2014年08月08日 20時09分

大井川鐵道ビール列車(3)千頭駅の夕景。

平成26年(2014年)7月26日(土)18:00ジャスト。ホイッスル1発とともに列車が動き始めました。

2年前に一度この列車にのり、その魅力に取り憑かれた私です。昨年は駄目でしたが、今年は満を持しての参加です。

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料金は6000円で、新金谷~千頭間の列車往復(金谷までの送迎電車あり。宴会場の送迎バスは何度も乗っていますが、送迎電車はここ位?でしょうか)とビール&サワー飲み放題+ご覧のおつまみ+団扇が付いています。持ち込み自由なので各人の好きな飲料やプラスのおつまみがテーブルを賑やかにしていました。灰皿は使えますが、実際にここで使う人は少ないと思います。

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窓は全開。昼の暑さが信じられないほど涼やかな風が客車の中を渡っていきます。時々『お客さん』が入ってきますがこれもビール列車ならではの楽しみです。そうそうっ、トンネルでは微かに煙の匂いも…。

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千頭駅には19:13着。トーマスグループのデコレーションもここまでやれば“本物”ですね。ここにトーマスも並んでいた時は凄い人だったそうですが、流石に午後7時過ぎともなれば…。

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夜の帳(とばり)が下りた19:30。いよいよ夜汽車を楽しむ昭和の大人の時間が始まりです。

2014年08月07日 19時56分

大井川鐵道ビール列車(2)E102の車内。

ビール列車は客車が4両。

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お座敷車両×2両+展望車+オハフ33となっています。

※写真はホーム入線前の入れ替え中のものです。電気機関車も含め大井川鐵道はSL列車でなくとも昭和レトロ感満載です。

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それにしても大井川納涼ビール列車が30周年である事はこのヘッドマークを見るまで考えてもいませんでした。長い歴史があるんですね。

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ホームに入ったE102は窓が開けられており、運転台を覗き見。こうしたこともビール列車の楽しみの一つです。そうそうっ、開けられているのは全ての窓で、機械室も覗けます。

(参考)

2年前のヘッドマークはこれです。

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2014年08月06日 19時46分

大井川鐵道ビール列車(1)きかんしゃトーマス。

今年の大井川鐵道はこの話題で持ちきり。

きかんしゃトーマス - コピー

この写真は鉄友のあそびにんさんが7月26日に撮影されたもの。あそびにんさん、ありがとうございました。

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でも私は運転やイベントが全て終わった午後5時過ぎに新金谷に到着しました。右側に停車中の『近鉄特急』が私の乗ってきた電車です。

目的は「大井川納涼ビール列車」。浜松で遊んだ後は、大井川の川風に吹かれながらの宴会です。今回は鉄道友の会の方に誘われての参加で、総勢は21名でした。今回の参加者は私と同じように浜松工場に行っていた方もおられましたが、あそびにんさんの様に機関車トーマスの撮影に汗を流していた方もいらっしゃいました。鉄活の後のビールは本当に美味い!のです。

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と、その前に、トーマスを一目見たいと車庫に行ったのですが、車庫の見学は残念ながら17時までで、これが精一杯でした。

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おまけですが、トーマスのC11227。一昨年は青い「SLくん」でした。(平成24年7月28日撮影)この時も走行には間に合っておらず、こんな写真しかありません。

2014年05月27日 21時01分

福井鉄道2014(5)速報!FUKURAMがローレル賞。

北府駅から乗った電車から赤十字前駅で下車(10:30)。

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越前武生駅からここ『赤十字前』駅の少し先までが「鉄道線」で、そこから「軌道線」(路面電車)となり、次に停車する『木田四ツ辻』は所謂“電停”となります。

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ここで下車した目的はこの除雪に使われる電気機関車(11号)をカメラに収めること。1923年(大正12年)製というほぼ90年前の車両が今も現役であるということに驚きを隠せません。

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さて、ここから越前武生方面に一旦折り返すことにしました。目的はF1000形/FUKUAM(フクラム)に乗車すること。

ところでこのF1000形/FUKUAMは2014年ローレル賞を受賞しました。まずはおめでとうございます。私がお邪魔した5月11日(土)段階では勿論、それはまだ発表されておらず、でも賞に値する車両であることは「乗った」からこそ納得しています。

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話しを戻して5月11日(土)、何故この日の運用が私に分かっていたのでしょうか?種明かしをすれば、この電車は越前武生9:08発の電車の折り返しだからです。JR武生駅から越前武生駅に向かう途中、この電車が走り去るのを見ていたので、時刻表から計算してここで出会えると確信していました。

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車内は思ったより広くゆったりしていました。もともと鉄道線サイズの電車が走っていたからこのサイズが実現したのかもしれませんね。

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2011年に新規開業した清明駅で下車。そこから少し歩いて麦畑越しの電車撮影に挑みました。清清しい風景で、それにしても福井県が麦の産地とは知りませんでした。流石に時期的に麦秋とまではなりませんでしたが、それでも「良し」と自己満足しています。

※水が張られた田の水鏡狙いも一瞬頭をよぎったのですが、その場所はもっと越前武生よりで、今回はその後のスケジュールの関係で少々お手軽にこんなところで狙ってみました。

ところでこの写真を撮影した後は街中に移動し、こんな写真を撮っていました。

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2014年05月26日 21時00分

福井鉄道2014(4)800形に乗車。

北府駅発9:54発の田原町行きは800形(802号)でした。

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名鉄時代に乗り、その斬新な座席レイアウトに感動モノでしたが、その新鮮さは今も変わりません。

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この電車にはローレル賞のエンブレムがありました。

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今回、福井鉄道に乗り気付いたのが、分岐器部分を囲っているスノーシェッド(雪除け)の多さです。(写真は水落駅)やはり雪国なんですね。

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神明駅は福井鉄道の中でも大きな規模の駅だと思います。注目は一番左側、駅舎に連なるホーム。福井鉄道はご存知の方も多いと思いますが路面電車型車両の導入に伴い、ホームの高さをそれに合わせて切り下げているのですが、此の駅では電車(高床式)時代のホームの名残が見られます。ホームを切り取った部分の白さが妙に目立つのですが、いつからこの姿かについては私には分かりません。なお実際の電車の乗降は右側の島式ホームとなっています。

2014年05月25日 20時53分

福井鉄道2014(3)北府の車庫。

北府からの次の電車は9:54発。20分少々の時間がありましたのでいろいろ見て周りました。

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隣にあった駐車場でアスファルトに埋もれるような線路を発見。こんなものを見つけるとなぜか嬉しくなってしまう私です。

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建屋の外の側線にいた電気機関車(デキ3)と600形(602号)。602は今後、運転されることはあるのでしょうか?

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さてこの日運休となったレトラム(735号)は、この車庫内にいたはずなのですが、どこにいたのかは分かりませんでした。と思いきや、家に帰り写真を再点検していたら、工場の中に特徴のあるパンタグラフだけが見えていました。

2014年05月24日 20時49分

福井鉄道2014(2)北府(きたご)駅。

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福井鉄道で越前武生から最初の駅がここ北府(きたご)駅。私が昭和50年(1975年)8月22日に最初にこの線を乗ったときは「西武生」駅という名前でした。

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ソフトバンクのコマーシャルに登場したことですっかり有名になったこの駅ですが、この「北府」という駅名は西武生から改称される前には、廃線となった「福井鉄道南越線」に同名の駅がありました。但し、読み方は「きたごう」でした。

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駅舎内は、福井鉄道の歴史を語る展示がなされています。車庫見学もかねてここで一列車遅らせるのはお勧めコースです。

2014年05月23日 20時42分

福井鉄道2014(1)越前武生駅にて。

平成26年5月10日(土)、名古屋駅発7:32のひかり495号に乗り米原駅着7:59。米原駅発8:09のしらさぎ51号に乗り継ぎ武生駅には9:01に着きました。

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JR武生駅から福井鉄道の越前武生駅からは少しだけ歩きます。「武生新」から「越前武生」に名前が変わってしばらく経ちます。以前の地名の後に「新」が付くパターンは、JRとの区別という意味ではとても珍しかったので私としてはOKだったものの今の「越前武生」の名前も私・個人としてはOKです。もっとも市町村合併で武生市と今立町が一つになり越前市になったというのが改称の理由かもしれませんが…。

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ところで「越前武生」駅に入り、そこにあった一枚の張り紙に愕然。その日から運行が再開と思われていた「レトラム」が何と10日(土)、11日(日)ともに運休とのこと。ドクター東海は「見たら幸せになる」といわれるドクターイエローとは違うのだと、運の無さを嘆きました。何せこの日から再開ということで、それに合わせて北陸詣でを決めたのだから…。

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気を取り直し、駅員さんに許可を得て改札前の構内で撮影。200形はやはり良いですね。

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この表示が「急行」ならもっと良いのですが、この時間帯では望むべくもありません。

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9:29分発の田原町行きは770形。ホームに3編成もいたのでどれになるだろうかと思っていたらまあ順当なところに落ち着きました。

2014年05月22日 20時39分

キヤ95との出会い(2)名古屋駅を出発。

初めて観察したドクター東海の魅力はやはりその装備でしょう。

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先頭車(運転台横)には監視カメラがついており、

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気動車にもかかわらずついているパンタグラフの際には旧型の国電のおでこについていたようなヘッドライトが如く照明(投光器)があり、その横には観測窓もついていました。

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7:24。定刻にドクター東海は名古屋駅を出発していきました。

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それにしてもドクターイエローは大人気なのに、ドクター東海が不人気なのは何故でしょう?

2014年05月21日 20時26分

キヤ95との出会い(1)名古屋駅に到着。

5月10日(土)は、何かと話題の多い北陸の路面電車巡りに出かけたのですが、その前に「ぴたのり」情報にあったキヤ95系(ドクター東海)を見に名古屋駅に早出しました。

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情報にあったのは名古屋発「0724発」だけだったのですが、名古屋車両区から出庫した後、尾張一宮に向けて出発していくのだろうと推察し、12:13番線ホームから狙う手堅い手法の選択だけではなく、他のホームからはどう見えるのだろうと、、、欲をかいてしまいました。

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7:10頃にその姿が見え始め、7:12にこの写真を12:13番線ホームから撮影したときはもう動き始めており、この後ろ打ちが精一杯でした。

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そして名古屋駅を通り過ぎてその姿はどんどん小さくなっていきました。何せ私はこの辺の情報に疎く、このキヤ95系が出庫してから名古屋駅を経由して尾張一宮に向かうのかを恥ずかしながら全く知りませんでした。前日に何か情報が無いかとネットで検索したのですが、お目当ての情報を探しきれておらず、その結果右往左往していました。合わせて「キヤ95系」狙いでこの時間に名古屋駅にいる人(情報通っぽい方)を見つけられなかったことも敗因の一つです。(最終的には2人を確認しましたが…)

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結局、引き上げ線から11番線に入線。12番線の桑名行きの普通電車は動き始めるのを待って、顔の並びを狙ってみました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!