2018年12月19日 21時07分

スコットランドで撮り鉄(8)グレンフィナン陸橋。

午前のジャコバイト号。10:53に顔を見せました。遠くに汽笛が聞こえると、それが近づいて来た合図。それにしても天候が…。

グレンフィナン陸橋に差し掛かっても煙は出ているとまでは言えない。何せここは下り坂で、そもそも煙を吐く理由がない。

橋を半分ほど過ぎたところで「おっ!煙」。

2回目にして分かったのですが、どうやらこの辺りで“ファンサービス”で煙を出しているようです。実はこの日、もう1回午後の便も撮影しているのですが、やはりほぼ同じタイミングで煙が上がりました。

そう言えばJR九州のSL人吉が、球磨川第一橋梁を渡る時に煙を上げるのと同じかな?

グレンフィナン陸橋での撮影を終えて前日同様のダッシュ。11:27の撮影。空が明るくなり始めている。

奇跡が起きた。何と思いも寄らぬ晴れ間が出現。線路を越えた場所で狙っていれば順光、、、だったのですが…。贅沢を言えばキリがありません。クラシカルな蒸気機関車が精一杯走るのを間近に見られただけで良しとしましょう。

2018年12月18日 20時56分

スコットランドで撮り鉄(7)ホテルの朝食。

2018年9月13日(木)。

朝8時を回っているのですが、他の宿泊客はまだ夢の中?

穏やかな朝の陽ざしの中でお客さんが来るのを待っている。

鉄旅で、かつ撮り鉄の旅でこれほどのんびりとした朝を迎えたのは初めてかも知れない。

この日もジャコバイト号の撮影のため、グレンフィナン陸橋へ。列車の通過時間が近づくとこんな感じ。前日(9月12日)よりも少ないかな?

朝から雨降り。

私は今回、雨降りが多いスコットランドの天候に合わせ、撥水加工の靴を履いて来ていたのですが、残念ながらの大正解。カメラを入れるバッグも、いつもは通勤でも使っているリュックなのですが、今回は雨カバーが付属しているカメラバッグ。一応万全の態勢で臨んでいます。

2018年12月16日 13時34分

スコットランドで撮り鉄(6)料理の美味しい小さなホテル。

今回の足。家でいつも乗っている車に比べ一回り大きい。そもそも私は車の運転が得意ではない方なので、結局同行者にほとんど運転してもらうような状況でした。

可愛らしい外観の小さなホテル。

グリーンツーリズムは分かりますが、スコットランドのスモールホテルというジャンルがあるんですね。こうしたホテルを泊まり歩くのはある意味、贅沢です。

このホテルの水は飲める!らしい。

ドキドキしましたが飲みました。美味しかった。

さてこのホテルを選んだのは同行者。食事が美味しいとの評判で選んだそうです。

コースではなくアラカルトで頼んだディナー。もっともスープは1人1つ。

一般的には良いイメージのない「ため息」ですが、ここは別。思わず幸せなため息が漏れてしまう至福な時。

地元産のジビエとサーモンを2人でシェア。

ボードの手書きメニューもグルメな気分を盛り立ててくれるスパイス。こうしてスコットランドの夜は更けてゆく。

2018年12月15日 13時34分

スコットランドで撮り鉄(5)小さな駅の物語。

この日のホテルはグレンフィナン陸橋からほど近い場所。あとはホテルに行くだけなので、チェックイン前にグレンフィナン駅に行ってみました。

こちらは駅の信号扱所。

駅舎とホーム。ローカル線の小さな交換駅。

名古屋エリアでは、非電化時代の関西本線蟹江駅とか永和駅に近い感じかな?もっとも両駅には中線があるので、この駅よりは広々した感じではありますが…。

この看板に書いてあるように、規模は小さいですが駅舎内は博物館とお土産屋さんになっており、また観光案内所でもあります。私はここでハリー・ポッターのロケ地ガイドの本を買いました。

時間にゆとりが出来たら、聖地巡礼で回ってみるのを良いかな?とか思っている次第。

博物館に足を踏み入れる。日本でも駅舎の中を見学施設として開放しているところがありますが、そんな感じです。長良川鉄道の郡上八幡駅「ふるさとの鉄道館」が近いかな?

駅を彩る鉢植えの花。こうした風景はヨーロッパの駅だけではなく日本でも見かけますが、スコットランドの地まではるばるやって来たという感慨があるせいか、何か特別な存在に見えます。

ところでこのグレンフィナンの地が、単に美しい景色の中を蒸気機関車がけん引する列車「ジャコバイト号」が走るだけなら、ここまで世界的な観光地になったでしょうか?確かに撮り鉄さんは来るかも知れませんが、映画のロケ地という価値の大きさには全く驚かされます。

2018年12月14日 16時04分

スコットランドで撮り鉄(4)S字カーブの魅力。

グレンフィナン陸橋を俯瞰で撮影した場所から駐車場までは歩いて約15分。結構距離があるのです。そしてその駐車場から車を出して走ることしばし。

あらかじめギリギリ間に合うのではと目星をつけてあった場所の一つ。幹線道路のすぐ横からの撮影。ぶっつけ本番。このS字カーブは想像以上にいい感じだった。

人のことはあまり言えませんが、世に爆煙好きな方は多いです。そしてそれが上り勾配に立ち向かう重連だったりしたならばそれはもう痺れまくりです。ただ私はこうした長閑な風景を行く蒸気機関車ならば、この程度の少し遠慮がちな煙も好みです。

秋の訪れを感じさせる日本でもありそうな風景。
15:40の撮影。この日の撮影はこれで終了。

そして最後にこの場所での動画です。1分14秒あります。

2018年12月13日 17時30分

スコットランドで撮り鉄(3)映画「ハリー・ポッター」の聖地巡り。

2018年9月12日。鉄道撮影のお立ち台として世界的な知名度がありながら、おそらく世界で一番撮り鉄でない人たちが集うお立ち台に到着。

その場所はグレンフィナン陸橋Glenfinnan Viaduct。

コンクリート製では世界最古と言われている美しいその姿は、鉄道写真ではなく、映画「ハリー・ポッター」の中で、ホグワーツ特急が走る路線として有名になりました。

こうして撮影する私の周りにいる人たちは、間違いなく世界から集まってきた「ハリー・ポッター」『聖地巡り』をするファン。その人数は恐らく数百人。一体何か国語が飛び交っているか見当もつかない。

考えようによっては私と同行者にとってこの場は完全にアウェイ。

聖地だから人が集まるというのはその通りでしょうが、この風景があらばこそ聖地となり得たのは間違いないと思います。イギリス国内でも、スコットランドは決して観光地として行き易い場所ではありません。

ましてグレンフィナンの地に来て、1日2往復の列車の時間に合わせてここにいるには、「1日で、ここだけ見れば満足です。」と言い切るほどの“覚悟”が必要と言ったら大袈裟でしょうか?

折り返しバック運転の列車を陸橋の下からあおってみる。

これはこれで絵になる。

などと悠長に構えて撮影していたわけではありません。ここからジャコバイト号の追っかけです。

2018年12月12日 17時31分

スコットランドで撮り鉄(2)2番目の撮影地にして、今回の最大の目的地に到着。

ジャコバイト号の夏季の運転は午前、午後の2往復。次の撮影まで3時間ほど時間があるのでその間に昼ご飯。

それにしても最初の撮影地あたりにはレストランもお店屋さんもなし。人口密度の低いところなので致し方ないのですが…。

ずーっと走ってきた幹線道路から、集落がありそうな雰囲気のある場所を目指して脇道にそれてみる。まあいわゆる動物的な勘ですね。で、ありました。世界的な食品小売りチェーンのお店。早速サンドイッチとコーヒーを買い、絶景ポイントの駐車場で食す。

これぞスコットランドという風景。

時刻表を見れば、ジャコバイト号の時間ではありませんが、ローカル列車の通過時間が近い。

13:14に撮影。とこうして書いているとまるで私が全てを調べて仕切っているかのようですが、実はこれ、同行の方が何から何までお膳立てしてくれた賜物。

実はレンタカーの手配もその方にお任せで、なおかつスコットランドでのホテルの手配もお任せ。

この地が3度目であったりする方なので、まあお任せするのが一番無難だったりはするのですが、ここまでおんぶに抱っこだと、次回誘っていただけるかどうかがとても心配な今日この頃。

そして今回の旅の最大の目的地に到着。

そこに午後運行のジャコバイト号が到着しました。

2018年12月11日 15時18分

スコットランドで撮り鉄(1)ジャコバイト号と出会う。

私が以前からどうしても訪問したかった場所の一つ、イギリス/スコットランドのウエスト・ハイランド線West Highland Line。目的はその線でウエスト・コースト鉄道West Coast Railwaysが運営する蒸気機関車の列車ジャコバイト号The Jacobiteの撮影。

9月12日(水)、インバネスInvernessの朝。ホテルはその古い町並みの一角にありますが、ヨーロッパにありがちな建物の一部が部屋になっているスタイル。

インバネス駅。この日、この駅を使うわけではないのですが、前日は夜の到着だったので取り敢えず行ってみた次第。

人口およそ6万人の市の代表駅。

インバネス駅前でレンタカーを借りて走ること約2時間。この風景の場所に到着。ジャコバイト号が顔を出した時間は午前11:43。

スコットランドの美しい風景の中、憧れの列車は思ったより軽い足取りで進んできます。

この場所はジャコバイト号の撮影では定番の一つのようで、この後、絵葉書やポスターで何度も見かけました。

1つの列車の通過でいったい何度シャッターを押したことか。

2018年11月10日 15時00分

国立鉄道博物館(13)ピープルムーバを発見!

最後に紹介するのはピープルムーバ。館の片隅に置いてあり、見つけてビックリ。今回の同行者はこのピープルムーバそのものを知りませんでした。

このピープルムーバは当ブログで2010年10月28日~29日にUPしていますが、その時の文をここに再掲します。

時は1991年(平成3年)11月4日、

場所は、イギリス中部の町「バーミンガム」です。

写真は1984年(昭和59年)から1995年(平成7年)まで運転されていた「バーミンガム/ピープルムーバ」と呼ばれるものです。

※上記を含め、この鉄道に関する記述は、手元資料・Wikipediaを参照しています。

 

この鉄道は、一般の方が利用する磁気浮上式鉄道としては世界初のものでしたが、日本ではそんなに大きくは

取り上げられなかったと記憶しています。

(バーミンガム/ピープルムーバの概要)

  • 路線…バーミンガム国際空港~バーミンガム国際駅
  • 距離…623メートル
  • 所要時間…100秒
  • 浮上高さ…15ミリ
  • 運転方式…全自動無人運転
  • 最高速度…時速54キロ

◆バーミンガム国際駅…バーミンガムの中央駅とも言える「バーミンガム・ニューストリート」駅から10分ほど「ロンドン・ユーストン」駅方面に向かった途中の駅。また、バーミンガムの国際展示場にも隣接している。

◆この「ピープルムーバ」は、システム自体の名称のようで当時のバーミンガム空港のパンフレットでは「futuristic People Mover System -MAGREV- 」とあり『未来の乗り物/ピープルムーバは磁気浮上式』といったところでしょうか?

※MAGREVとは…magnetic(磁気) levitation(浮上)の略。

◆基本的にリニモや上海マグレブと同じ原理と思われます。

バーミンガム/ピープルムーバの車内です。

乗車定員は立席34、座席6で、一度にそれほど沢山の人が乗れる乗り物ではありませんがこれで、1時間に5000人を運ぶ能力があるとのことで車体が小さい分、運転頻度をあげることができるようでした。

※数珠繋ぎで運転?

(車体の概要)

  • 長さ…6メートル
  • 幅…2.25メートル
  • 高さ…3.5メートル

それで、「浮上時の感覚は?」となる訳ですが

フワッと浮いて滑らかに動き、

終点に着くとドスンと落ちるという感じでした。

リニモに比べ、やや大袈裟に動くという表現で

ご理解いただけないでしょうか?

“着陸”時の感覚を含め、当然の事ながらリニモに一日の長ありです。そしてこのシステム全体についてですが乗った当時は“テーマパークの乗り物”的と思いましたが、今の時代に合わせて表現すると、世界の大空港で導入されているターミナル連絡用新交通システムがイメージ的には割りと近いと思います。

結局、1995年(平成7年)に運行を停止したのも『理念』と『夢(浮上式鉄道)』はともかくこの大きさでは、空港内ならともかく、空港から外に向けての交通機関として『小規模車両による高頻度運転で大量輸送』の理念は最初から無理があったのではと思いました。

(追伸)

「チュウキョ~くんの鉄道フェスタ2018 秋」も残すところあと1日となりました。段ボール製C62にまだ出会っていない方は、ぜひ足を運んで下さい。

2018年11月09日 14時53分

国立鉄道博物館(12)レストランコーナー。

ここ国立鉄道博物館は3棟の建物で構成されています。GREAT HALL、NORTH SHED、STATION HALLという名称で、昨日までの紹介は全て「GREAT HALL」の展示です。

今日はレストランがある「STATION HALL」を紹介。

この「STATION HALL」でも興味深い展示はあるのですが、「GREAT HALL」も含めこのブログで紹介していると毎日何がしか書いていても数か月はかかりそうですし、機会があれば皆さんに是非足を運んでいただきたいのでいつも通りの不親切なブログに徹します。

で、見た目も食欲をそそるラインナップ。

ここでの滞在時間に限りのある私たちにははっきり言って目の毒です。時間のある方はここで食事をして、その感想が知りたいです。午前10時過ぎに入館して早1時間半。2回も朝食を食べた割にはよく歩いたのでお腹が空いた。

「Carnival Cookie」なんて言う名前を付けるのはルール違反だと思う。(何が?)

「NORTH SHED」の展示物は今回は紹介しませんが、ここには『VIEWING BALCONY』があります。低層ではありますが、トレインビュースポットです。ヨーク駅を出配する列車を見ているだけでも飽きません。

電車は写っていませんが、駅との位置関係はこんな感じ。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!