2018年04月12日 20時29分

高雄鉄道博物館/旧打狗鉄道故事館(1)C55形/CT259。

「打狗駅」~「高雄駅」~「高雄港駅」と変遷を重ね、今は高雄鉄道博物館/旧打狗鉄道故事館となっている場所。

かつての広大なヤードは、市民の憩いの場として開放されています。この写真ではほぼ分かりませんが、無数の凧(たこ)が空を泳いでいます。

この画像の方が、凧が良く分かりますね。それにしても線路を外していないのはやはり驚き。子供が転んで怪我をしたら、日本なら施設管理者の責任となりそうですが、ここでは自己責任なのでしょう。線路のある場所で遊ぶ以上、それで良いと思います。

その一角にある高雄捷運環状軽軌(高雄ライトレール)の哈瑪星/Hamasen駅。高雄MRT橘線西子湾/Sizihwan駅との接続駅です。

終点らしい電車の並び。

静態保存されているCT259は日本でいうC55形。

大きなスポーク動輪は躍動感がありますね。ボックス動輪も良いのですが、見た目はこちらが好きです。

2018年04月11日 14時28分

高雄のLRT(2)花と電車。

 

昔、ズームイン!!朝!という番組に「花とおじさん」というコーナーがありました。

ということで「花と電車」。と言っても「花とおじさん」ってどんなコーナーだったっけ。自分で作っていないコーナーだったのであまり覚えていない。

ちょっと一息。架線のないスッキリした風景の中を利用者が線路を渡っていく。

「花と電車」パートⅡ.

花から少し離れた所から望遠で狙っていたら、その間を自転車が通り抜けて行った。こんなこともあります。自転車の方からすれば私はただのしゃがんだオジサン。カメラにも気付いていないはず。

こういう写真は、普通ならUPしない(失敗作として)のでしょうが、ここはそれもこれも旅の思い出。まあブログならではでしょうか?

2018年04月10日 14時26分

高雄のLRT(1)高雄港。

高雄捷運環状軽軌(高雄ライトレール)。

2015年に籬仔内~凱旋中華間が開業し、2016年に凱旋中華 ~高雄展覧館間を延伸。更に昨年、哈瑪星駅まで延びています。

その最後の延伸区間を見るべく高雄港を臨むスポットへ。

5両連接車を横からきれいに撮るのは意外と場所を選びます。

互いをカメラで撮り合うこのカップルの向こうを電車が通り過ぎないかと待っていましたがそうは問屋が卸さない。

高雄港を専用橋で越えるライトレール。

1粒で2度美味しいかどうかはともかく、船と電車の位置関係が変わればズームで画角を変えてシャッターを取り敢えずは押す習性。橋桁の位置が高く、電車の下半分が隠れているのは残念。

※今日の写真は16:37~16:51で撮影。

2018年04月09日 14時24分

高雄/タロコパーク(大魯閣草衙道)のトロリー。

昨年の2月8日~11日も台湾にいました。その時に高雄空港近くのショッピングモール/タロコパーク(大魯閣草衙道)のトロリーの撮影に行っています。

※このブログでは2017年3月19日にUP。

私ともう一人の同行者は昨年一緒に出掛けているのですが、他の方はまだ行っていないという事で立ち寄りました。

遊園地のトラム型ライドも楽しそう。でも肝心のトロリーが見当たらない。

奥の車庫に見に行くことに。

車庫の中にその姿あり。ここには1両しかないので、つまりこの日は運休?日曜日なのに何故?

故障?それともイベントでトランジットモールが如くなっているところを歩行者天国として開放?

乗り場の案内はあるのでたまたまかもしれませんが、折角来たのに残念。

2018年04月08日 20時20分

鎮安/Zhen’an駅。

南廻線は台東駅~枋寮/Fangliao駅間。枋寮/Fangliao駅から高雄方面には屏東線となります。まだ早い時間帯なので、車でなければ行きづらいところに行ってみましょうとなり、寄り道。

鎮安/Zhen’an駅は趣のある駅として人気だそうです。

14:41に自強308レ(花蓮発新佐営行き)を撮影。

ここでは台湾の撮り鉄さん達と遭遇。お互いD51(DT668)を追いかけてきた身として親近感あり。台北でタクシー運転手をされているとかそんな日常的な会話が弾むのも同じ趣味を持っているからこそ。

2018年04月07日 20時18分

DT668を追いかける(6)東海/Donghai駅~佳冬/Jiadong駅

時間的にまだ行けそう(撮影できそう)だったので、同行者が航空写真で台湾らしい風景が撮れそうなだと判断した場所に向かう。南廻線から屏東線に入った東海/Donghai駅~佳冬/Jiadong駅間。

13:49。煙は無いけど絵にはなる。

この日の撮影では初の至近距離撮影。これにてオールアップ。幸せな時間を過ごすことが出来ました。大満足。終わってみれば6箇所での撮影。出来過ぎの感ありですがこれも同行者の皆さんの連係プレーの賜物。特にこの後、高雄でレンタカーを返すまで一人で運転されたトラベルライターの白川淳さんには大感謝です。

オールアップしたものの続行で来る区間車3524レを13:54に撮影。近くの踏切の警報音が鳴りだしたので全員の体が反応。折角なのでその場所で撮影することにしました。

南廻線・屏東線は今回の写真でもご確認いただけるように電化工事が始まっており、今回のようなスッキリした感じでD51を始めとした蒸気機関車を撮影できるのもあと少しの期間。致し方ないですが少々残念。

2018年04月06日 20時14分

DT668を追いかける(5)加祿/Jialu駅出発

加祿/Jialu駅では30分以上停車。12:45、遠めにD51が一休みする姿が見える。その出発時の煙狙いでしょうか、人の数も多いしなおかつ日本人も多い。

莒光704レ(台東~新佐営)。これで雰囲気の確認。

13:02。出発!結構距離があるので私のカメラではこれが限界。もう少し望遠がきくレンズが欲しいと思ったものの今回は身軽さ優先で持ってきておらず、残念。もっとも直後にレンズを交換する余裕があるかと言われればそれは無理。その時、出来る範囲内での1枚。

良い感じで煙が出ている。機関士さんに感謝。

私達の想いを乗せてD51は走り行く。

道路を横断して後ろ打ちで1枚。ほぼ民族の大移動。交通量がそれほど多く無いとは言え、多くの人が顔を左右に振るさまはいとおかし。

2018年04月05日 20時11分

DT668を追いかける(4-2)枋野/Fangye駅(信号所)~枋山/Fangshan駅

平成30年(2018年)2月25日、12:03。本命のDT668が顔を見せました。山に広がるシャッターの音。

まずは台湾の急峻な山々を背景に一枚。

列車の編成写真風。

下り坂でも煙モクモク。これだけあれば十分。

目の前を通過するDT668。

この写真、見ようによっては急坂を上るディーゼル機関車牽引の列車です。

4箇所での撮影を終え、この場にいた方から次の撮影ポイントを教えてもらう。

着いたのはここ。陸橋の上ですが、恐らく200人以上はいたと思う。まあ場所が広いのでパニックとはなっていませんでしたが、台湾の鉄道熱は凄い!(同行の方が記録用に撮影した写真にたまたま私が写り込んでいました。というかそんな近くにその方がいたことを私は知りませんでした)

台湾でもイベント列車撮影では脚立が必需品になりそうな予感。

2018年04月04日 14時05分

DT668を追いかける(4-1)枋野/Fangye駅(信号所)~枋山/Fangshan駅

信号待ち。この2台のバイクは間違いなく同業者。東海岸を撮っていたバイク族が険しい山越えをするとはある意味驚き。どちらにしても高速道路がある訳ではなく一般道を走るのですが、バイクの方たちにはハードルが高そう。

東海岸から西海岸に抜ける山中にある枋野/Fangye駅(信号所)で、DT668は1時間以上の停車時間があるため、そこでの出発(煙モクモク)を狙い向かうことに。ネットで、途中から立入禁止だとの情報もありましたがグーグルマップでは道路が出てくる(枋野駅が目的地登録できた)ので、レッツ!チャレンジ。と、同じようなことを考える人はいるわけで…。

やはり立入禁止。Uターン。

戻り道で、「撮影できる場所がありそう」という本能への呼びかけに従い、奥の奥に向かう。道はあるし、線路もある。そして辿り着いたこの場所。トンネルの入り口の上がどうやら地元では知られた撮影地の模様。

この時点ではまだどんな風景を待っているかが分からない。

振り向いてみればこの風景。上にあがれば良い写真が撮れそうな予感。

自強372レ(台東~彰化)は11:37に通過。

OK!

ところでここに向かった状況ですが、山際を走る鉄道を左に見つつ、いい感じで撮れそうな場所が数箇所あったのですが、若干時間に余裕があったこともあり、同行者の一人から「ここでOKにせず、行けるところまで行ってみて、駄目なら戻りましょう」との提案があり、全員一致でその言葉に従いました。そして辿り着いた場所には車やバイクが停まっていたものの、4枚目の写真のトンネルの場所は遥か上方にあるように見え、プチ登山を一瞬覚悟しました。ところがそこにいたタクシーの運転手さん(間違いないく撮り鉄さんの貸切)が、行け!(大丈夫だ!)と言った気がしてそれに従ったら、どうってことなくこの場所に到着。

2018年04月03日 14時02分

DT668を追いかける(3)瀧渓/Longxi駅~大武/Dawu駅

何と3箇所目。列車の方は途中で10分以上停車する駅があるのですが、この日は遅れていることもあって時間が読めない。まあここまでに2箇所撮影できただけでもラッキーですが、今回の撮影行の本命撮影地はこの場所。私達が到着した後も人が増え、9:30にはこの状況でした。でも撮影は可能。台湾の撮り鉄さん達は譲り合いが身についており、少しの隙間があればそこに「どうぞ」とばかりに入れてくれますし、入れない時でも人と人の間からカメラが出せる程度には調整してくれます。皆で楽しく撮影!で、どうしてそれが出来るかと言えば、多分ですが動画撮影をする人を除き、ほぼ三脚を使っていないからだと感じました。

9:45に露払い通過。と言ったら怒られそうですが自強306レ(花蓮発新佐営行き)。この写真で海の色をチェック。OK!

9:50本命通過。

私にとってはここでのベストショット。

1枚目の写真の人垣の奥でカメラを構えると列車編成がもう少し写せます。ただ崖下の道路が入りこんできます。ここらあたりは好みでしょう。

想定以上の3箇所での撮影を終え、まずは一安心。これから次の撮影地を目指し山越えをして東海岸に向かいます。ふと目を向ければこんな光景。前日には気が付かなかった。やはり何事をするにも心の余裕は必要です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!