10分ほどではありますが「ボーっと生きてんじゃねえよ!」とチコちゃんに叱られそうな時間を過ごす相生駅。
11:24発の10レ美濃太田駅行きが姿を現しました。
やっと撮影した長良川鉄道「赤池」駅の駅名標。
こちらは平成筑豊鉄道の「赤池」駅の駅名標。2012年10月27日の訪問。
と、ここまで書いて地下鉄・名鉄赤池駅の駅名標を撮影していないことに気付く。3つ揃ったと思ったのは勘違いでした。トホホ。
写真には川遊びをする方たち。自分の年齢のことはさておき、この日これだけ見ていると一度は体験してみたいと思ったことはきっと分かってもらえるはず。
福野駅。ホームに絵手紙がありました。実はその中に個人情報が入っているものもあり、この紹介の許諾を得ていないので全面にモザイクを入れていますが、お時間のある方は駅でご覧ください。私は列車内から写真で撮影した後、家に戻り見させて頂いています。
大矢駅着。ここで観光列車「ながら」と交換。「ながら」はこの駅でトイレ休憩も含めて11分停車。
乗車の記念写真を撮影したり、乗客の方たちは思い思いの過ごし方をされます。人の動きを見ているとこの日も満席?
長良川でラフティング。兎に角暑い日だったので、ただただ羨ましい。
窓の開く列車だったら川風に吹かれるのも良かろうという景色ですが、さすがにこの日は冷房の効いた車内で幸せ。この後は第3長良川橋梁、第4長良川橋梁、白谷川橋梁、第5長良川橋梁を渡り更に上流を目指します。
8月26日(日)。そもそもこの日は郡上八幡駅まで行き、そこで交換する列車で折り返すつもりでした。
が、列車が少々遅れており、慌ただしく乗り換えるよりも1駅前の相生駅で下車し、のんびり上り列車を待つことにしました。
下車したのは私一人だけ。ところでこの「相生(あいおい)」という駅名に若干の違和感あり。そこで家に戻ってから調べてみたら元々の名は「美濃相生」。国鉄から第3セクターである長良川鉄道に転換した時に改称したとのこと。なるほど納得。
駅前には大きな1本の木。コマーシャルに出てきそうな雰囲気。
駅前を望めば郵便局があります。どうやらここ相生は「町」のようです。私が最初に越美南線に乗車した昭和54年(1979年)9月14日の時点では有人駅だったようで、なるほど納得。
昨日のことです。
友人から『JR金山駅で発売された「愛知デスティネーションキャンペーン記念きっぷ」がまだ売れ残ってますよ』との情報をもらい、昨日の朝8時半頃、出勤前に寄って購入。ところでこのきっぷ。愛知県内を走る全鉄道事業者の協働ということもさることながら、今回のキャンペーンに沿って発駅が設定されているので、普段、あまり馴染みのない駅もあり、それも面白いと思った次第。
恐らくですが、発売日の9月30日は台風24号の影響で購入を諦めた人が続出し、翌日からは「売れ残っている」というインフォメーションがはっきりとは出ていないので、とっくに売り切れたと思った人が多かったのでは?まあ私もその口ですが…。
ただ今日、明日は金山駅で「鉄道の日記念イベント」が行われるので、今頃はきっと売り切れているでしょう。
因みに私のシリアルナンバーは1937。残り63組。
ところで今回の切符で私が面白いと思ったのはJR東海の名古屋→170円の乗車券。ポイントは金山駅発行。硬券でこのパターンは珍しいと思う。
沿線で見かけた土嚢。線路のバラストの砕石が新しい感じですので、復旧区間ということでしょうか?
「日本まん真ん中の駅」は郡上市美並町にある八坂駅。そう言えばこの駅、以前は半在駅でした。「はんざい」という読み方なので、犯罪に引っ掛けるギャグがあったような…。もう10年以上前のお話です。
八坂駅~みなみ子宝温泉駅間の第2長良川橋梁。
長良川鉄道に乗るのは恐らく3~4回目。その車窓に清流長良川の景色が楽しめるのは以前から知っていたものの、これほどちゃんと見るのは間違いなく初めて。乗客の方も右に左に見える自然を楽しんでおられるようで、「ゆら~り眺めて清流列車 1号」というネーミングの効果ありと言うのは、過ぎた表現でしょうか?
みなみ子宝温泉駅が見えてきました。ここで結構な下車客あり。温泉を楽しむ方たちでしょう。
踏切で見かけたサイクリングを楽しむ方たち。皆さん、カメラを向けています。何故?
観光列車「ながら」は次の列車ですよ。などと意識しているのは鉄ちゃんだけかも。
2両編成の「ゆら~り眺めて清流列車 1号」の乗車率は座席定員に対して7~80%程度でしょうか?満席ではありませんが、結構な乗客がいます。見た感じ、ほぼ観光客。勿論地元の方の足としても使えるのですが、この時間帯の利用は少なさそうです。
多分、サルビアの花。
「サルビアの花」という曲を覚えています。作詩:相沢靖子・曲:早川義夫作詞で、確か「もとまろ」という女性グループが歌ってヒットした。なんていう文章にふむふむと思える人は60歳超。
湯の洞温泉口駅です。さてここからよいよ長良川を橋で渡りながら、その清流を車窓の右に左に楽しむ絶景ポイントが始まります。
湯の洞温泉口駅~洲原駅間の第1長良川橋梁。指定列車は30キロの速度制限。これは間違いなく『清流列車』と『ながら』。
いくら立っていたとはいえ、車内は美しい形式に惹かれて右往左往出来るほどまでは空いていません。その分、「いい景色だなあ」とゆったり。
橋を渡り、制限解除。
長良川でこれまで見たことのない光景を発見!
SUP(スタンド・アップ・パドルボード)で間違いないと思いますが、ボードの上に立ち、パドルで漕ぐスポーツです。以前、どこかのテレビで見たことがあったスポーツですが、ここ長良川でも遊べるとは知りませんでした。
「ゆら~り眺めて清流列車 1号」出発の時間となり、下り列車の出発信号機のところに係の駅員さんが待機。
更に駅員さんがスタフを運転士さんに渡す…と、思ったのですが、、、。
何やら「紙」を渡しています。
そしてスタフを置くと思われる場所にその紙が。
後で調べて分かったのですが、この列車とその次に走る観光列車「ながら1号」(美濃太田駅発10:45、美濃市駅発11:16)は、美濃市駅~大矢駅間で続行運転となるため、そうした場合にスタフは後続の列車に乗せられ、先行の列車は「指導券」を持てば、その区間を走ることが出来るようになるそうです。
とか書いていますが、多分、合っている、いやっ、合っていて欲しい。
信号機のところの旗が青に変わりました。いよいよ出発。
そしてこれは取り決めなのでしょうが、本線に入る前に一旦停止。
美濃白鳥駅始発の2008レ美濃太田駅行き(関駅で乗換え)。美濃市駅到着は10:25で、発は10:29。
ここ美濃市駅で観光列車「ゆら~り眺めて清流列車 1号」と交換です。
代用閉塞方式は通常の閉塞方式が出来ない時の正に“代用”の方法で非常時の一時的な方式です。今回の長良川鉄道ではスタフ(モノはタブレットキャリア)を使い、美濃市駅~大矢駅間で代用閉塞による運転を行っています。細かく説明すると私の手に負えない専門的な話になりますのでここからはご容赦願いますが、指導通信式というパターンと聞きました。
駅の待合室の壁にスタフを置く場所あり。
この日の2008レは一粒で2度美味しいと言われている(私が勝手にですが…)ナガラ300形305号。美濃太田側は長良川鉄道の標準色ですが、北濃側はヤマト運輸ラッピング。今年の2月からヤマト運輸と長良川鉄道が関駅と郡上市の美並苅安駅間で始めた乗客と宅急便を混載して運ぶ「客貨混載」用の車両です。
「ひと・もの・ハコぶ」「ネコロジー 環境にやさしい、物流をつくろう。」は分かり易いキャッチフレーズですね。
などと写真を撮っていると10:28着のお目当ての列車の到着。
台風24号の接近に伴い、各鉄道事業者では計画運休が発表されています。
長良川鉄道でもこの時間、すでに終日運転見合わせとなっています。
では長良川鉄道の話を続けます。
美濃市駅ではまだまだ登録有形文化財があります。それが「長良川鉄道美濃市駅プラットホーム及び待合所」。
以下、文化庁のHPの解説文「駅舎の南側に位置する。延長九八メートル、側面玉石積の直線状構造物で、両端をスロープ状とする。ホーム上には桁行六・四メートル、梁間三・二メートル、下見板張の木造待合所一棟、古レールでつくった上屋二棟及び木造階段室を設け、歴史的な鉄道景観を創る。」。
この駅に降り立ったのは実は初めて。下車した時とは逆順になりますが、改札口を通り過ぎるとホームに向かう通路があります。その独特の景観は、当時の線路を敷いた状況と駅舎の関係で、これしか選択が無かったからでしょうがどこでもある風景ではなく珍しいと思いました。うろ覚えですが、高山本線の飛騨小坂駅が同様の構造だったと記憶しています。
通路を抜けて階段を上ります。
ホームに出るとそこにはユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産になっている美濃和紙の製品が展示されています。今回は素通りしてしまいましたが、時間があればこれをゆっくり見るのもお勧めです。
待合室。文化財で列車を待つ贅沢はそうそう出来るものではありません。
さてここからが平成30年7月豪雨(西日本豪雨)についてのお話。美濃太田方面への上り線の信号はいつも通りの光景です、
しかし郡上八幡方面に向かう下り線の信号はちょっと様子が異なります。
信号の下に赤い旗が出されており、これがいつもとは異なり、今が非常時であることを示しています。