三陸鉄道が全線で運行を再開しました。(上記の画像は三陸鉄道のHPにリンクしています)
1984年(昭和59年)に開業した南リアス線。この線は旧国鉄盛線の時代にも盛~吉浜間を乗車しており、この時は2回目の乗車でした。そして今年、私は3度目の乗車を目指します。
ところで今日、大阪の交通科学博物館が閉館しました。時代を駆け抜けた車両たちとも暫しのお別れです。
1日戻って昨日(4月5日)は三岐鉄道北勢線の100周年。こちらもイベントが行われていました。
そんなにいろいろあった4月5日(土)、6日(日)の2日間。私はどこにも行かず家でジッとしていました。理由は6月10日から開催予定のNPO法人名古屋レール・アーカイブス/定期資料展の準備。100枚を超える写真をプリントしていたのですが、プリンタから離れるわけにもいかず、とにかくやりきらないと間に合わないし…。でも久しぶりにのんびりした感もありました。
何はともあれ、今日はまずこの話題でしょう。
今朝、『三陸鉄道』のHPで確かめたこの文字。
「南リアス線は盛~釜石間で平常通り運転しています。」
2014年4月4日 金曜日
3年という長い時間はかかりましたが、やっとここまで来ました。
明日になれば
「北リアス線は宮古~久慈間で平常通り運転しています。」に出会えます。
続いては名古屋市電の系統板。
4年前の2010年(平成22年)3月16日にUPした写真ですが、リンクを貼らずここに掲出しました。また本文も変わり映えしませんがご容赦ください。「33系統」は東新町~高辻~市立大学病院~新瑞橋~港東通を結んだ系統で、「35系統」は名古屋駅前~鶴舞公園~高辻~市立大学病院~新瑞橋を結んでいました。私は高校生の時、市立大学病院~桜本町一丁目間を毎日利用していました。そのため「33系統」は利用できる系統でしたが、この系統はその区間を走っていた「31系統」「61系統」に比べ本数は少なく、利用の機会は実際にはあまりありませんでした。ただそれでも分かったのはこの系統を始発から終点まで乗り続ける人はきっといなかったであろうということ。たとえが分かりにくくて申し訳ありませんが、名鉄電車が名鉄名古屋駅でほぼお客が入れ替わるようなもので、東新町~新瑞橋の路線と市立大学病院~港東通の路線の2系統が1つになったような感じでした。だから本数が少なかったのかも知れません。ところでこの写真「33」と「35」の関係ですが、1枚の系統板の裏表です。
それもともかく全ては思い出の彼方の出来事です。
今から40年前の昭和49年(1974年)3月31日、名古屋の町から市電が消えました。
私にとっては子供の頃からズーっと乗り続け、特に高校の3年間は毎日お世話になりました。写真はその最終日に撮影したもので、「昭和町」からのお別れ電車に乗り、敢えて終点の「市大病院」まで行かずに当時の自宅があった「桜本町一丁目」で下車し、その電車を見送りました。
ただ私は市電の写真をあまり残していません。私にとって市電が名古屋市内を縦横に走っていた頃はまずは「カメラを持つ」というハードルがあった上に、フィルム代、現像代、プリント代と収入の無い中学生・高校生には時代を写す術が限られていました。それでも全く撮影していなかったわけではなく、数少ない写真の中からピックアップした「名古屋市電」の話しをさせていただきます。しばらくお付き合い下さい。
養老鉄道の最後のおまけ。
いろいろと車両を撮影している間に気がついた(遅い!と一人突っ込み)のですが、ヘッドマークの「養老鉄道でお出かけ」は共通なのですが、その下の部分が沿線市町の観光案内になっていました。
地味ですが、大切な工夫ですね。
ところで今回の運転・車掌体験の参加費は1万円。高いか安いかと言えば安くはありません。しかし、16名の定員ですから養老鉄道の収入は16万円。そこから人件費を計算し、とかやっていくと決っして儲かるイベントではないと思われます。それでもやるのは「それでも」収入になるからでしょう。また今回のイベントでも関東・関西からの参加者もおられ、それは車掌体験の時に、京王線や阪急線の芸の細かい車内放送をされている方がいたことでも明らかになりました。(笑)そう考えると一番儲かったのはJRかもしれません。そんな冗談はともかく、まずは養老鉄道に目を向けてもらえることが一番の成果かもしれません。ただ100メートル×2回の体験でリピーターを増やすには相当な工夫を強いられると思いました。スタッフの今後の頑張りにも期待したいところです。
さて私の「ぎふローカル鉄道博覧会」はこうして幕を閉じたのですが、全国的な知名度が低いのか思ったより全体の盛り上がりを感じませんでした。もっとも「鉄」向けイベントだけではありませんが養老鉄道の運転体験も私が参加した土曜日はキャンセルが出たこともあり、競争率はほぼ1倍と聞きました。また非「鉄」のイベントの参加者がどれほどかは分かっていませんが、岐阜県のローカル私鉄を“利用する”ことにもっと注目が集まることを願っています。
西大垣駅の構内踏切で撮影した1枚。普通、ホームに発車待ちの電車が停車している状態では遮断機が降りているものなのですが、こうして踏切内で撮影しています。種明かしはというほどでもありませんが、この電車には尾灯が点いており、方向幕も「回送」で、まだ手前に来る状態にはなっていなかったということです。
踏切を渡り、駅舎側のホームにあがるところで1枚。影が写っており、分かりにくいかもしれませんが左端に三角形の物体が置かれていました。これは自転車を引いてあがるためのものと思われ、成程これが無ければサイクルトレインを走らせても、この駅では大変な思いをしなければ、自転車を使うことが出来なくなります。
何気ない風景の中にも知恵と工夫があるんですね。
西大垣駅構内には作業用の車両もいます。ディーゼル機関車の排気管が煙突風で何か可愛らしさを感じました。
さて西大垣を後にして帰ることにしました。また逢う日まで、