2010年04月22日 18時50分

2Dも客車は3両。
お客さんはインド人の方が
ほとんどと見受けました。
何せ、スピードが遅いので
お客さんの顔が一人一人
確認できたほど。
日本でいう信号所ということでしょうが、
遠隔操作での管理はありえないので
ポイントの取り扱いを行う係員が
操作を行っていました。
列車に乗ってきたか
車でここまで来たかまでは
わかりませんが、
それにしても
こちら1Dが到着して、5分もたたないうちに
2Dが到着したのは驚きでした。
2Dも客車は3両。
お客さんはインド人の方が
ほとんどと見受けました。
何せ、スピードが遅いので
お客さんの顔が一人一人
確認できたほど。
日本でいう信号所ということでしょうが、
遠隔操作での管理はありえないので
ポイントの取り扱いを行う係員が
操作を行っていました。
列車に乗ってきたか
車でここまで来たかまでは
わかりませんが、
それにしても
こちら1Dが到着して、5分もたたないうちに
2Dが到着したのは驚きでした。
ガヤバリを出て約20分。
列車は本線上に停車し、
そのまま側線にバックしました。
しばらくすると山を降りる
2Dが見えてきて
ノンストップで通過していきました。
(と言ってもスピードはしれています)
てっきり「駅」で交換するものと
思っていたら、
こんな何もないところでの交換でした。
隣の道路は、シリグリとダージリンを
結ぶメインルートで、
写真では1台も車が写っていませんが
結構、往来はあります。
ダージリン鉄道ガヤバリ(GAYABARI)駅。
標高は1000メートルを越え
いよいよ山地に分け入ってきた感ありです。
ここは、ニュージャルパイグリと
ダージリンの丁度中間地点。
どちらからも44キロです。
定刻では12時3分着、4分発ですが、
12時47分に着きました。
3時間以上かけて44キロ。
時速は10キロちょっと。
噂どおりの走りです。
ダージリン鉄道に乗りこんできた
チャイ売りさんはどうやって
家(店?)に戻るのでしょうか?
正解は、「走っている列車から降りる。」でした。
決して「飛び降りる」ではありません。
そもそも「飛ぶ」ほど速い列車では
ありません。
しかし、駅で下車したわけではありません。
とにかくチャイ売りさんは
扉に手をかけたかとと思うと
忽然と姿を消したのです。
しかも写真の通りの山の中です。
きっと線路沿いに歩いて戻ったのでしょう。
私の車両に乗りこんできたチャイ売り。
インドの庶民の飲み物と言えば
やっぱり「チャイだろう!」ということで
私の注文を紙コップに注いでもらっています。
私はコーヒーより紅茶派ですが
日本では飲まない甘さです。
でもインドで飲むと不思議に心地よいのは
インドの空気のせいでしょうか?
値段は…。すいません、忘れました。
限りなく安かったことだけは
間違いありません。
ところで前にも書いたように、
車両間の貫通路はありません。
チャイ売りさんは、
走っている最中に突然現れたのです。
TINDHARIA駅で
一斉に降りたお客さん、
何をするのかと思ったら
駅にある給水施設で
ペットボトルに水を入れ始めました。
インドの水事情は、「生水を口にしない」が
常識で、水あたりで苦しんだ日本人は
枚挙に遑(いとま)がありませんし
インド人でさえ、実に慎重です。
※これは本当の話しです。
「インド人は大丈夫」は『都市伝説』です。
それなのに「水」にお客が集まり、
しかも美味しそうに飲んでいました。
こうした飲める湧き水は
山地ではあるそうで
「ヒマラヤの水」は
ミネラルウォーターでもあると聞きました。
が、私は勇気が出ず、結局飲むのを断念しました。
※こうした光景はこの駅だけでした。
ダージリン鉄道TINDHARIA駅に
12時6分に到着しました。
標高約860メートル。
出発してからすでに700メートル以上
上った計算です。
(参考までにシリグリの標高は、399フィート)
ここで6分間停車。
動き出して2時間半。
狭い車内(2等車は椅子も狭い)に
疲れたお客さんが三々五々降りてきました。
スイッチバックの転轍作業です。
自動でもスプリング式でもない
手動のポイントです。
今や日本では、側線でしか見られない
ですかね?
この写真は、その合間に運転士さんが
何か作業(点検?)をしていたようでしたので
一枚頂きました。
ここで結構停車していました。
私は、世界遺産に乗っているだけで満足で
「旅」の時間にとらわれていないのでOKでしたが
『次の予定』のある方に
ダージリン鉄道は
絶対に勧められません。
昨日のラントン駅の手前位から
上り坂が続き、
いよいよスイッチバックやループの区間に
入ります。
詳細な沿線図を持たずに乗車してしまい
「おっ」と思って、あわてて撮影しました。
●行き当たりばったりな「乗り鉄」です。
●因みに、私のトランクなどの大きな荷物は
車内への持込ではなく
チャーターした車で運んでおり
沿線図はその中に入れっぱなしでした。
実は、車の方が当たり前ですが
圧倒的に早いです。
また、列車内にトランクを持ち込めるほどの
スペースは存在しません。
「確か、沿線図にスイッチバックの位置や
ループのある位置が記してあったなあ」と
思い出し、改めて見直して
「残念!」な思いをしました。
※沿線図は、ダージリン鉄道のHPで
ゲットできます。
10時45分「ラントン」駅到着。
「Rangtong」と書きます。
ここでも5分ほど停車。
駅舎に時刻表が貼り出されているので
確かめようと思えば
遅れているのかどうかは分かるのですが
それを確かめても大きな問題ではなさそうでした。
写真は車内からですが、
駅舎に向かって側線があるので
昔は、ここで列車交換を
行っていたのではと推察されます。
乗り降りするお客はゼロでした。