2017年01月02日 15時27分

ミャンマー鉄道旅(4)夕焼け。

年は明けましたが、1月2日にして早くもミャンマーシリーズを再開します。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_43

11月24日(木)のエアアジアFD253便。

バンコク/ドンムアン空港発16:20の予定が約30分遅れて出発。その機内食。ビジネスクラスからの乗り継ぎ客には無料(というより含まれている?)で提供されます。

現地時間はともかく日本時間で考えればそろそろおお腹の空く時間。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_45

飛行機が遅れたおかげで到着間近になり素晴らしい夕焼けに出会えました。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_48

ミャンマー時間で17:30頃。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_49

日没時刻が意外と早くて驚きつつ見惚れていました。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_51

入国~空港からのタクシー~ホテルへのチェックインと、やはり初めての国はそれなりに緊張します。

で、晩御飯は近くのファストフードでテイクアウト。まあよくあるパターンです。

2016年12月31日 15時23分

ミャンマー鉄道旅(3)LCCのビジネスクラス。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_21

初エアアジア。まずはエコノミークラス。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_22

そしてビジネスクラス。今回エアアジアを予約した理由にこのビジネスクラスがあります。

旅の目的地に到着するまでも「旅」というのは誰しも思うところでしょうが、私も同じ。

で、どうせならと考えたのがLCCのビジネスクラスを体験すること。興味津々でバンコク/ドンムアン空港行きに乗り込みました。因みにバンコク乗り継ぎでヤンゴンまでの運賃は約6万円強。(バンコクからは通常のエコノミークラス。短距離便のためビジネスクラスの設定なし)

さてエアアジアの特徴としてビジネスクラスのシートがフラットになることがあります。ただ水平ではなく恐らく175度くらいでしょうか?座り心地はいわゆるキャリアのフラットシートと同じで極めて快適です。

大きな違いはアメニティーグッズ、エンターテインメントがなく、なおかつCAさんの呼び出しボタンもシートにはないこと。もっともその分、シート周りはすっきりしています。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_36

手元灯があるので構わないのですが、CAさんの呼び出しボタンと読書用ライトは、天井のボタンを操作します。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_26

機内食はエコノミークラスで販売するものと同じものが1食無料(予約時に選択)で配られます。

私は腰に持病があるため、個人的には以前から「席だけビジネス」があればありがたいと思い続けていたのですが、やっと時代が追いついてくれました。(←違)

2016_11_24 成田~ヤンゴン_39

快適にバンコク/ドンムアン空港に到着し、ヤンゴン行きの搭乗待合でやって来て成程の事態。

まずはUSBの充電コーナー。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_40

そしてACの充電コーナー。

さすがに差しっ放しでスマホ等を放置する人はいないようでしたが、これほどの充実ぶりを国内で見かけたことがありません。

観光立国「タイ」の面目躍如。

ということでミャンマーシリーズは始まったばかりですが、本年もこのブログにお付き合いいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

2016年12月30日 15時17分

ミャンマー鉄道旅(2)エアアジアに搭乗。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_5

11月24日(木)の関東は朝から雪模様。少々心配はしていたものの鉄道は定時運行。前夜、京成成田駅前のホテル泊だった私は6:51発普通成田空港に乗車。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_4

電車も無事到着し何より。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_11

成田空港で今回同行のトラベルライター白川淳さんと合流。そうそうっ、昨年樺太(サハリン)に一緒に行った方です。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_14

その白川さんに見送られ私は一足先に「バンコク/ドンムアン」空港に向かいます。

えっ?同じ便じゃないの?そうなのです。

(今回の旅の裏、いや表テーマ)

『ヤンゴンで鉄呑みしましょう』

(つまり)

今回のミャンマーへの鉄旅は2人だけではなく、入れ代わり立ち代わり何人かの方々と出会って別れるというスタイル。

全員一緒の行程で動くのではなく、参加メンバーの出発日・帰国日も各人各様で、現地での動きも必ずしも同じではないという個人旅行で、まあ夜だけ集合して「一杯やろうや」という何ともある意味、贅沢な旅です。

2016_11_24 成田~ヤンゴン_19

私が選んだのは成田発9:15のエアアジアJX601便。因みに白川さんは10:00発のスクート。

バンコク/ドンムアン空港からの乗り継ぎは、私はバンコクまでと同じエアアジアのFD253便でヤンゴンに向かいますが、白川さんはタイに一度入国し、空港近辺でタイ国鉄の撮影をし、それから私と同じエアアジアではあるものの遅い便に搭乗です。

参考までに白川さんの「成田」~「バンコク」~「ヤンゴン」の運賃は1万5千円を切っているそうです。

2016年12月29日 13時53分

ミャンマー鉄道旅(1)成田へ移動。

平成28年(2016年)11月23日(水)から30日(水)まで(日本の)昭和の鉄道を懐かしむべくミャンマーに行ってきました。

最近は月刊鉄道誌でもミャンマー国鉄の記事を見かけることが珍しくなくなり、地元のJR東海からキハ11形、キハ40系がミャンマーに輸出された際は中京テレビのニュースを始め地元メディアを賑わせたのは記憶に新しいところです。

2016_11_23 名古屋~成田_1

ということで私としては地元から旅立ったキハ11形、40系を求めてまずは中部国際空港へ。

ミューチケットを買うと「旅立ちの時が来た」と、毎度実感します。

2016_11_23 名古屋~成田_3

今は変わっているかもしれませんが、11月23日のスカイタウンへの階段はエアアジアになっていました。

就航が待ち遠しいですね。2016_11_23 名古屋~成田_4

またエプロン(駐機場)にはエアアジア機の姿も。LCC時代到来ということで、中部国際空港を発着する便も増えてきましたが、選択肢が増えるのは良いですね。私は、目的地と運行時間に鑑みてキャリアやLCCを使い分けています。と言い切れるほどLCCは使っていませんが、まあ使えるときは使っています。

2016_11_23 名古屋~成田_5

この日はセントレア名物「ドリームリフター」の姿もあり、何だか幸先が良い。

2016_11_23 名古屋~成田_6

「く」の字に曲がったその姿はまるで模型の様で、これでよく飛んでいるものだというのが率直な感想。

2016_11_23 名古屋~成田_13

さてどこに飛んだかと言えば「成田空港」。平行滑走路ということで、同時進入。巨大空港では日常風景なのでしょうが、私はこうして並んで飛んでいる姿をあまり見たことがありません。

今回、この日は成田で1泊し、翌24日(木)、タイ/バンコク経由ミャンマー/ヤンゴンに向かいます。

さてその心は?

(答え)朝1番の新幹線に乗っても搭乗予定の便に乗ることが出来ないから。

(参考)この日搭乗したANA340便、名古屋(中部)発東京(成田)行きの運賃は7,150円。

2016年06月18日 13時29分

台湾鉄旅/帰国。

高鐵新竹駅から見た六家駅。

2016_03_24-2 新竹駅_92

現代建築と言えます。

2016_03_24-2 新竹駅_93

ところで高鐵新竹駅の入り口にあった傘を入れるポリ袋置場。日本では見かけないタイプで、デザインとして良く出来ていると思います。

2016_03_24-2 新竹駅_95

今回の台湾鉄旅で最後の列車に乗車。高鐵新竹~高鐵桃園の1駅だけの自由席乗車でしたが、同じような方が結構いて、新竹からでも空港利用者にとっては定番ルートのようです。

新竹から空港へは確か空港リムジンバスもあったと思いますし、他の都市からも空港リムジンバスはあるのですが、時間読みが出来るからなのでしょうか、高鐵桃園で下車して空港連絡バスに乗り換えた人は思ったより多くいました。慣れればこのルートは気楽です。

2016_03_24-2 新竹駅_98

17:05発中華航空150便で帰国。台北・桃園空港のチェックインは毎度の事ながら、日本への出発便が重なるとカウンターは混みあいます。免税店を回りたい方は早めの到着をお勧めします。などと最後は観光ガイドブック風に〆てみました。

次回はいつになるのかな。

ということで4月7日から長々と続きました台湾鉄旅シリーズにお付き合い頂きありごとうございました。

2016年06月17日 20時26分

台湾鉄旅/新竹駅界隈(7)六家駅。

新竹から日本への戻りは、

1)台鉄鉄道/新竹~六家線六家

2)台湾新幹線/高鐵新竹~高鐵桃園

3)空港連絡バスで台北/桃園空港

4)中華航空/台北・桃園空港~中部国際空港

2016_03_24-2 新竹駅_82

六家線六家駅で出迎えてくれたオブジェ。何をテーマに作られたのかが分からないのが残念。

2016_03_24-2 新竹駅_86

六家駅から見た高鐵新竹駅。在来線駅と新幹線駅が接続しているので駅名が違うのは、経営が違うとは言え何とかならないものかと毎度思う。

せめて東海道新幹線の岐阜羽島、名鉄の新羽島位の違いに留まっていて欲しい。

もっとも大阪と梅田ということもありますから一概には言えないのですが…。

2016_03_24-2 新竹駅_87

最後に在来線車両。今回は内湾線でしかこの電車に乗っていませんが、毎度お世話になっています。

2016_03_24-2 新竹駅_88

六家駅(高鐵新竹駅)界隈がかつてどんな感じだったかを知らないのですが、今は開発の真っ只中。

2016_03_24-2 新竹駅_90

六家駅の改札口横。ここにもキャラクターがいます。台湾鉄道キャラ巡りのツアーを企画したらお客さんはくるのかな?

2016_03_24-2 新竹駅_91

六家駅の改札口から新幹線駅に続く床の案内表示。これは分かりやすくて良いですね。

2016年06月16日 20時24分

台湾鉄旅/新竹駅界隈(6)「台湾喔熊(台湾オーベア)」。

2016_03_24-2 新竹駅_73

これぞ新竹駅というカット。

これが機関車牽引の客車列車「莒光号(きょこうごう)」ならなお良いのですがそれは時間の関係で無理。贅沢は言えません。

2016_03_24-2 新竹駅_75

さっき気になっていた電車。台湾観光のマスコットキャラクター「台湾喔熊(台湾オーベア)」のラッピング電車で、台湾鉄道で唯一の編成。

2016_03_24-2 新竹駅_76

新幹線に続いてオンリーワンに出会っている。

2016_03_24-2 新竹駅_77

ドアのロゴもシンプルですが好感が持てます。

2016_03_24-2 新竹駅_79

台湾鉄路管理局EMU700型電車。良く見かけるこの形式ですが、この電車は何とトップナンバー。最後の最後でツキがきたかも?

2016年06月15日 20時22分

台湾鉄旅/新竹駅界隈(5)昼ごはん。

2016_03_24-2 新竹駅_23

新竹駅前。都会ですね。とか言いながらお昼ご飯に出発!

2016_03_24-2 新竹駅_52

駅から少し歩きますが新竹と言えば新竹都城隍廟!と言うほど有名な屋台街へ。

2016_03_24-2 新竹駅_54

肉燥飯と魚肉の団子のスープ。

早い!安い!旨い!の3拍子揃っている。

2016_03_24-2 新竹駅_59

新竹と言えばビーフン。舘田さんに勧められるまま我ながら良く食べている。

いやいや人のせいにしてはいけません。美味しいから入るのです。

2016_03_24-2 新竹駅_57

人波がちょっと途切れた瞬間の一枚。とにかく地元の人で一杯です。

2016_03_24-2 新竹駅_64

これも名物だそうですが、あつ、団子の中身が何だったか忘れてしまった。

2016_03_24-2 新竹駅_65

ここの屋台街は廟(日本風に言えばお寺の感じかな)の門前にあり、お線香の漂う中での食事は日本ではなさそうです。ここはもう一度来たいですね。

2016年06月14日 20時09分

台湾鉄旅/新竹駅界隈(4)たった1編成の新幹線。

2016_03_24-2 新竹駅_50

内湾線の竹中駅近辺なら新幹線が見えるのではないかと考え、上手く行けば何か撮影できるだろうと期待をして出掛けたのですが、雨風が強くホームの屋根のある場所にいても濡れてしまう。時刻表であたりをつけていた高鐵新竹発11:13を何とか撮った1枚。

流石にこの場所では駄目でしょう、と自分で駄目だし。それをUPした理由とは?

故宮博物院4クレジット入り

11:30過ぎに合流した舘田さんに、竹中駅は「今一つでした」とこの写真を見せたら、台湾新幹線でたった1編成のラッピング車両とのこと。「また珍しいものを撮影しましたね」と言われちょっぴり嬉しくなりました。

故宮博物院3クレジット入り

この電車は故宮博物院の南院(嘉義県)オープン記念の特別車で、そのダイヤは当時、台湾高鐵のウェブサイトで公表されていましたが今は見当たりません。もう元の姿に戻っているかもしれませんね。

故宮博物院2クレジット入り

同じ乗るなら、どうせ撮るならこの電車!

故宮博物院1クレジット入り

枕カバーも特別バージョン。乗ってみたかった!

2016年06月13日 20時06分

台湾鉄旅/新竹駅界隈(3)内湾線のプチ乗り鉄。

新竹駅で大阪の鉄友と一緒に昼ご飯を食べるために待ち合わせ。台湾の鉄道に詳しく、台湾の鉄道旅の楽しみ方の講演をされたこともある方で、実は昨年9月に一緒にサハリンに行った舘田達也さんがその人。

2016_03_24-2 新竹駅_38

集合時間まで少し間があったのでプチ乗り鉄。内湾線は未乗で、この日は昼食後に乗ることも分かっていたのですが、それはそれとして出掛けました。乗ったのは左側の列車ですが、右側のラッピング列車が気になる。

2016_03_24-2 新竹駅_43

内湾線と六家線(後で高鐵新竹へ行くのに乗る線)との分岐駅竹中(ジューヂョン、 Zhuzhong)駅。

2016_03_24-2 新竹駅_45

内湾線は2007年まではローカル線だったのですが、高鐵新竹までの六家線の建設に伴い2011年まで運休して近代的な郊外線に生まれ変わりました。と言ってもローカル線時代を私は知らず、当時の写真などで知っているだけです。もっとも今の内湾線沿線は都市化が進み、単線非電化で気動車が細々と走っていたとは思えないほどです。まあ国鉄時代の関西線とJRになってからの関西線位違うと言っても若い人には通じないかも。

2016_03_24-2 新竹駅_47

内湾線は、日中の新竹発着列車は全て六家線直通で、かつての内湾線を走る列車は竹中で気動車に乗り換えです。

2016_03_24-2 新竹駅_48

竹中の駅のホームには見慣れないゆるキャラ。台湾の鉄道には『萌え』だったり『ゆる』だったりいろいろなキャラクターがいます。その内に「台湾の鉄道キャラ辞典」なんて言う本が出たりして。



ADVERTISEMENT

電子書籍「稲見駅長の鉄道だよ人生は!!」
稲見駅長の鉄道だよ人生は!! ―各駅停写の旅―

カレンダー

2021年2月
« 7月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  

プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!