2019年02月23日 22時33分

イーストランカシャー鉄道(5)夜汽車の風情。

イギリスらしい風景。

突然、車内灯が点く。

トンネルを行く列車はさながら夜汽車の風情。もっともこの写真だけ見ているとサスペンス・ミステリーの現場とも言える。アーサー・コナン・ドイルならどんな風にこの列車を調理してくれるのだろう。

時折人が通る通路。列車編成の最後部に近いこともあって機関車のエンジン音はとても遠く感じる。そして線路の継ぎ目を渡る音だけが静かに響いている。

(余談)トイレの水レバー。要は駅停車中での使用禁止。

2019年02月22日 22時17分

イーストランカシャー鉄道(4)コーヒーを飲みながら。

ローテンストールRawtenstall駅。規模は小なりと言えど時計塔のある風格の雰囲気。

雨降りでオープンカフェは休業?

私は乗ってきた列車でそのまま折り返したので、10分強の停車時間ではこの場を楽しむには短かすぎます。ここでのんびり過ごせるのは、きっとこの駅を基点にこのイーストランカシャー鉄道を楽しむ人たちなのでしょう。

終点に来れば機回し。

どうってことのない風景のはずが、結構見飽きないのです。

11:05、ローテンストール駅からベリー・ボルトン・ストリート駅を通り、もう一方の終点ヘイウッドHeywood駅に向かう列車の出発。そして座る場所として選択したのはファーストクラス一等車のコンパートメント。

向かい合う一等の座席を見ていると、かつての湘南電車80系のサロを思い出す。もっともサロ時代に乗ったことはなく、サハに格下げされた電車の席にしか座ったことはない。まあ席に変わりはありませんでしたが。

帰路、コンパートメントを選んだのはのんびりと車内販売のコーヒーを飲みたかったから。

2019年02月21日 20時58分

イーストランカシャー鉄道(3)大型蒸気との交換。

9月16日の朝10:15。ベリー・ボルトン・ストリート駅を10:20に出発するローテンストールRawtenstall行きの到着。

ここから32分の旅です。

列車の最後尾を見ていて、白い色が兎に角目立っていたテールライト。いやっ、別にライトの外側が何色でも構わないかもしれませんが、蒸気機関車とディーゼル機関車が走る路線なので、もっと地味な色の方が似合うというか汚れが目立たないというか。

別にどのタイプの客車に乗っても良かったのです。天候が今一つだったからかどうかは分かりませんが、列車はどの客車も空いていました。でも気分はコンパートメントの部屋ではなく、オープンサロンの座席。この方が解放感があります。

ラムズボトムRamsbottom駅で蒸気機関車が牽く列車と交換。顔を見せた蒸気機関車が私の勝手にイメージしていた機関車より一回り大きく驚いた。

この鉄道にどんな機関車がいるかくらいは、調べれば分かりそうなものですが、無精者は漫然と鉄道の旅を楽しむだけ。で、良いですよね。ハイっ!

ローテンストールRawtenstall到着。あまり意味がないと思いますが。10:52の定時到着。

2019年02月20日 21時15分

イーストランカシャー鉄道(2)ランチ列車の運転日。

Bury Bolton Streetの駅名標。イギリスの伝統的なスタイルでしょうか?

ホームに下りるといい感じの客車が停車中。

どうやらLANCASTRIAN LUNCHESというレストラン列車が運転されるようです。

“特別”な場所。

そこまでは良いのですが…。

時刻表を見て愕然。本来なら蒸気機関車牽引とディーゼル機関車牽引の列車が交互に運転されるはずが、朝の一往復を除き全てディーゼル機関車牽引。要するにランチ列車を蒸気機関車が牽くのでそれ以外は、、、という話???

イーストランカシャー鉄道のホームページでは蒸気機関車がディーゼル機関車になるとは書いては無かったのでたまたまこの日の都合?

2019年02月19日 23時19分

イーストランカシャー鉄道(1)マラソン大会真っ只中。

今年のゴールデンウィークは10連休と言う方も多いと思います。そんな長期連休ゆえ海外に向かう人も多いようで、航空運賃が高くなっているという報道がされており、ヨーロッパやハワイへはエコノミークラスでも既に私の手の届かないところまで到達しています。

因みに友人から聞いた話ですが、その方の知人がヨーロッパに行こうとしてやっと探しだしたチケットが往復約20万円。それが現時点での相場の半値という話はさておき、もしもイギリスに行かれる人がいて、所謂ツアーでなく、自由旅行ならば是非訪ねて欲しいのがイギリスの保存鉄道。全国各地に満遍なくあるので、旅先の近くにきっと一つはあるはず。

そんな中で私が昨年の9月16日に訪ねたのがマンチェスター郊外の町、ベリーBuryを起点とするイーストランカシャー鉄道The East Lancashire Railway。

保存鉄道は確かに全国各地にあるのですが、大都市の近くにあってアプローチが容易な鉄道はそれほど多くはありません。イーストランカシャー鉄道はマンチェスターからLRTに乗ってその終点で下車し、そこから徒歩5分ほどという絶好のロケーションです。

ということで出かけたベリーの町。

この日この町ではマラソン大会(?)が開催されており、街中は交通規制中。

ほどなく「RACE IN PROGRESS」(レース中)の看板を掲げた車の到着。

続いてランナーが通り抜けて行きました。

街中では「ROAD CLOSED」の看板はあちこちに。

こうして到着したイーストランカシャー鉄道The East Lancashire Railwayのベリー・ボルトン・ストリート駅Bury Bolton Street。

2019年02月08日 15時22分

マンチェスターへの戻り路。

マージーレイルMerseyrailのハミルトンスクウェアHamilton Square駅。この特徴ある塔がその駅。なぞこの形かは分かりませんが、ランドマークとしての枠割は果たしていそうです。何せ地図(アプリ)を見ずとも、塔を見つけられればそこが『駅』です。

リバプールセントラル駅方面への電車の入線。

改めてよく見れば2日前にUPしたモックアップの電車がこれの後継といっても違和感無し。

ここからマージーレイルの話しから少しずれます。何かと言えばエスカレーターでの立ち方。右側に立て!

こんな大きな看板もあります。日本での昨今の状況は「歩くな」「片方ではなく両サイドに立て」ですが、この日英の違いには今一つ腹に落ちないというのが本音です。正解はどっち?

そして見つけたペンギンのキャラクター。その色からして何かの啓蒙かと思いきや、どうやらそんなことはなく…。

2019年02月07日 15時20分

ウィラル・トラム博物館(8)石畳の町。

公共交通とは言い難いトラムが走るイギリスの街角。標識はこのトラムを“公共”的存在である宣言しています。

日本でもこんな感じで電車が走る風景を見てみたい。名古屋なら堀川沿いの四間道かな。

ウィラル交通博物館&トラム博物館Wirral Transport Museum & Heritage Tramway訪問時にトラムの撮影をするならベストポジションはここだと思った場所。

交換を長玉で狙ってみる。こちらは標識などをどう処理するかで個性が出そう。もっともそもそも撮影しない人もいそうです。

真正面からドーンっ!石畳があるから撮影したくなりました。

2019年02月06日 15時19分

ウィラル・トラム博物館(7)モックアップ???

何本か撮影してから帰とうということでの途中下車。もっとも全線歩いても知れている距離ではあります。ところで“本線”から分岐する線路が、倉庫風にの建物に向かっているのを見つけ、そこに行ってみる。

車庫というわけではなかろうに、ここは何???

入ることはできるようなので中に向かう。屋根がなければ商業地のトランジットモール的な雰囲気。

かつて馬が牽いていた馬車スタイルの2階建て車両とその奥には最新式の電車???

マージーレイルMerseyrailの車両を置き換えるとしたらこの電車???

と思いきや中はモックアップ(実物大模型)???

流石に木の内装の電車が走ることは安全面から考えてあり得ない。では何のためにここでこれが作られているのだろう???

2019年02月05日 15時17分

ウィラル・トラム博物館(6)右側通行で交換。

2018年9月15日(土)14時過ぎ。

1時間であらかた見終わったのでマンチャスターに戻ります。何はなくてもポール廻し。

マージーレイルMerseyrailのハミルトンスクウェアHamilton Square駅まで、2階建て電車の2階席に座って戻るという贅沢。

遠くに信号所が見えてきました。

交換。そしてここで下車。

日本と同じ左側通行の国にあって、右側通行での交換。遠州鉄道をはじめ日本でもままあったりしますが、見慣れない光景だとは言えると思います。

2019年02月04日 15時15分

ウィラル・トラム博物館(5)車庫?工場?

イングランド北西部の町、ブラックプール市で乗った電車に似ている。電車のダイヤは分かっているのでプチ撮り鉄。風景だけ見ていれば、本線運転を終えて車庫に戻ってきた電車に見えないでもない。

“博物館”電停に到着した電車。ポールを回す光景はいわゆる儀式として面白いと思う。でも悪天候の日にこの作業は結構大変だろうと思う。

ヨーロッパのトラムで終点がループ式となっていて、進行方向が片一方となっている路線が多いのは、運転台を片方しか作らなくても良いメリットもあるのでしょうが、このポール廻しも避けたかったのでしょうか?

さて電車の終点から博物館の中に向かう線路があります。

そこは博物館というよりは電車の整備工場という雰囲気。

作業内容は分かりませんでしたが、細かなことであろうとは察しがつきました。

博物館的な展示。レールのいろいろ。「ELECTRIC TRAM TRACK」とある「溝付きレール」は、路面電車で使われているタイプで、富山ライトレール、富山地方鉄道の市内電車でも使われています。ただ一般の方には馴染みが薄いでしょうね。

ライド式の遊具もこの博物館ではこのスタイル。ポール電車の遊具を見たのはここが初めてのような気がする。もっともこの博物館ならOKですが、例えば日本の鉄道系博物館に置いてあったとして、この屋根上の棒が何たるかが分かる人はほぼいない気がする…。あっ、明治村ならOKかも。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!