2017年04月17日 20時15分

虎尾糖廠/シュガートレインが走る。

今日は虎尾糖廠のシュガートレインの動画。

2月9日と10日に撮影した3本の動画を編集で1本に繋いでいます。

3本目はシュガートレインの最後の貨車が通り過ぎるまでをノー編集でご覧いただきます。

※トータルで1分53秒あります

2017年04月16日 16時52分

台湾/虎尾糖廠(12)さらば虎尾のシュガートレイン。

※13:37~撮影。

そろそろお暇する時間も近づいていたので、市街地の踏切で撮影。

台湾らしさを意識してみました。

虎尾駅の中はこんな感じ。

駅のホームから見た虎尾糖廠。

高鐵雲林発14:41に乗車。佐営着は15:25。

今日も今日とて車内で遅めのお昼ご飯。安くて旨い!

さて2日間通ったので、状況はほぼ分かりました。時期によりというより、その日の作業状況で柔軟に運用されていると思います。

虎尾糖廠を出る時間は比較的定まっている感じですが、戻り時間は読めません。

また雨や雨の翌日は、刈り取り作業の都合で運転されないと聞いています。現場を見て納得です。

かつてここを訪ねた強者はバスで移動とかもしていますが、タクシー代がそれほど高くないので少なくとも高鐵雲林~虎尾、台湾鉄道斗南~虎尾はタクシー利用が圧倒的に便利です。一方で、言葉の問題もあるので、撮影地にタクシーで向かう場合は、印刷した地図を持っていくことをお勧めします。

レンタサイクルですが、時間に余裕があれば一番お気楽です。ただ一番奥の積込所までは市街地から10キロを超えるので、ママチャリではきついと思います。

撮影に適した場所の周りに何もお店がありません。最低限、水は持っていくのは必須です。

今回の心残りは新幹線+シュガートレインの2ショットが撮影できなかったこと。ただ、これを撮影出来たら一生分の運を使う覚悟が必要かもしれません。

このブログを書いている4月は、ここ虎尾のシュガートレインは既に今シーズンの運転を終えています。

来年もこの地に立てること祈るばかりです。

2017年04月15日 20時50分

台湾/虎尾糖廠(11)レンタサイクル04号。

※11:15~撮影。

11:14に9号積込所を出発。今シリーズ(8)の場所と近い場所ですが、アングルを変えました。

日本より南に位置する台湾は2月10日にして田植えの直後。

この日のお供。昨日と同じ04号。自転車に何年振りに乗ったのかが思い出せない。

※11:52~撮影

午前中に虎尾糖廠を出た列車の最後の戻り。

晴れていれば水鏡がもっときれいだったはずとは思いつつ、まずは上首尾&上出来。

土埃を上げて勇ましく走る自転車よりもきっと少しだけ早いシュガートレイン。

列車の線路に落ちているのはサトウキビ。

2017年04月14日 20時48分

台湾/虎尾糖廠(10)単機回送。

※11:05~撮影

あれ~っと思う間もなく列車が見えました。

思いもよらぬ単機回送。

9号積込所には2編成のサトウキビ満載の貨車がいたのでそれの組成。

まずは1編成を虎尾の市街地側に引き出します。

そしてもう1編成と繋ぐため押し込みます。

堂々たるシュガートレインの出来上がり。40両までは数えましたが…。ギブアップ。

2017年04月13日 20時47分

台湾/虎尾糖廠(9)貨車への積込。

積込場所にトラック到着。

サトウキビが雪崩落ちるが如く貨車に吸い込まれていきます。

トラック1杯が貨車2両分。その貨車を押し込むのはトラクター。このトラクターの出現は想像していた光景とは程遠く、唖然茫然。とまではいかないものの面白いですね。

こうして積込作業は続いていく。

そしてトラックは次の積込のために来た道を戻る。

2017年04月12日 20時37分

台湾/虎尾糖廠(8)9号積込所。

この日、目指すは第9積込所。もはや勝手知ったるいつもの道。グーグルマップで大体の位置関係をおさらい。歩いて行くルートを表示していますが、線路に沿って自転車で通れる道があります。虎尾駅から9キロ弱というのは大差ないでしょう。

※9:54~撮影。

へろへろの線路が好きです!

多分、朝一番で積込所に行った列車の戻り。推測ですが、朝一番の列車が一番奥の積込所まで行き、2番は途中の積込所で作業をしているようです。線路に沿った道路を移動しているのでいつ列車が来ても大丈夫なように行動していました。

※10:33~撮影。

虎尾糖廠を10:30頃に出てくる列車があるよ!と聞いていたのでそれを待ち受ける。

先頭の機関車は分かると思いますが、貨車の方はと言えば畑に埋もれて分かりにくいでしょう。実はこの画面の右端に最後尾の貨車がいます。どれだけ長いのだと

※10:41~撮影

更に10:40頃にやはり虎尾糖廠を出てくる列車があるとも聞いていたのでそれを待ち受け。

午前中に積込所に向かう列車は一応これで終わり。

この日の目的。昨日撮影していない積込所での作業の撮影。アラカンが自転車移動であまり奥まで行くのはしんどいので一番手前の9号積込所で手を打ちました。

サトウキビ満載のトラックが到着。

2017年04月11日 20時24分

台湾/虎尾糖廠(7)再び虎尾へ。

2月10日。今回の旅の目的の一つに、昨年天候に恵まれなかった南廻線「太麻里」での《台湾鉄道と太平洋》撮影の再チャレンジがありました。

しかし、日本を出発する頃から太麻里辺りの天気予報は雨もしくは曇。2月9日に最終的に行くことを断念しました。列車の指定席は取れていたのですが、青くない空と煌かない海が背景では何ともなりません。

※実は往路の自強号は取れたのですが、帰路の自強号は満席で、ベストではないベターな選択の莒光号(きょこうごう)を予約していました。

旧正月(春節)を迎え、縁起の良さそうなホテルロビーの神様にお願いしてもダメなモノは駄目。

エレベーターホールも我々を祝福しては頂けないようで…。

結局、朝一番の天気予報で、台湾南部で唯一「晴れ」だったのは「虎尾」周辺のみ。これは呼ばれていると考え、天の声に従うこととし、この日も台湾新幹線に乗車。

台北から延伸した「南港」ってどこにあるのよ?って突っ込みながら乗車。

旅と言うより殆ど新幹線通勤気分。

※9:41~撮影

この日は少しゆっくり目のスタートで、虎尾駅で自転車を借りてから撮影を始めました。

踏切番の方に時刻を聞いたら前日とは予定ダイヤが異なる模様。相変わらずおおまかな目安ですが、教えてもらえるだけで有り難い。

なおこの列車は朝2番で積込所に行った列車の戻り。

サトウキビを満載して、轟音を鳴り響かせながら通り過ぎて行きました。

2017年04月01日 20時31分

台湾/虎尾糖廠(6)斗南駅。

今日から新年度。でもこのブログは台湾鉄旅が続きます。

2017_02_09 虎尾糖廠_109

台湾鉄道の斗南駅。次の目的地への出発点。

2017_02_09 虎尾糖廠_108

駅前にはシュガートレイン(サトウキビ運搬列車)が展示されています。

2017_02_09 虎尾糖廠_106

空に向かって飛び出していくのは、銀河鉄道999のイメージでしょうか?

この列車、夜になると電飾が輝くそうですが夜を待つことなく次の目的地「新営」に向けて出発!

2017_02_09 虎尾糖廠_111

斗南駅からは12:35発の区間車(普通列車)に乗車。

2017_02_09 虎尾糖廠_112

昼ご飯を食べていなかったので、13:25の新営駅着で直ぐに駅弁をGET。60元と80元の2種類があったのですが、今回は80元を選択。

2017_02_09 虎尾糖廠_113

日本円で約400円。台湾の駅弁は安くて美味しい。

2017年03月31日 20時29分

台湾/虎尾糖廠(5)レンタサイクル。

今日から虎尾糖廠を再開。

2017_02_09 虎尾糖廠_82

虎尾駅のレンタルサイクル。

借りるのは無料ですが、外国人はパスポートを事務所に預ける必要があります。

レンタルバイク(有料)もあるものの、普段バイクに乗らないのでここは無難に済ませています。今回の撮影中に、台湾の方と思しき方たちがレンタルバイクで撮影されていました。

2017_02_09 虎尾糖廠_84

駅舎内に広がる甘い香り。

2017_02_09 虎尾糖廠_86

クッキーの生地を薄く伸ばして丸めたようなもの。

2017_02_09 虎尾糖廠_88

スーパーでも売っているので何度か食べているし、お土産用に買ったこともあるのに、でも名前が思い出せない。歳だな。と思う。

それはともかく焼き立ては絶品。

2017_02_09 虎尾糖廠_93

※11:56~撮影。

次の目的地に移動すべく、虎尾の街でタクシーを拾い、行き掛けの駄賃で再び郊外へ。

2017_02_09 虎尾糖廠_99

満載のサトウキビ。これが砂糖になるというのは今一つイメージがつかみ難いですね。

2017年03月30日 20時27分

台湾/虎尾糖廠(4)踏切。

虎尾での撮影は午前中で切り上げ、次の目的地に向かう予定だったので、郊外での撮影を終えてからはレンタサイクルの返却も踏まえ、再度踏切で集積所に向かう列車を狙いました。ほぼ線路に沿って自転車が通れる道があるのが分かったので、行きに30分かかったところが帰りは20分。既に皆さんを案内できるレベルまで達している自信があります。

2017_02_09 虎尾糖廠_70

※10:29~撮影。

台湾名物、バイクの波。

2017_02_09 虎尾糖廠_73

※10;43撮影。

今回は踏切の担当の方を入れてみました。

2017_02_09 虎尾糖廠_76

虎尾の市街地や、大きな道路との踏切は全て有人となっており、鉄道ダイヤがフィックスされていない中、運転指令とこの方たちとがどんな方法で連絡を取っているかが知りたい。と思ったのは事実です。

それにしても2月の台湾は意外と寒い。薄手のダウンジャケットを着こんでの撮影行。自転車で走り回っても汗をかかない。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!