2010年05月19日 9時00分

「RAILWAYS」 樽見鉄道 

5月29日(土)から、
島根県の一畑電車が舞台となった
映画「RAILWAYS」が公開されます。
ストーリーは、一言で言えば
49歳の一流会社のエリートがその職を離れ、
一畑電車で運転士になるお話しですが
決して単なる『鉄』な人の転職ストーリーではなく
家族の絆を考えさせてくれる映画です。
※詳しくはこちらの「RAILWAYS」のHPで!

その公開に合わせ、
岐阜県の樽見鉄道に、
映画「RAILWAYS」のヘッドマークを掲げ、
車内を「RAILWAYS」一色に装飾した
『ハイモ295-617』が登場しました。

昨日(5月18日)、中京テレビのニュースが
その列車の取材をするということで
私も同行しました。

2010年05月12日 9時00分

飯田線 秘境駅の旅・千代駅

「飯田線秘境6駅探訪の旅」は
秘境駅ランキング第13位の「金野」駅に
10分停車した後、2分かけて
同じく第38位の「千代」駅に
14:48に到着しました。
「千代」駅は、写真の通り
山間(やまあい)の小さな駅。
“山郷”(やまさと)ではなく、
山間の方がしっくりくる感じです。

正直、人のあふれた秘境駅の姿には
複雑な気持ちにならざるを得ませんでしたが
このようなツアーでも無い限り
私は多分、「秘境駅」を目指すことは
無かったと断言できます。

個人的には、できればトロッコ列車で
なおかつ秘境駅の停車時間をもう少しとり、
ツアー参加者がせめて100人未満であれば
本来の『秘境駅』を楽しめたのではと思いますが、
それはそれで採算面で難しいかも…。

まあでも、全体的には楽しめたツアーでした。
最後に「秘境駅」という
鉄道趣味のジャンルを切り開いた
牛山隆信氏に敬意を表します。

「飯田線秘境6駅探訪の旅」完

2010年05月11日 8時03分

飯田線 秘境駅の旅・弁当(夕食)

「飯田線秘境6駅探訪の旅」の帰路に
夕食用に配られた弁当です。

中部天竜駅近くの旅館「龍峡亭」さんが
このツアーのために作っているとのことで
「こいの契り丼」と名付けられていました。

こちらも地元の特産品が盛り沢山で
「鯉」「信州豚」「お多福豆」「塩いか」などなど
魅力的な内容となっていました。
*一見地味ですが、私は満足しました。

壷屋の弁当もそうですが
掛け紙もこのツアーに合わせたオリジナルで
秘境駅のイラストや
飯田線を走る電車の写真がデザインされ
気合十分でした。

2010年05月10日 9時04分

飯田線 秘境駅の旅・弁当(昼食)

昼食は、豊橋の駅弁屋・壷屋の
「魅惑の飯田線秘境駅オリジナル弁当」が
配られました。

豊橋駅でも11月30日まで販売されているそうですが
読売新聞の記事によれば
ゴールデンウィーク中は連日完売だったとの事。

地元の食材を生かしており
豊橋が生産量日本一となる
*「ウズラの卵」のフライ
*「大葉」のはんぺん
をはじめ、お約束の「いなりずし」が入るなど
工夫を感じる内容でした。

一つ1000円ですが、楽しめるのではないでしょうか?
惜しむらくは量が少ない。
女性には良いのでしょうが
男性には少し物足りないでしょう。

それにしても、JR東海や飯田線の地元の
『秘境駅』にかける意気込みを感じます。
地元の活性化の一助に
「利用客」の殆どいない駅が役に立つとすれば
これほど皮肉な話しはないというのが
私の感想です。

2010年05月09日 9時46分

飯田線 秘境駅の旅・田本駅

秘境駅ランキング第30位の
「中井侍」駅、
同じく第32位の「為栗」駅を
それぞれ10分間ずつ見学し、
14:14にランキング第4位の
「田本」駅(写真)に到着。

分かりますか、この人、人、人。
秘境駅に停車するごとに
165人+添乗スタッフの
民族の大移動。
さすがゴールデンウィークです。
ホームが基本的に狭い秘境駅に到着するたびに
どこもこの状態。
広大な自然と澄んだ空気は堪能しましたが
「ゆったりとした時間」は堪能とは
ほど遠い状況でした。

ではどんな人が参加していたのか?
私が見た限り、
1)私の様な「鉄」⇒少数派
  *奥さん同伴を含む。
2)「鉄道好き」の子供のいる家族連れ⇒少数派
3)ありきたりな旅行に『飽きている(?)と思しき』
  高齢者⇒圧倒的に大多数
そうなんです。
このツアーは“普通”の日帰り旅行。
私は完全に読み違えていました。
逆に上記1)に分類される「鉄」の人の動きに
違和感があったくらいです。
その分かどうかは分かりませんが
ホームをダッシュする人もいなければ
電車の発車時間ギリギリまで
撮影で粘る人もおらず、
「秘境駅」号は、最後まで定時運転でした。

2010年05月08日 9時06分

飯田線 秘境駅の旅・小和田駅

行き違いで運転停車はするが
特急停車駅を通過するという
まるで貨物列車の様な「秘境駅」号は
12:30に本日の初秘境駅「小和田」駅到着。
ここで20分間の停車。

牛山氏の秘境駅ランキング第2位。
秘境駅中の秘境駅。
『This is 秘境駅』です。
今更言うまでもないことですが
昨今は秘境駅で注目を浴びていますが
そもそも皇太子殿下の御成婚で脚光を浴びました。

私は、かって乗った電車がこの駅に
停車したことはありますが
その当時は、山間の「誰も乗り降りしない」駅と
いうだけで何の感慨もなく、
一方で、「秘境駅」と言う言葉が生まれてみると、
小和田駅に『降りただけで感慨もひとしお』と
思える自分は、情けないほど人に
影響を受けやすいタイプと実感しました。

2010年05月07日 9時00分

飯田線 秘境駅の旅・新城駅

「秘境駅」号、新城駅に10:22到着。

ここで特急「伊那路1号」に追い越されます。
新城駅のホームが旅客列車で埋まったのを
初めてみました。

まして373系の揃い踏みも
なかなか見られるものではありません。
*一番右が「秘境駅」号。
「ありがたやありがたや」と
思わず手を合わせそうになりました。

この後、東栄駅、大嵐駅に停車し
特徴のある駅舎の見学を行いながら
いよいよ秘境駅に突入です。

2010年05月06日 9時00分

飯田線 秘境駅の旅

報告が遅くなりましたが
5月4日に「JR東海ツアーズ」の
『飯田線秘境6駅探訪の旅』に
参加してきました。
●豊橋発着で「10,800円」。

373系3連の
「魅惑の飯田線 秘境駅号」に乗り
『秘境駅』名付けの親、牛山隆信氏の
ランキング上位の6駅を訪ねるもので
まずは豊橋駅で最初の驚き!
電車が満席なのです。
添乗の方に聞いたところ
何と参加者は165名!
しかも催行したゴールデンウィーク7日間は
すべて満席!
恐るべし!!秘境駅!

何はともあれ9時51分に
電車は出発しました。

2010年05月05日 9時00分

国鉄越美南線の名残

国鉄越美南線が終焉を迎え、
長良川鉄道が開業し
それまでの「美濃関」駅は「関」駅になりました。

名前が変わったということは
それまでの駅名看板は不要となった訳です。
その不要となった看板は
長良川鉄道で一時保管され
追って処分される運命にありました。
当時は、それが「売れる」とは
誰も思っておらず、
好事家の引き取り手を捜していました。

写真の小さな縦長タイプは
縁あって私の部屋の壁に
駅の柱にあった当時のまま鎮座しています。
本当は、駅のホームにドデンと構える
大きな看板がほしかったのですが
妻の了解が到底得られる状況ではなく
断念しました。

「大きな看板が欲しい」オーラ全開の私に
長良川鉄道の方はこう慰めてくださいました。
「趣味が続けられるだけで満足しなさい」と。
納得。

2010年05月04日 7時32分

さよなら越美南線

昨日は長良川鉄道の開業でしたが
今日は国鉄越美南線廃止の記念乗車券です。
昨日の「開業」とセットの話しです。

「さよなら越美南線」と銘打ったこの乗車券。
右下の『名古屋鉄道管理局』の文字に
歴史を感じます。
それにしても「廃止“記念”」は
毎度のことながらどこか抵抗感があります…。
私だけ?

ところで国鉄越美南線は、
廃止の話しが具体化していた昭和50年代後半、
やはり取材で何度か通いましたが
「郡上踊り」の頃を除いて
美濃太田起点では存続が難しいと
感じていました。

何故か?
当時、名古屋(岐阜)起点で郡上八幡に行くには
高速道路のない時代だったにも関わらず
私は速さと利便性に負けて
新岐阜から岐阜バスを
使わざるを得ない状況でした。

長良川鉄道が今も苦境にあることは
変わりませんが、何とか持ちこたえてほしいと
切に願うばかりです。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!