2013年11月02日 20時53分

ピーチライナーが夢のあと。

明治村発16:00の「栄・名鉄バスセンター」行きに乗車。

※マナカが使えます。因みに犬山駅~明治村正門を結ぶバスは岐阜バスコミュニティなのでマナカは使えません。

経由地はあまり気にしていなかったのですが「桃花台ニュータウン~小牧市内」を通るのをバスに乗ってから車内に備え付けられていた時刻表で知りました。

2013_10_26しまかぜ~明治村(SL&N電)_172

桃花台の中心地には「ピーチライナー」(桃花台新交通桃花台線)の廃線跡がそのまま解体する術もなく残されています。

2013_10_26しまかぜ~明治村(SL&N電)_176

平成3年(1991年)9月4日にこの線は乗りました。

2013_10_26しまかぜ~明治村(SL&N電)_177

その後、ここを訪れることは仕事を含めてありませんでした。この高架橋を新交通システムが走らなくなってもう7年になるのですね。あまりにも早い歳月の流れを感じました。

明治村からこんな風景を見ながら家路につくとは、バスに乗ってからも思っていませんでした。何の引き合わせでしょうか?

ただここに暮らす多くの人たちは、この風景を毎日見ながら暮らしています。・・・これ以上書く言葉を今の私には思いつきません、

2013年09月18日 19時55分

NHK教育テレビ(Eテレ)でこのブログに掲載した写真が…。

昨日(9月17日)のNHK教育テレビ(Eテレ)でこのブログに掲載した写真が放送されました。

※写真は再掲です。

ほんの数秒ですが、放送されたのは越後交通栃尾線ED51の写真(2012年3月26日UP。1973年/昭和48年12月28日撮影)で、番組名は「大!天才てれびくん」(18:20~)。その中の「乗りすけさん」という乗り物のコーナーで、大阪郊外にある桜谷軽便鉄道という愛好家による手作り鉄道が紹介され、そこの新作の機関車のモデルが越後交通栃尾線ED51というのが私が写真が登場した理由です。

※越後交通栃尾線…新潟県長岡市を中心に走っていたナローの電車。昭和50年(1975年)に廃止となった。

制作会社のスタッフの方の話しではED51の写真はネットではあまりUPされていないとのことでしたが、私のところに話が来たのは恐らく私が実名で、かつ会社のHPでこのブログをやっており、連絡先が分かり易かったのではなかろうかと思っています。

同様にこのブログの写真は日本テレビでも出たことがありますが、乗り鉄ついでの写真を使っていただくのは少々こそばゆいものがあります。

今回の「乗りすけFile No.79:手作り電気機関車」で紹介された桜谷軽便鉄道は月に1回運転会が開催されており、以前から一度訪ねてみたいと思っていました。これを機にでかける気分が盛り上がっています。

(おまけ;私が撮影した栃尾線の写真を再掲します。)

2013年04月03日 19時04分

2013 春の大鉄まつり(18)

往路も新幹線でしたが、帰路も掛川から新幹線を利用。掛川発17:42の「こだま669号」に乗車。撮り鉄に挑戦!と思ったもののやはり今一つでした。まあ素直に「夕日が綺麗だ」と思った私の心情をお察しください。

この写真を撮る前、非常に充実した一日を送ることができたと実感していた私は、千頭駅のみならず乗り継ぎの時間を利用して掛川駅南口(新幹線口)にあった売店でもお土産を買い足しており、家に戻った時、家族に「どうしたの?」言われるほどご機嫌でした。

この日の収集品。C5644とDD203の運転体験時のパンフレットやSL運転体験の修了証。

DD運転体験・車両工場見学の参加用ハガキや乗車券等々。

この中で特筆すべきはDD運転体験・車両工場見学の参加用ハガキ。写真では本文のみですが、実は表の宛先は全て手書き。しかも同じ「南アルプスアプトセンター」から送られているにも関わらず字が異なっていることから別の人の手によるもの。しかもその字は二人ともがとても丁寧なだけではなく、『上手い』のです。

「鉄」友からの連絡でDDの運転があることを聞いたのがきっかけの大井川鐵道詣ででしたが、私の宛先を書いてくれた方を始め、今回の『2013 春の大鉄まつり』に関わっていた全ての関係者の心のこもったおもてなしの心があったからこそ私の満足に繋がったのは間違いありません。

最後に一般社団法人日本民営鉄道協会の広報誌「みんてつVol.44 冬号」で「大井川鐵道」が特集されていることを紹介します。

http://www.mintetsu.or.jp/association/mintetsu/index.html

是非ご一読いただきたいのですが、代表取締役社長の伊藤秀生氏のインタビューや管理部課長 山本豊福氏・営業部課長伊藤和則氏のリポートだけではなく島田市長桜井勝郎氏・SL運行の礎を作った白井昭氏の話しも掲載されています。

内容は割愛させていただきますが、この「みんてつVol.44 冬号」を紹介させていただくことで私を楽しませてくれた大井川鐵道の方への謝意とさせていただきます。ありがとうござました。

2013年04月02日 20時00分

2013 春の大鉄まつり(17)元京阪3000系の旅。

「かわね路2号」で新金谷まで乗車すると、そこから金谷までの連絡列車は、千頭発15:25となります。

ということで元京阪電車の3000系(京阪的には旧3000系と書くべきでしょうか?)が来ることは「かわね路2号」の発車時に分かっていたので、新金谷駅では到着を今や遅しと待ち構えていました。この電車を撮影したのは構内踏切の上です。ここで上下列車の行き違いがあるため、下り列車が先着し、完全に停車した上で客扱いを始めないと踏切に入ることは出来ないと思われ、ある種この写真も今日の運の良さの象徴でしょう。何せ3月10日にたった一区間とはいえ3000系に乗車できるのですから…。

金谷に16:37到着。お約束の車内写真撮影。全員が下車した後こうして撮影したのですが、実は数人ではありますが順番に並んで撮影でした。それにしてもこのシートの座り心地は破格ですね。

京阪と言えば「鳩」のデザインのヘッドマーク。この日はこのヘッドマークを撮影するために金谷駅ではやはり行列ができました。各駅停車なのに「特急」とはこれ如何に。でもやはりこうでなくっちゃ3000系らしくは無いですね。

と言っても「鳩」のマークは列車の両エンドとも見えている訳ではなく、金谷側の先頭車はご覧のように大型の方向幕に覆われていました。本来はこの形で、今回の様な表示が「特別」だとしたら大井川鐵道に感謝ですね。

もっともこの3000系人気は、平成25年3月10日という記念すべき日だったからかも知れません。

2013年04月01日 21時16分

2013 春の大鉄まつり(16)木村裕子さん登場。

今年の「春の大鉄まつり」には木村裕子さんも登場していました。

新金谷発9:57の「かわね路11号」で車内販売をし、千頭駅ではサイン会他を行った後、鉄道部品オークションを行い、私が乗車した「かわね路2号」ではやはり車内販売をして新金谷まで戻りました。

彼女はJR東海の在来線特急車内販売の経験者であり、乗務していた「南紀」などJR東海の在来線特急列車の車内販売が3月15日をもって終焉を迎える直前、大井川のSL急行の車内販売を行い、帰路で言えば14:50から新金谷到着の16:10までの1時間20分かかっても、客車7両の内、7両目の半分ほどまでしか回れず、新金谷のホームで最後のお客さんの相手をしていました。JR北海道・JR九州同様、観光列車のお土産品の車内販売(旅の思い出を買う)と、そうではなく弁当や飲料を中心とした車内販売(生活の必需品を買う)の差を感じました。

ところで木村裕子さんは半袖での登場でしたが、この日の前日の予報では「暖かかくなる」でした。ところで午後から日が陰り、風が強くなり、そして雨がぱらつき始めると気温が一気に下がり、一応そこはプロですから平気な顔をしてますが、相当に寒かったはずです。

さて新金谷に16:10に到着。ここから千頭発15:25、新金谷発16:32の金谷行きに乗継です。

その間の22分間を利用し、転車台へレッツ!ゴー。(この言い回しは相当に古い)

デフレクター(除煙板)の無いすっきりとスマートな「C108」がクルリと回るところに間に合い、かつ16:30までに新金谷駅に戻りました。(ああっ、忙しい)

2013年03月31日 18時16分

2013 春の大鉄まつり(15)「かわね路2号」に乗車。

一日おいて大井川の続きです。

大井川鐵道というと「のんびりとSLが走るローカル線」というのが私のイメージでしたが、この日の私は殆ど分刻みのスケジュールで、いつもの「鉄」旅に比べ思いっきり忙しい一日でした。『2013 春の大鉄まつり』のこの日の参加者で、恐らく一番楽しんだのは私だ!という自信があります。(笑)

おかげさまで帰路は14:50発のSL「かわね路2号」に乗車することとなり、発車直前のホームに向かったところ14:48着の電車が到着。

奇しくも(くしくも)この3月10日を持って京阪電鉄での通常運行が終わった3000系で、京阪から遠く離れた静岡の地から「さよならテレビカー」とエールを送りました。

列車は定刻に動きだし、その車窓からはまだまだ続く「C5644」号機の運転体験の様子が見えました。

この日の「かわね路2号」の客車は全部で7両。先頭の「C108号機」と最後尾の「ED501号」を足せば何と堂々たる9両編成。大手私鉄でも9両編成は関東・関西圏に限られ、考えようでは日本一のローカル私鉄と言って過言ではないでしょう。

これだけの長大編成ともなれば、最後尾の車両からは窓からカメラを出さずとも、カーブではこんな写真が撮影できます。

おまけの一枚。大井川を渡る鉄橋の、上り列車では右カーブ。いい感じで撮影できました。

2013年03月29日 19時45分

2013 春の大鉄まつり(14)C56バック運転の醍醐味。

さて順向きの運転もさることながら今回は、バック運転がどんな感じかが楽しみでした。

運転席から身を乗り出して振り返るとこんな風景が広がります。バック運転を想定した機関車だけのことはあり、想像していた以上に視界が広い印象でした。

次に身を乗り出さない場合はこんな感じ。切り落とされた炭水車がどんな風なのだろうかと興味津々でしたが、やはり只者ではありませんでしたが限界はあり、この位置では左側は殆ど確認でしませんでした。

昭和の頃、国鉄呉線では、C59のバック運転による客車列車がありました。どれだけ運転が大変だったかの一端を垣間見た気がしました。

さて運転を終えたら、何と燃え盛る『火室』が公開されました。思っていなかったので最後にサプライズをもらった感じでした。

「SL運転体験」の参加料は5000円。

今回はブレーキの操作は無かったのですが、次回は是非、ブレーキを扱ってみたいと思いました。

2013年03月28日 20時38分

2013 春の大鉄まつり(13)SLを運転したぞー!

2013年3月10日(日)13:50頃。私は「SL大集合」が終わって直ぐに「SL運転体験」の受付に行きました。

流石に「少しお待ちください」と言われました。やっぱりね。いやあ、気持ちだけが先走っていました。このままいくと安全運行に支障をきたしかねません。

この日の私の相棒はC5644。昭和11年の三菱製で御年77歳。しかしその走る姿は年齢を全く感じません。海外暮らしも経験した苦労人なだけにC56に使われる愛称「ポニー」はあまり気易く使いたくないですね…。などとはあまり深く考えていません。

いよいよ運転台に。気分は機関士。

この日扱った装置は3つ。

1)逆転機ハンドル

2)脇路弁コック

3)加減弁ハンドル

実はここに座る直前、機関車に乗り込もうと思ったら、一般の観光客の方に写真を撮っても良いですかと言われ、何故かその方と2ショットを撮影してしまいました。一応「体験運転参加者で機関士ではありません」と説明したのですが…多分、聞こえてなかった…。大井川の人は笑っていました。私がゴーグルをしていたので本職に見えたのかも知れません。

その運転席から見える風景です。当たり前ですが左前方しか視界が開けていません。

2013年03月27日 19時34分

2013 春の大鉄まつり(12)ナンバープレートオークションの秘密!?

感動の内に終わった「SL大集合」。次のSL運転体験を前に、少々余韻に浸っていたら何やら大井川鐵道の人の動きに異変(大袈裟ですね)が…。

C5644号機のナンバープレートを外し始めたのです。ナンバープレートの外された蒸気機関車の姿は何とも不思議な格好でしたが、ここまできて私はようやく事態が呑み込めました。ようするにこの外されたナンバープレートがこの後行われる「鉄道部品オークション」に出品されるのです。

そして真新しいナンバープレートが無事に取り付けられました。目出度し、目出度し。

さてこれは「SL運転体験」終了後に覗いたオークション会場です。鉄道アイドルの木村裕子さんと大井川鐵道の方により、丁度「C5644」号機ナンバープレートのオークションの真っ最中でした。さてその落札価格は…、スタートは3万円でしたが最終的には20万円を超えたそうです。(すいません、会場が混んでいたので最後までこの場にいませんでした)

2013年03月26日 20時45分

2013 春の大鉄まつり(11)SL大集合、汽笛のハーモニー。

平成25年3月10日(日)13:00少し前に千頭駅に戻ったあと、13:10からの「SL運転体験」の当日受付を申込み。13:30に発表とのことだったので、その隙間を縫って昼食。駅前広場に出ていた屋台の「焼きそば」と「串焼き」でささっと腹ごしらえ。 

さて13:30の発表。体験者名に名前が出た時は思わず右手がグーになりました。しかも第一希望の時間で、これでこれからのスケジュールが全部決まりました。

5)「SL大集合」…13:35~13:45

6)「SL運転体験」…14:00~14:10

7)「鉄道部品オークション」見学…14:10~14:30

8)「かわね路2号」に乗車…千頭14:50発

9)「新金谷」で転車台…16:10過ぎ

何はともあれ「SL大集合」。時間の都合でまずは後ろから1枚。同時に煙を吐く3台のSLは、今時、日本広しと言えどそんじょそこらでは見られません。これだけでも十分絵になります。でもこの時点で私は本当の「SL大集合」の意味をまだ気付いていませんでした。

そして前から1枚。実はこの反対側のホームにいれば、線路に降りて正面からの写真も撮影できたのですが、頭の中が「運転」で凝り固まっていたのと、SLが3台ならんでも「まあそんなものだろう」と高を括り、おざなりな集合写真しか撮っていませんでした。しかし!

次の瞬間、1台づつ汽笛を鳴らし、最後に3台が同時にひときわなが~い汽笛を鳴らしました。山間(やまあい)の町「千頭」に響いた3つの異なる汽笛の生み出すハーモニーは、程よくこだまし、、、鳥肌が立ちました。恥ずかしながら感動しました。

「井川ちしろ」のパネルの隣にあった『日本の音風景百選 SL復活37年2013』の“音風景”を正に体で感じました。

それまでは「SLの汽笛・ドラフト=音風景」と単純に考えていましたが、この千頭駅での汽笛にこそその意味があったとさえ思えました。

『撮って善し!聞いて善し!』の「SL大集合」でした。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!