2013年02月15日 20時31分

「SLあおなみ号」試運転時の出来事。

平成25年2月13日午後2時頃、向野橋を歩いていたら、名古屋車両区にキヤ97がいました。普段ならもっと注目を集めるのかもしれませんが、この橋の上にいる方たちの目的は「SLあおなみ号」の試運転ということもあり、写真を撮っていたのは私だけ?と思うような状況でした。もっとも私の到着以前にきっと撮影していたのでしょう。

この写真を撮影し終えると同時にエンジンがかかり、おもむろに出発していきました。

さてこちらは14:17頃、名古屋に向かって走る試運転列車です。あおなみ線の電車と貨物の共演は、まるで饗宴(今一つ洒落になっていませんでした)のようでした。C56が小さいのが少々残念ですが、まあ私の撮影場所からすればこんなものでしょう。

そして振り向いて、後ろ打ちです。DD51875がここまで移動してきました。このシーンを撮ろうと思っていたわけではありませんでしたが、何だか得した気分です。

この写真、撮影時間は15:29です。よ~く見ると一寸不思議。実はこれ、名古屋駅を出発した列車ではなく、名古屋駅に向かう上り列車で、複線の向こう側を走っています。煙の向きが左から右に流れているのは、速度が遅い中で風が強かったことによります。

ともかく明日・明後日が本番。今はただただ成功裏に、そして無事に終わってほしいと、名古屋市民として願っています。

もし明日・明後日、SLを見に行けない方は18日(月)の夕方の中京テレビ「キャッチ!」をご覧ください。名古屋への回送から、たっぷりと放送の予定です。

私は…と言うと、どこかで汽笛と煙の匂いを楽しもうと思っています。

2013年02月14日 21時43分

実験走行!!あおなみ線をSLが走る!

今週末の16日(土)、17日(日)の2日間、C56160の牽引する列車「SLあおなみ号」があおなみ線を走ります。今更ここで書く必要もないくらいですが、やはり名古屋の一大イベントですのでUPさせてもらいます。

撮影したのは昨日の試運転の時で、撮影場所は「向野橋」、時間は14:40です。試運転は昨日と本日の2日で5往復ずつ行われ、あとは本番を待つだけとなっています。

この場所では多くの「鉄」の方プラスちらほらと“一般”市民の姿もあり、市民レベルの関心の高さを感じました。そうそう、ここの直ぐ西にある「黄金陸橋」の 上にも結構人が出ている感じでした。

こちらはあおなみ線「ささしまライブ駅」西側の場所。 時間は15:51頃です。実は前の写真もこの写真も中京テレビの撮影クルーに同行しています。

今回の『実験走行』を前に取材スタッフと撮影場所の相談をしたのですが正直、あまり思いつきませんでした。

11日の回送については長時間停車の「米原駅」、「木曽川駅の北」(定番スポット)などなどを話しつつ、試運転では「ささしまライブ駅」周辺、「向屋橋」、「黄金陸橋」、本番で公開される「九重地区」しか思いつかず、どこか俯瞰で街中を走りゆくSLをズーっと追いかけらえる場所はないモノかと思案したものの結局そこは飛び道具(ヘリ)に任せようという結論になりました。

放送の方は、とりあえず今日の夕方18:15からの「キャッチ!」の中で、今日正に行われたマスコミ公開での取材を中心に、名古屋市内を走る昭和30年代のSL列車や、昭和61年の「愛知の鉄道100年」で武豊線等を走ったC56160の映像を紹介しました。

ところで今回スタッフがいろいろ調べて分かったのですが、C56160のナンバープレートの地の色は黒ですが、「愛知の鉄道100年」の時は赤だったんですね。

また所属札は今回は「梅」ですが、100年の方では「名」でしかも独特の文字になっていました。ただ今回、そのあたりはあまり話題になっていません。

最後にこの「SLあおなみ号」は週明けの18日(月)にも「キャッチ!」の中で大特集をする予定です。是非、ご覧ください。

2013年02月05日 20時33分

忙中閑あり、至る所に防犯カメラあり。

今日のタイトルに特に意味はありません。

 

ご覧の2枚の写真は 何れも「防犯カメラ作動中」ということで、今やどこにでもある看板です。

因みに上段が名古屋市交通局で、下段が名古屋鉄道です。さて問題は、、、別に防犯カメラの存在を問題にしているわけではなく、“問題”は英訳の違いです。ということで久しぶりに辞書というものを引いてみました。

まず「Security Camera」と「Crime prevention camera」の違いがあります。

辞書を紐解くと「security」は「安全・安心・防衛」といったところ。次に「crime」は「犯罪」、「prevention」は「予防・防止」と出てきました。似たり寄ったりではありますが、直感的には「security camera」の方がとっつきやすい感じがします。

また「In Use」と「in operation」の違いもあります。

私は英語が得手ではないので何とも言えませんが、単純に身近なところにある「?」となる違いを面白いと思いました。

 

2013年01月24日 20時37分

「SLあおなみ号」試乗抽選に落選しました。

「SLあおなみ号」試乗抽選に落選しました」という返信はがきに貼られた文面の何ともストレートな表現に、かえって潔く諦めがつきました。

まあ予想通りとは言え、やはり残念です。ということで2月16日(土)・17日(日)は家でおとなしくしていようかと思ったら、落選通知にあおなみ線「ささしまライブ」駅徒歩1分のところに観覧場所ができるとの記載がありました。

どれほどの規模かが今一つ掴めませんが、あおなみ線沿線では撮影ポイントが限られるでしょうから、こうした観覧場所が設置されることが広報されれば、相当な人出になることは間違いないでしょう。やはりおとなしくしていた方が良いかも……。

また落選通知には合わせて「あおなみ線各駅での脚立・三脚・一脚を使用しての撮影はお断りいたします」とも書いてあり、それよりそもそもホーム柵があるとはいえ鉄道事業者としては「ホーム上での撮影はご遠慮ください」と言いたいところでしょうね。

 

2013年01月22日 21時17分

スウェーデン・ストックホルムのトラム「12系統」(2)。

1991年のストックホルム市内「12系統」トラムの車内はこんな感じです。

比較的小型な車両の2両編成(300番台の車両+600番台の車両)で、それぞれの車両の真ん中に乗降扉があり、その両側にボックスシートが配置されていました。そのシートの何とも味わい深いことよ!といいつつ私は当時のそのシートの座り心地を何も覚えていません。残念ですが…。ただ乗車したことは覚えています。たしか私が終点の「Nockeby」に向かう時の運転士さんが、研修中の女性だったことが印象に残っていたからです。

そして日本では見かけないパンタグラフの形ですが旧・ソ連では同様のタイプのものを見かけました。その辺りはあまり詳しくないのですが、当時、ヨーロッパで一般的だったかどうかまでわかりません。と書きつつ、パンタグラフの形狙いでこの写真を撮影したわけではなく、背景の集合住宅も含めて如何にも北欧風に感じたからです。

2013年01月19日 22時01分

名鉄・サクラサクきっぷ

今日・明日は大学入試センター試験。受験生の皆さん、頑張って下さい。

名古屋鉄道名物「サクラサクきっぷ」。昨年の12月16日(名古屋本線桜駅では12月15日)から発売されています。今年のデザインは達磨さん。裏面には「あなたの想いが咲きますように」とあり、本当に咲いてほしいと思っています。

ところでこの切符は語呂合わせで「390円」区間の乗車券です。さてこの切符を実際に使う人はいるのでしょうか?それ以前に、無人駅で自動改札しかない桜駅でどうやって入るのでしょうか?考え始めると夜も寝られません…。

参考までに桜駅から390円でどこまで行けるかと言えば…、まずは豊橋方面では本線「牛田駅」そして三河線「三河知立駅」「重原駅」。

常滑線「太田川駅」「尾張横須賀駅」、河和線「高横須賀駅」。犬山線「西春駅」「上小田井駅」。本線「奥田駅」「大里駅」「新清洲駅」。津島線「七宝駅」「甚目寺駅」となっています。もしも桜駅から乗るなら語感としては「七宝駅」何かが良さそうですね。

なんてことはない桜の木。でもこの写真は今朝の名鉄「桜駅」の桜です。花を咲かせるのはまだまだ先ですが、ちょっぴりですが花芽が膨らみ始めているのを見つけました。厳しい寒さはまだまだ続きますが、そんな中でも春を迎える準備は着々と進んでいるようでした。

2013年01月10日 12時59分

新幹線を跨ぐ!名古屋高速架橋工事から。

本日(1月10日)未明、名古屋市熱田区六番町の東海道新幹線の高架を跨ぐ、名古屋高速東海線の架橋工事が行われました。

この写真は、その架橋工事を取材に行った中京テレビのスタッフが撮影したもので、時刻は9日の23:34です。

画面中央の青いアーチ橋が新幹線の鉄橋で、その上部の両側に怪しいコンクリート橋が見えています。

そして午前0時過ぎに架橋工事が始まり、午前1時過ぎにはご覧の状態になりました。

この工事は新幹線の上を通る橋だからということでしょうか、JR東海が担当しているとのことで、今年の4月には「橋」が完成するそうです。なお、この工事の模様は本日(1月10日)の「キャッチ!」の中で詳しく放送の予定です。

ところでこの道路橋ですが、その下にあるのは「新幹線」だけではなく、「国道一号線」「名古屋市営地下鉄名港線」も通っており、日本の大動脈・名古屋の大動脈が4層で重なる稀なポイントです。

追伸)本日未明のこの工事には、「鉄」の方も含め、多くの方が見学に来ていたそうです。皆様、お疲れ様でした。

2013年01月05日 21時23分

今年初めて電車に乗りました。

今年の正月は無精を決め込み、今日、今年初めて“電車”に乗りました。乗車したのは名古屋市営地下鉄「桜通線」「東山線」「鶴舞線」で所用で出かけた次第です。

年末も12月28日の会社からの帰宅時に乗ったきりなので、丸7日間も「鉄道」に触れていなかったことになります。こんな事態はもう10年以上なかったのでは?では一体その間何をしていたかと言えば、数十年前に撮影した(はずの)フィルムの発掘を少々した程度。このブログの『ネタ』準備もしようかと思ったものの、結局食べる!呑む!寝る!の日々で、こんな年もたまには良いかもと思いました。もっとも寒くて冬眠していたというのも理由の一つです。

私にとって今年最初に撮影した「鉄写真」がこれ。名古屋市営地下鉄にはこんなポスターがあるのをご存知でしょうか?絶対にあってはほしくない事態の啓発なのですが、“緊急地震速報”の一番下の5つのピクトグラフ(ピクトグラムとも言います。絵文字のことです)には何が書いてあるのでしょうか?

左から「手すりやつり革につかまる」「頭をまもる」「あわてて飛び出さない」「エスカレーターを利用しない」「エレベーターを利用しない」となっています。いざという時に『あわてないで落ち着いて行動』するために、皆さんも一度目を通しておかれることをお勧めします。毎日使っているとかえってこうしたポスターには気付かないものですが、それだけに先を急がないこの時期だからこそ撮った一枚とも言えます。(と気張るほどのこともありませんが。)

もう一つ私自身の自戒の念を込めて「駆け込み乗車禁止」の一枚。

『事故防止のため駆け込まないで下さい』も駅のホームでよく見かけます。日々地下鉄を利用していて「駆け込み乗車」する人を見かけない日の方が少ないといっても過言ではありません。中京テレビの下車駅「八事日赤」はそれほどではありませんが、乗換駅となる「八事」(鶴舞線から名城線「本山」方面)、「新瑞橋」(名城線から桜通線)が多いような気がします。

もしも停車中の電車を目指し、ホームを走っていて転んで怪我をしたら、その責任は本人だけなのかそれとも鉄道事業者にも責任一の端が課せられるのでしょうか?一寸気になるところです。勿論、「駆け込み乗車」をしなければ何事も無しです。

2012年12月28日 21時23分

名古屋市営地下鉄「名古屋」駅の壁画。

今年の春と夏頃、名古屋市営地下鉄の駅にある「壁画」について紹介しました。その続きというわけでもないのですが、先日(12月15日)、「名古屋駅」の東山線改札に近いところにある壁画をほぼ2年ぶりに見たところ、壁画の上にマナー啓発のポスターが貼ってありました。

因みにポスターの下にはこんな絵があります。(平成22年11月6日撮影)

地下鉄「東山線」の工事を描いたものです。今日はいつものように多くを語れません。

2012年12月27日 21時45分

manacaいよいよ全国デビュー!

今、名古屋市営地下鉄の駅にはこのポスターが掲出されています。1枚が「日本を、一枚で。」そしてもう一枚は「manacaいよいよ全国デビュー!」のポスターです。

3月23日からICカードの相互利用事業者が増えるのは、名古屋市交通局のHPでもその詳細が12月18日にUPされ、また報道もされているのでご存知の方も多いかと思います。左のポスターは全国版に見えるものの、12月18日以降、東京どころか名鉄電車にも乗っておらずその存在を確認できていませんが、ひょっとしたら『名古屋版』かもしれないと思っています。

さて次に右のポスターの日本地図部分だけを切り取ってみました。こちらは名古屋市交通局が作成したものと思われ、真ん中にドン!と大きな「manaca」があり、北海道から九州までのところどころに小さな「manaca」があります。これは「manaca」と相互利用できる会社の所在地ではなく、利用できるエリアに置かれていることが見て取れました。何故かと言えば、新潟・仙台・鹿児島エリアにそれがあるというのが理由です。

来年3月23日以降、私が全国で「manaca」を利用するかどうかですが、その前に私は「Suica」と「PASMO」を持っています。これは「Suica」と「PASMO」のそれぞれの登場当初、相互利用できなかったのでその両方を使い分けていたのですが、相互利用が可能となってからは「Suica」しか使っておらず、「PASMO」が今、家の中のどこにあるのかすら思い出せません。これは新幹線から乗り継ぐ鉄道がほぼ100%JRだからです。

※「TOICA」も持っていますが、こちらは『記念TOICA』で普段は持ち歩いていません。

で、私自身の近未来予測。多分しっかりとチャージした「manaca」だけを使うようになり、「Suica」は使わなくなるでしょう。「manaca」がメインとなる理由は明確で、1枚で済むならわざわざ他のカードを持ち歩く必要はない訳ですし、いつもは名古屋市交通局しか利用しないので、『ポイント』がつかないカードを選択する理由がないからです。(名鉄電車は月に数回利用する程度です)

そういえば今更の話しで恐縮ですが、この25日まで名古屋市交通局では「クリスマススタンプラリー」が行われていました。例えば地下鉄の6駅(久屋大通・八事・藤が丘・金山・新瑞橋・鳴子北)でスタンプを集めるとオリジナルピンバッジをもらえるというものでしたが、私は今回、断念していました。写真で見るとかわいいデザインだとは思いましたが、周りであまり話しにも出ておらず、無事4000個が引き換えられたのを願うばかりです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!