2018年03月10日 14時46分

名古屋~台北~台東(5)台東駅到着。

台東駅に到着。まずは下車したところで1枚撮影。

次いで先頭車の写真撮影。着々とお約束をこなしていきます。

高雄(新佐営)からの自強号が到着したのでツーショットも忘れない。

台湾時間の朝6時に始まった移動の一日は、13時間後の19:15に終わりました。ここ台東駅で今回の同行者が(1名を除き)集合の段取りとなっており、この新佐営発の列車にも乗ってきた方もいれば、松山空港から飛行機で来た方もおられ、それぞれがそれぞれの選択をしているというのが今回の同行者です。

ところで今回の撮影行ではレンタカーを借りています。台湾は国際免許証では運転できないためこうした証明書を日本で発行してもらい、日本の免許証とセットで持ち歩くことでレンタカーの運転が認められています。もっとも今回、レンタカーを借りる際に私の名前は登録しておらず、結局運転することはありませんでした。

2018年03月09日 20時44分

名古屋~台北~台東(4)普悠瑪/プユマのテーブル席。

2月23日(金)、台湾の東海岸は雨。

撮り鉄を予定している翌日からの天気予報がまずまずだったので、ここの所は沒問題。

今年の2月6日に大きな地震に見舞われた「花蓮」。大きな被害を出したものの、台鉄の被害は日本で思っていたよりも少なく、翌日にはほぼ平常通りの運行をしていました。

ところで今回の普悠瑪/プユマ乗車で驚いたのはテーブル席があること。たまたま乗車した4号車ともう一両、5号車にあるとのことで、グループ向けですね。これは知りませんでした。

台鉄と京浜急行電鉄との友好の証となる車内ポスター。

普悠瑪/プユマの窓には、開くところがあります。非常用ですが、思わず開けたくなりました。勿論開けたりはしていません。

モニターに「次の駅は台東」の文字。ゴールは近い。

2018年03月08日 20時42分

名古屋~台北~台東(3)喔熊。Oh!Bear。オー、ベア。

自強号の内、普悠瑪/プユマに乗るのは2回目ですが、そもそも台北駅から自強号に乗るのは2回目?3回目?位しか乗っていない。台湾新幹線に乗ったり降りたりの方がきっと多い。

台東行き。乗ってしまえば終点までノンビリ出来ます。北廻線は今回の乗車区間では蘇澳新站~花蓮のことを指しますが、まあこの方が一般的には分かりやすいでしょう。

日本では見かけない特急列車のラッピング。英語表記で「TAIWAN CYCLING FESTIVAL」。

喔熊「Oh!Bear」。台湾観光局のゆるキャラで、至る所で見かけます。くまモンと比較するのは愚の骨頂とは思うもののつい比べてしまう私。でもどちらも可愛いと思う。

デッキのドアもラッピング!徹底している。

温泉ベア?入浴料金は台湾でもそのまま同じ漢字。

2018年03月07日 20時37分

名古屋~台北~台東(2)台東へ向かう。

この日の目的地は台湾東海岸の街、台東。一番早くここに向かうには台北市内の松山空港から飛行機に乗ること。時間があるなら台湾鉄路管理局(通称台鉄)の列車で向かいます。その場合、2つの選択肢があり、飛行機の桃園空港着から計算すると下記の通りとなります。

1)西海岸経由…台灣高鐵(台湾新幹線)の桃園発14:10に乗車し、新佐営着15:45。同駅16:15発の台東行き自強号に乗り換え、台東着19:16。

2)東海岸経由…台北発15:05、台東着19:14の自強号(普悠瑪/プユマ)。

で、2つの中から今回は東海岸経由(縦貫線~宜蘭線~北廻線~台東線)で台東に向かうことにしたので台北駅の写真あり。桃園空港と台北を結ぶMRTの台北駅は、台北駅で一括りするには少々離れていると聞いていましたが、まあ許容範囲内。

台鉄の乗車券(指定席券)はネットで2週間前から発売されます。実際には印刷したこの予約証を乗車券に変えなければならないのですが、その交換にはタイムリミットがあり、当該列車の出発30分前となっています。これが結構なハードルで、今回は桃園空港到着~パスポートコントロールがスムーズだったので良かったのですが、もしも入国に時間がかかれば胃の痛む時間を過ごすことになったでしょう。

また台湾の鉄道では、台湾新幹線には自由席がありますが、在来線である台鉄の優等列車は全車指定席。しかもこれが結構混み合い、満席も多いのが現実。その場合でも立ち席承知の乗車券は発行されますが、旅行者としてはちと辛い。で、毎回わかっている範囲で事前予約をするようにしています。

乗車券を手に入れれば少し時間に余裕があり、遅めの昼食。

本当はビールで乾杯ということにしたかったのですが、入ったお店にアルコール飲料はなし。まあ台湾あるある話の一つです。

何度も来ている台北駅。

いつもの通勤電車ではなく、今日は特急(自強号)に乗車なのだ。

2018年03月06日 20時14分

名古屋~台北~台東(1)台湾へ!

①2000年5月②2008年3月③2008年8月③2013年3月④2014年11月⑤2016年3月⑥2017年2月

何かと言えばこれまで台湾を訪れた回数の話。これ以外に3度の旅で台湾・台北桃園空港をトランジット(中華航空)で利用しており、間違いなく台湾は私にとって身近な場所。

そして今回、2月23日に再び台湾へ!目的は蒸気機関車D51(台湾ではDT668)の撮影。その話はまた後日に。

名古屋から遠いと言えば遠いけど近いと言えば近い台湾。今回は久しぶりに日本航空に搭乗。何故?一番リーズナブルだったからですが、昨年は名古屋発の安いチケットがなく関西空港経由で行ったのとは大違い。やはり楽です。

※中部国際空港発9:40、桃園空港着12:15(時差は1時間)

台湾入境。

ところで今回は入境にあたり、ネットでの電子申請を行いました。これはその入力内容の一部で、入国審査の時間が短くなるわけではなく、他の方同様に列には並びます。ただ飛行機の中で紙に書く必要がなくなるだけです。まあこんな事例もあるということで。

台北桃園空港から台北市内へはMRT(地下鉄のようなものです)で向かいますが、全面のホームドアではどんな電車か撮影できない。

車内はこんな感じ。

モニターには桃園空港を発着する飛行機の時間が表示されており、いかにも空港連絡の鉄道です。

2017年05月19日 20時40分

ドバイ・トロリー(3)プレミアムな旅の終わり。

古典的なデザインに強烈な赤の塗装が似合っています。

車内の色も手を抜いていません。

冬場は1階席も開放席ですが、夏はさすがに密閉式となるようです。これは電停にあったイラストで確認しています。

バックミラーなどのゴールドの輝きがゴージャス感を醸し出しています。

お約束の記念撮影。

私が海外に出かける場合、鉄道がメインであれば、航空券、ホテルを始め一切合切を自分で手配しています。一方、観光がしたくて出かける場合は、全観光、全食付きのツアーでも出かけます。今回のようにほぼ1日自由時間のあるツアーはどちらかと言えば珍しいパターンです。その自由時間を使い、オプショナルツアーに参加するのもいいですが、たまにはいろいろ調べて巡るのも面白いものだと改めて実感しています。ただこれも観光客が使いやすい公共交通機関があり、ここドバイの治安が良いからです。もっともメトロの駅から往復1時間の歩きはいかがなものかとの声が聞こえないでもない。

まあ今回は大きなトラブルもなくいい(鉄)旅をすることが出来ました。

(最後に)

このドバイ・トロリーについては今回、このブログとは別にイカロス出版「路面電車EX Vol.09」に4ページ書かせていただきました。実はその記事が日本のメディアでこのトロリーが登場した最初の記事のはずです。私の周りには海外の路面電車を研究している方が何人かいるのですが、ここに足を運んだ方はたまたまいませんでした。「情報が無さ過ぎてリスクが大きすぎる」という声がどこからか聞こえてきそうですが、猛者(もさ)達はその程度で怯むことはありません。そう考えれば、今回のドバイ・トロリーとの出会いは観光で出かけたからこその成果だったでしょう。

2017年05月18日 20時37分

ドバイ・トロリー(2)2階席からの眺望。

一応のこの電車の概略。

電車の乗務員の方の説明と、帰国後に英語サイトを検索しまくった結果です。(スペシャル サンクス…翻訳ソフト)

開業は2015年4月19日。現在は1キロの路線で、計画としては最終的に7キロの路線となるそうです。

路線が敷かれるのはブルジュ・ハリファやドバイ・モールの外周とのこと。因みに今は距離が短い試験運転なので財布に優しい無料サービス。もっともドバイに来た日本人観光客がここまで来るかどうかは別ですが。

それはそれとして「4.00pm」は車庫を出る時間だそうで、それは私たちには絶対に分からない。まあ5分やそこらの誤差は、海外では定時と同じですが、時間に制限がある私は肝を冷やしました。ということを乗務員さんとの話のタネにしたいと思ったもののそれを説明する語学力なし。

世界初の「燃料電池駆動式電車」が採用された経緯は分かりませんが、石油で成長した国が、脱化石燃料の電車を採用したのは面白いと思います。

2階建てのトロリーに乗るならやはり2階席。高みの見物。(←正しい日本語でありませんが、ニュアンスは分かっていただきたい)

2年目とは思えない綺麗さ。めったに雨が降らない国ですし、そもそも雨の日は運転されないでしょう(私の推測)から、これほど美しさを保っているのでしょう。勿論、整備もしていると思います。

ブルジュ・ハリファも楽しめます。

7分ほどで終点に到着。走った方が早そうな電車ですが、楽しい気分。

最後に2階席からの展望をしばし動画でお楽しみ下さい。

2017年05月17日 20時53分

ドバイ・トロリー(1)線路を見つけた!

ドバイ最後のプレミアム。世界で初めて実用化された水素燃料電池を使った電車への乗車。

これはもう、完全に鉄の世界では?いえいえそうでない方にも十分楽しめるエコロジカルな旅の楽しみです。と、言えば言うほど苦しいか…。

まずは高さ828メートルで世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」の452メートル地点にある展望台が今回の出発地点。但し、ここには1月6日(金)に出かけており、電車に乗ったのは7日(土)です。

世界最大級の噴水ショーが楽しめるドバイ・ファウンテンを眼下に、凄いなあなどと能天気なことを想っていましたが、

「あった!」、「線路が見える!」。「やったね」と自画自賛。

何故だかと言うと今回のお題「ドバイ・トロリー」は、知人から「ドバイには燃料電池のトロリーがあるよ。見に行ったらどうかな?でも情報がないんだよね」と言われ、確かに日本語の情報が無いに等しい。ネット(英語)に出ているよという情報を他の知人から頂き下調べ。でも、私の英語力ではどこを走っているのか、どんな運行をしているかの情報がつかみきれない。

でも「ブルジュ・ハリファ」の南方面と言うことだけは分かったので見つけた時は同行者にばれない様に狂喜乱舞。

ただ1月7日(土)のツアーの自由行動時間にはタイムリミットがあり、それまでに乗れるかどうかが一番の難題でした。ネットでの情報では16:00から運転とあるものの、現地で聞いたら18:00という話もあって…、どちらにしても日中の運転は無し。酷暑の国ですから…。

とにもかくにも16時からなら何とかなりそうだとばかりに向かうことにしたのですが。

ただそこまで行き着くには艱難困苦が立ちはだかっていました。ブルジュ・ハリファから見た時は、それほどの距離とは思っていませんでしたが、ドバイ・メトロのブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa/Dubai Mall)駅を下車後、動く歩道を延々と歩き、ますは世界最大と言われるドバイ・モールに到着。そのモールを15分ほどかけて縦断し、更にその南側のシェイク・ムハンマド・ビン・ラーシド(Sheikh Mohammed bin Rashid Blvd)大通りに抜けるとやっとトロリーの線路で、純粋に歩いている時間だけで30分以上かかりました。ドバイ・モール内で、らしい方向の出口を探すのに手間取ったこともあります。

で、辿り着いた電停にあった貼り紙。「おーっ、16時から運転開始だ」と一安心。が、16時になっても電車はやって来ない。何故だ。電停にいるのは私たちだけだし。今日だけ変更?まあ16:15まで待って来なかったら諦めよう。

暫くすると人がパラパラと集まり始め、16:05になって電車の姿が見えました。

嬉しいというより脱力感。これで電車が来なかったら日本に帰れないとまでは思っていなかったものの、この日の、この電車までプレミアム感を引っ張ってきた努力が瓦解します。それでは元も子もない。

2017年05月16日 20時51分

ドバイ・モノレール(3)空中楼閣。

11:30発のモノレールに乗車。

空中楼閣とも言える工事中の駅。いつ開業するかは不明。

中東初のモノレールは未だ完成に至らず。途中駅もそうですが、そもそもドバイ・メトロの駅に繋ぐ予定もありますが、一体いつになるのでしょうか?

ゲートウェイ駅から撮影。

モノレールをモノレールらしく順光で撮影できるのはここだけのような気がしています。

IC乗車券。完全回収で手元に残らず。記念でもう一枚買っても良かったかな?と思いつつトラムの駅に戻り、次の目的地に向かいました。

ドバイに来たらモノレールでの空中散歩はありだと思います。但し、走っているのは朝10時から(訪問時点)で、この日、ゆっくり目にホテルをスタートしたのはそんな理由からです。

2017年05月15日 20時48分

ドバイ・モノレール(2)緑に包まれた島。

 

アトランティス・アドベンチャー駅から見たモノレール。

乗ってきたモノレールは、蜃気楼の様にそびえ立つ高層ビル群を目指し、ゆっくり(でもないか.まあ私の心象です)と走り去っていきます。

乗車券はICカードで、乗車後はこのようなリサイクルの箱に入れることになっています。

駅の外観。緑に包まれた環境が、ここが人工の島であることをしばし忘れさせてくれます。

私たちは直ぐに折り返さず、しばし駅の周辺を散歩。ペルシア湾を臨む場所に出てきました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!