2018年05月12日 15時24分

新竹~基隆(3)台湾新幹線完乗!

台湾新幹線南港/Nangang駅。2016年に台北駅からここ南港駅まで延伸されており、やっと乗ることが出来ました。(南港駅着18:10)

六家線竹中駅を16:43に乗り、六家駅着16:48。楽勝でこの1本前の高鐵新竹駅17:08発に乗れるはずだったのですが、外で撮影しているうちに自動券売機の指定席発券時間の制限に引っ掛かり17:25発に乗車。もっともそのおかげで昨日UPしたグッズの自動販売機を見つけたりして、他の収穫があったのでまあ良しとしましょう。そして南港駅で基隆駅までの乗車券を購入。

台湾鉄路局(台鉄)南港駅の乗車位置案内。これをちゃんと見ておかないと思いもかけず歩かされる台鉄。

そしてここ南港から乗るのは18:16発の基隆/Keelung駅行き。そうっ、新幹線から在来線への乗り換え時間はわずか6分。

しかもこれを逃すと次は30分後。高鐵新竹駅で17:25発に乗った段階でこれは織り込み済みだったのですが、やはりせわしなかった。台鉄の自動券売機を10秒でクリアしたので乗れたのですが、もしも誰か同行者がいるか、もしくは発券に手間取っていたら絶対に間に合わなかった。南港駅での乗換えですが、名古屋で言えば、新幹線からあおなみ線と同じような位置関係になります。会社が異なるため、一旦、改札の外に出なければならずJRでの新幹線から在来線への乗り換えとは異なります。

2018年05月11日 15時23分

新竹~基隆(2)鉄道グッズの自動販売機。

台湾新幹線の新竹駅で見かけた自動販売機。

扱っているのは鉄道グッズ。流石にこれは初見。そもそも日本でも見たことはありません。

ありそうで無かったアイデアですね。ただお土産にするものだとしたら私は一度手に持って、実物を確認したいです。

安いもので40元。高いものは360元と150円程度から1000円を超えるものまで扱っています。

さて他の新幹線の駅にもあるのかな?そして結局買わなかった私。

2018年05月10日 15時21分

新竹~基隆(1)「新春到站」

竹中駅にてEMU600型の写真撮影。何の変哲もない1枚ですが、台湾の鉄道の説明をする時には必要と成り得る写真。もっとも活用できる日が来るかどうかは分かりません。きっと来ないだろうなあ。

台湾新幹線の新竹駅。ここからは新幹線移動。台北、そして台湾新幹線を完乗し、この日の目的地である基隆を目指して先を急ぎます。以前来た時は雨降りだったのでこの写真は撮っていません。

そこで気が付いた赤い線。ここから駅舎側は禁煙です。他の駅でも見かけたので台湾スタイルなのでしょう。禁煙エリアがきちんと区分出来、愛煙家にとって嫌煙家と共存する上では分かりやすい表示です。

駅構内に入る自動ドアには「新春到站」。日本風に言えば「謹賀新年」と駅舎に書いてあるようなものでしょうが、2018年の春節は『2月15日(木)~2月21日(水)』でしたが、この. 「新春到站」はいつまで掲示されるのでしょう。日本なら1月7日くらいまでを松の内と言いますのでそれが目安となりそうですが、台湾の場合は?

2018年05月09日 20時17分

台鉄完乗への道/内湾線(7)DR1000型の乗降用ドアスイッチ。

新竹の街が近づいてきました。

田んぼに水が張られ春を感じさせます。もっとも台湾なので2月のこの光景は二期作ならではなのかも知れません。

16:26。間もなく竹中駅。右が台湾新幹線。左が六家線の高架線。そして私が乗っているのは内湾線の高架区間。その三角区間は日常風景。伊勢中川駅の三角線とはちと違う。

DR1000型の乗降用扉には車掌さんのドア扱いのためにスイッチがあります。日本なら特別な場合を除き、中間扉で車掌さんがドア扱いすることはないのですが、ここ台湾では日常の光景。

車掌さんの作業を凝視することはしていませんが、チラ見して「なるほど」。

16:27、竹中駅で下車。

列車はここから新竹方面に向かっていきました。と書いていて、内湾線の列車はどこまで行って折り返すのでしょう?これまで気にせずに乗っていましたが、この写真を撮っていたら気になり始めました。ただ時すでに遅し。新竹方面には向かっていれば確認でしたのですが、私はここから六家に向かいます。

2018年05月07日 15時15分

台鉄完乗への道/内湾線(6)上員駅のじいじとばあば。

九讃頭/Jiuzantou駅発16:00。私好み。

内湾行きに乗っていた時に腕木式信号機に気付き、狙っていました。でも使っている様子は感じませんでした。

竹東駅。来る時は気が付いていませんでしたが、瓦屋根の駅。いつ頃作られたのでしょうか?昭和の鉄道ファンにとって台湾の鉄旅は気を抜く暇がありません。

竹東駅での交換時、列車のドアはホームと反対側も開きます。見ていたら駅員さんがここから上り下りしており、スタフ?の受け渡しのために開けていたと思われます。

そのスタフの写真を撮り損ねた。

上員/Shangyuan駅にあった椅子。ただの椅子ではなくただならぬ椅子。素敵です。日本でもこんな椅子が駅にあったらきっと私は座りに行きます。もっとも私が座ると似合い過ぎカモ。

2018年05月06日 15時13分

台鉄完乗への道/内湾線(5)新設の転車台。

確か去年完成した転車台。(私の記憶間違いでしたらすいません)狭い場所を最大限活かして作った感じ。

蒸気機関車が牽く観光列車を走らせることを目指していると聞きましたが、完成後に何回この転車台が使われたのでしょう?台鉄の幹線である縦貫線新竹駅からここ内湾駅までは、ローカル列車で片道約1時間。台北から日帰りで来るには良い距離でしょう。

良く分かっていませんが、内湾駅と転車台を結ぶ道路で見かけた小学校?の入り口。蒸気機関車がモチーフになっているのは多分、間違いない。

内湾駅に戻る。15:47発なので滞在時間わずか13分。我ながら時間の使い方が趣味に偏りすぎ。転車台までは走って往復。何をやっているのやら。

DR1000型のトイレ。日本のローカル列車ではトイレがついていない車両も珍しくありませんが、ちゃんと車椅子対応の設備がついています。

1両(単行)での運転が可能なこの形式。椅子の奥に何かを入れる箱があるのですが、この箱に座っている方をよく見かける“台湾”鉄道事情。

2018年05月05日 15時11分

台鉄完乗への道/内湾線(4)内湾駅に到着。

平成30年(2018年)2月26日(月)15:34、定時に内湾/Neiwan駅到着。これで内湾線を全線乗車。以前にも乗りたいと思っていた時期はあるのですが、六家線の工事に伴う内湾線の休業期間があり、なかなか思いは遂げられませんでした。

内湾駅の先に線路は続いています。そこには蒸気機関車の運転用時に使用する転車台が新設されています。大井川鐡道の新金谷駅と同様でしょう。

内湾の街は想像とは違って観光地でした。ネットで調べると確かにここは観光地。台湾の支線である平渓線や集集線で終点や途中駅が観光地となっているのはこれまで見てきましたが、ここも人が集まるエリアなのですね。

内湾駅の前は工事中。駅と商店街には標高差があり、スロープを使って上り下りを楽に行えるようにしていると思えましたがさて如何?

こうした風情は台湾らしさを感じ、時間はあればゆっくりしたいと思いましたが、今回は時間がない。残念。

2018年05月04日 15時09分

台鉄完乗への道/内湾線(3)合興駅は愛情駅。

15:25、合興/Hexing駅。信号扱い所があるので、かつてはそれなりの規模だったのでしょう。

ネット情報では『愛情』駅の愛称があり、観光地となっているそうです。平日の月曜日にも関わらず確かに観光客を多く見かけました。以前は貨物の積み出しが行われるスイッチバック式の駅で、それは実際にこの駅を通ると分かります。

旧型客車はカフェ?のようです。明知鉄道山岡駅にある森の列車カフェを思い出していました。

時間があれば再訪しても良さそう。

2018年05月03日 15時08分

台鉄完乗への道/内湾線(2)竹東駅。

内湾線竹東/Zhudong駅。交換可能駅。

対向列車をしばし待つ。私のこれまでの勝手なイメージですが、内湾線は新竹を出てから終点の内湾まで田園風景~山の中を行くものだと思い込んでいました。この竹東は市街地で、それはこの写真からも分かります。

しかし列車はのんびりとした感じゆっくりと近づいてくる。

これぞローカル列車です。

右側が内湾行きで15:10発。左側が竹中行きで15:12発。1時間に1回、ここで交換。

車窓。この風景だけを見ればここが台湾なのか日本なのかわからない。

2018年05月02日 15時03分

台鉄完乗への道/内湾線(1)まずは竹中へ。

平成30年(2018年)2月26日、さてここからまずは在来線乗り鉄。

これから

1)縦貫線台南/Tainan駅~縦貫線中洲/Zhongzhou駅~沙崙線沙崙Shalun駅

2)台湾高鐵(台湾新幹線)台南/Tainan駅~台湾高鐵新竹/Hsinchu

3)六家線六家/Liujia駅~竹中/Zhuzhong駅

4)内湾線竹中/Zhuzhong駅~内湾/Neiwan駅

以上の4列車を乗り継ぎます。

で、この4)がまだ乗っていない区間です。

台鉄(在来線)から高鐵(新幹線)台南への乗換駅である沙崙駅で見かけたポスター。姉妹鉄道である「台湾鉄道」と「近畿日本鉄道」の写真コンテストの募集ポスター。5月20日まで応募できますので我こそはという方は参加されては如何でしょうか?ただ応募要項を読むと応募した段階で写真の著作権が主催者に移転する条件となっており、撮影した自分が自由に使えなくなるのでご注意を。もっとも撮影者が主催者に使用申請をすれば、よほどのことがない限り使用許可は出るような気もします?

ところでふと思ったのが、著作権の存続期間。個人が撮影したものは死後50年ですから今回の応募作品を、主催者は今後100年近くは管理する必要がありそうで、それはそれで大変そう。

台鉄六家線六家駅。14:29発新竹行きに乗車。

竹中に14:33着。

竹中14:52発内湾行き。いざ未乗区間に突入。初めて乗る路線というのは、もう数え切れないほど経験しているのですが、毎度わくわくどきどき。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!