他の方たちは往復とも本来の“宴会場”で楽しまれていました。

2012_07_28大井川鉄道ビール列車_80

こちらは一昨年の車内。これだけ楽しませてもらっているので、つまみの空き袋とかは今回もちゃんとこの車両から撤収しています。後片付けの精神はブラジル/ワールドカップにおける日本人サポーターの行動の前から日本の伝統となっていたのかもしれません。(写真は少し加工しすぎました。反省)

2014_07_26大井川鉄道ビール列車_100

楽しい時間の過ぎるのは本当に早く、20:44に新金谷駅でフィナーレ。列車と反対側の金谷駅送り込み電車に乗車。2時間40分ほどの宴会時間は程よい長さですね。来年もこの地に来ることを心の中で誓いました。

2014_07_26大井川鉄道ビール列車_104

金谷発21:05の電車で私は浜松に向い、新幹線に乗り継いで名古屋に戻りました。ところが…。参加したのは名古屋の鉄ちゃんが多いのですが、お二人が何と夜の9時過ぎに逆方向(静岡方面)に乗車。その目的地は熱海だそうで「明日(27日/日)は伊豆急でんしゃまつりだ!」と張り切っていました。元気だなあ…。おっと、人のことは言えない。。。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2021年2月
« 7月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!