SLかわね路2号撮影後、ビール列車の集合時間まで少し余裕があったので「神尾駅」探訪をすることに。とういのもこの日は千頭15:39発、新金谷16:50着の臨時電車の運転日ということなのでもう1本撮影できることが分かっていたので少し欲張ることにしました。
ここを選んだのはこれまで車内から見ていたたぬきさんたちを間近で見たかった!ただそれだけ。でもなかなか面白い。来て良かった。
駅の入り口でさっそくたぬきさんの出迎え。公衆電話も今時珍しい。
観光名所らしい「神尾竹林」への看板にもたぬきさんの姿がありますが、ここ神尾駅のたぬきさんっていつからいるのでしょう?
いつも電車の中から見ているたぬきさんをこうして地上から間近に見るのは初めてです。車で回っているから出来る芸当だと思いました。
いやいや電車でも来れるのですが、本数が…。
待合室(室というより屋根つきの椅子)には招き猫。
トーマス、ジェームスもいるけど昔ながらの蒸気機関車も走っている。トーマスカラーの客車もいるけど旧型客車もいる。それが大井川鐵道の魅力です。
新金谷からレンタカーで移動。
まずはジェームス号の撮影。場所は定番中の定番スポットと言える川根温泉笹間渡~抜里間の大井川第一橋梁。
14:49。千頭を14:10に出発した列車は山中に汽笛をこだまさせつつ、その姿をゆっくり現しました。
何度シャッターを押せば気が済むのだと言いたくなるほど画角を変えながらトライ。
温泉に入っている方たちも見物しています。一応掲載禁止画像にはなっていません。確認しました。(笑)
8月6日はトーマスの運転はなくジェームスだけだったからなのか、この俯瞰できる場所にいたのは私達2人だけ。またこの位置から少し下のどちらかと言えば真横に見ることの出来る場所にも数人の撮影者がいただけです。なおその場所に、昨年の大井川鐵道/ビール列車で知り合った方がおられ、本当に偶然でオオびっくり。坂を下る途中で名前を呼ばれて、世間は狭いと実感です。
もう一つ(1人?)おまけ。川原の真ん中に点にしか見えないのですが撮り鉄さんがいます。その方が今年のビール列車の予約を取ってくれた幹事さん。ビール列車の車内で、この日の成果を参加者で確認中、自己申告で発覚しました。カメラでぐりぐり拡大してみたら確かに本人でした。皆、同じような行動パターンですね。
2016年(平成28年)8月6日。遠州鉄道の次は大井川鐵道に移動。
浜松発12:50に乗車。
金谷着13:29。当初の予定ではもう1本早く動こうかと思っていたのですが、遠州病院での撮影を入れて遅らせることにしました。
最初の狙いのジェームス号には時間があったので、まずは新金谷駅北側の踏切で撮影。新金谷着13:52の旧南海電車。
電車通過後に踏切に入って後追。駅を背景にしたこうした構図、結構好きなんです。
南海21000系通称“ズームカー”。「大運転を行っていた」とここで書いても知っている人は多分少数派ですね。そうそう、大運転とは南海高野線の難波~極楽橋の平野部~山岳区間の直通運転のことで、私は昭和54年10月13日、正に極楽橋から難波まで大運転で乗っています。ただこの時は高野山ケーブルには未乗です。まだケーブルカーの完乗を目指しておらず、その後悔しい思いをしました。もっともおかげで南海高野線の素晴らしい景色を楽しめたので、それはそれで良しといったところです。
ということで極楽橋駅での懐かしの1枚。
※急勾配が続く、急カーブが続く山岳区間と平野部との直通は車両の技術的には大変なことです。詳しいことを知りたい方は是非、自力で調べて下さい。この電車のファンになること請け合いです。それにしても「ズームカー」と名付けた人に脱帽。
本日は動画。シャッターの音とか風切り音はご容赦下さい。
まずは30形。
そして2000形。
何となく違いをお楽しみいただけたでしょうか?
なお遠州鉄道2/1000形の動画もあるのですが、音の違いを楽しんでいただくためにこの2本にしました。