2016年04月24日 20時35分
高雄発9:35の台東行き自強号371レに乗車。
改札口にあるどこでも見かける列車の出発時刻の電光掲示板。その上から3番目(⇒のところ)に9:44発の台東行き『専車(Special)』の文字を発見。「えっ?今日は臨時列車があるんだ。」と一本得した気分。
跨線橋を歩いていたら、3番ホームの電光掲示板に「花蓮行き観光号(Tour Trains)」の文字。「ふむふむ11:23発の臨時列車もあるのか。」と今日は2本も臨時列車がプラスで撮影できると小躍り。まあこの後、意外な展開が待ち受けていたのですがそれはまあ後日のお楽しみ。
ということで私達が乗車する自強号が到着。気動車特急で、日本風に言えば(私的には)キハ82系に近い存在。余談ですがこの車両DR3100型のデザインはシンプルですが結構好きです。小田急の9000形にも似た感じ。
先頭車の運転室の直ぐ後ろに給水機(飲料水)があります。
勿論紙コップも用意されていて、0系新幹線が懐かしくなります。なおこの紙コップを旅の記念に持ち帰る人もいます。(私です。但しかつて1回1個だけです)
最後にこの日の乗車券。
太麻里に11:36に到着し、戻りは大麻里発17:23発の自強号374レに乗車。…の、予定だったのですが変更。太麻里から途中の枋寮まで先行する旧型客車の普通列車に乗車することにし、枋寮から自強号に乗り継ぎました。ただ台湾鉄道の列車に「乗車券」「特急券」の概念は無く、自強号の乗車券は自強号でのみしか使えないため、普通列車の乗車券を別途購入しました。ただ最終的に自強号374レに乗る予定だったので、その乗車券は区間変更等もせずにそのままキープしました。
優等列車である自強号の乗車券があるのだから、乗せてくれれば良いのにとは思うもののそこはそれ、乗車する鉄道のルールに従うまでです。
もう一点。台湾の新幹線には自由席がありますが、在来線の日本で言う特急・急行にあたる列車は全車指定席で、満席の場合は「無座」つまり立席承知乗車券が発行されます。
※なお「無座」が発行されない列車もあります。
※台湾の特急・急行列車の乗客は結構多く、短い区間の利用者もあるので、私の場合、乗車券は列車が決まり次第即購入するようにしています。
(ついでのお断り)
台湾の鉄道の列車番号は、例えば高雄から太麻里への自強号のように「371次」というように「次」を使います。ただ私のブログでは「次」を「レ」と置き換えて書きます。本来はあまり良くない置き換えだとは思うのですが、列車の旅の雰囲気を醸し出すべく「列車」はやはり「レ」だろうと、この表現で統一することにしました。
でも気持ちは分かってもらえますよね。きっと。