2010年05月21日 9時02分

「RAILWAYS」 樽見鉄道ハイモ295-315

樽見鉄道のハイモ295-315の近況です。

この2月24日の踏切事故で運転できなくなり
本巣機関区の中で修理中なのは
ご存知の方もいるかもしれません。

平成11年製の軽快気動車仕様で
ハイモ230-312同様の
故池田満寿夫氏デザイン塗装の
樽見鉄道のエースとも言える存在だけに
この状況はとても残念です。

樽見鉄道としては何とか9月までに、
遅くとも10月までには復帰させたいと
していました。

2010年05月20日 18時10分

「RAILWAYS」 樽見鉄道Ⅳ

「RAILWAYS」ヘッドマークです。
19日から、映画「RAILWAYS」の
錦織監督の直筆サイン入り(頑張れ!!樽見鉄道!!)に
なっています。

このヘッドマークはハイモ295-617の
大垣駅側に取り付けられており、
5月30日(日)まで、
1日4往復程度するそうです。

なお、どのスジに入ってくるかは
当日の運用によるとのことで
運が良ければ見られる(乗れる)とのことでした。

話しは変わりますが、
今回は報道取材の同行だったため、
普通は入れない機関区の中に入ったり
色々な話しを聞いてきました。
次回から樽見鉄道の近況をお伝えします。

2010年05月20日 9時06分

「RAILWAYS」 樽見鉄道Ⅲ

樽見鉄道で運転士を目指して訓練中の
竹村敏彦さん(38)です。

一昨日(18日)は、
大垣駅発13:37の「RAILWAYS」
ヘッドマーク付きのハイモ295-317で
訓練を受けていました。
※写真は大垣駅で発車前に撮影させてもらいました。
※昨日の朝UPした車両です。

3月に学科試験を通り、
6月9日の実技試験を目指して、
現在、指導教官の元で訓練の日々だそうです。
これが通れば晴れて一人前の『運転士』となります。

竹村さんは元々関西の鉄道会社で車掌をしていたそうですが、
「運転士」への夢が捨てきれず
樽見鉄道に転職したそうです。

千葉のいすみ鉄道では訓練費『700万円』自己負担の
公募運転士が話題となりましたが、
樽見鉄道では正社員でちゃんと給料も
支払われています。

何れにしろ、樽見鉄道がいすみ鉄道より
経営的に恵まれていることはあり得ず
地方鉄道が「地元の足」として
どこまで生き延びれるか正念場が続いていると
思った今回の取材同行でした。

2010年05月19日 18時26分

「RAILWAYS」 樽見鉄道Ⅱ

樽見鉄道取材の目的は、
映画「RAILWAYS」の錦織良成監督の
樽見鉄道表敬訪問(5月18日)と
運転士を目指している“新入社員”の方の
訓練の様子でした。

写真の右から
1)運転士を目指して訓練中の竹村敏彦さん(38)
2)錦織良成監督
3)樽見鉄道田中良以社長
4)運転士を目指して訓練中の武藤真司さん(42)
の方々です。

錦織監督は、今回脚本も担当されており
そのリサーチの中で
地方のローカル鉄道の苦境は
知ってはいたものの現実は想像以上で、
映画を通して、そんな鉄道の現状を知ってほしい。
また赤字の中でも頑張っている
会社があること知ってほしいと思ったそうです。

そんな中、樽見鉄道に『運転士』になることを目標に
カッコの中の年齢でも分かっていただけると思いますが
映画と同じように、
社会人経験のある2名の方が訓練中と聞き、
映画の宣伝と、この訪問が少しでも
樽見鉄道のプラスになるならばと
今回の訪問(訓練中の2名の方への激励)が
実現したと聞きました。

ところで樽見鉄道の田中社長は
67歳で「運転士」の免許をとったそうです。
監督は、「49歳で運転士になる」ことは
「現実的か?」と考えながら撮影をしたそうですが
田中社長の話しを聞いて「ホッとした」と
話していました。
地方のローカル私鉄で、
従業員のかなりの人が運転士の免許を持っている会社も
あるとは聞いていましたが、現実がこんな身近にありました。

2010年05月19日 9時00分

「RAILWAYS」 樽見鉄道 

5月29日(土)から、
島根県の一畑電車が舞台となった
映画「RAILWAYS」が公開されます。
ストーリーは、一言で言えば
49歳の一流会社のエリートがその職を離れ、
一畑電車で運転士になるお話しですが
決して単なる『鉄』な人の転職ストーリーではなく
家族の絆を考えさせてくれる映画です。
※詳しくはこちらの「RAILWAYS」のHPで!

その公開に合わせ、
岐阜県の樽見鉄道に、
映画「RAILWAYS」のヘッドマークを掲げ、
車内を「RAILWAYS」一色に装飾した
『ハイモ295-617』が登場しました。

昨日(5月18日)、中京テレビのニュースが
その列車の取材をするということで
私も同行しました。

2010年05月03日 9時06分

長良川鉄道 開業記念入場券

今年のゴールデンウィークは
家の「鉄道」資料を
一つずつ整理しています。

そんな中、長良川鉄道の
開業記念入場券が出てきました。

台にしたのは開業記念の下敷きで
入場券は(A)(B)2種類ありました。

思い起こせば昭和61年12月11日(木)の
正に開業の日、
私は開業記念列車の中にいました。
但し、仕事で。

当時担当していた番組で
この開業に合わせて美濃加茂市を取材したもので、
長良川鉄道発足時には
第3セクター「樽見鉄道」の設立・運営に
尽力された西濃鉄道の方も
役員でいらっしゃって
大変お世話になったのを思い出しました。

2010年04月14日 12時19分

福井鉄道・北府駅

ソフトバンク「お父さん犬」のCMが、
福井鉄道の駅で撮影されたことは
放送を見てお気づきの方も
多かったと思います。

新聞記事で、
その「お父さん役の犬」のぬいぐるみが、
ソフトバンクから福井鉄道に提供され、
撮影された福武線「北府(きたご)」駅の
名誉駅長に就任し、
まずは、越前武生駅でお客さんを
出迎えることになったのを知りました。
ところが私は
その「北府」の名前に違和感を覚えました。

写真は、私が昭和53年9月29日に
福井鉄道を乗りつぶした際の
車内乗車券です。
ここにも「北府」の駅名が。
(社)武生/粟田部の間にあるということは
南越線。(昭和56年に廃線)
何と、この3月25日に、
「西武生」駅が改名されたことが
分かったのですが、でも何で場所も違う
「昔の名前」になったのかな?
(読み方も「きたごう」だったような…)



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!