中京テレビ

2015年06月04日 20時44分

01重連を撮る/ケーニッヒスシュタイン(1)晴れた!

4月18日(土)の午後は、ドレスデンから東南というか東南東の方角にあるドイツ人にも日本人にも撮り鉄スポットとして人気のあるケーニッヒスシュタイン(Königstein)に向かいました。

ドレスデン中央(Dresden Hauptbahnhof)発12:59のバート・シャンダウ(Bad Schandau)行きに乗車。

ケーニッヒスシュタイン(Königstein)到着は13:37。

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テーマ=エルベ川と鉄道。まずは試し撮り1.貨物列車。

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試し撮り2.はチェコからの国際列車。チェコの客車の最後尾に一両だけドイツの客車がついているのがご愛嬌です。

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14:45頃、ジェチーン(Děčín)方面に向かう01形重連が登場。曇っているのは致し方なし。

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と、その次の瞬間、晴れた!

「01 1066」+「01 0509-9」+客車+ディーゼル機関車「118 770-7」の美しい編成。直前まであられが降り、寒さに震えていたとは思えない…。

2015年06月03日 20時34分

ドレスデン中央駅の昼、大形蒸気の賑わい。

ドレスデン中央駅のコンコース。花壇風のしつらえがあり、旅人の心を慰めそして楽しませてくれます。

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冬が長く厳しいヨーロッパゆえに、こうした明るさを求めているのかもしれません。

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4月18日(土)の12:18。

2番線ホームにはドレスデン中央駅を8:54に出たノッセン(Nossen)行きが戻っていました。入替機が付いていたので12:12の定刻に着いたようです。

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と思ったら「03 2155-4」が牽く列車が到着。

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ドレスデン中央駅の2・3番線の昼時は、大型蒸気の共演となりました。

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この後、2番線の列車は引き上げられ、3番線の写真の「03 2155-4」は機関車だけ一旦引き上げられ、その後私のいた2番線ホームを通過して、そこには客車だけが残されていました。

そこから先は確認していません。その理由は12:30という時間は、私がここにいられるタイムリミットだったからです。

2015年05月26日 20時32分

ドイツ/ドレスデン中央駅、ノッセン行き列車が出発!

ホームには「35 1097-1」が待っていました。

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とても平成27年の光景とは思えません。それにしてもこれが日本なら激パになるのは間違いありませんが、確かに撮影に来ている人たちは私のまわりにもそれなりにいるのですが穏やかというか和やかな感じで皆さん撮影していました。今回が7回目のイベントとのことですので慣れていらっしゃるのかも知れません。

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8:54、出発進行!良い煙を吐いています。

※実はこの写真、ほんの少しですがトリミングをしています。私の左横の方が機関車の進行に合わせ体を動かしたため被ってしまいました。まあ許せる範囲だったのと私の方が後から行ったにも関わらずその方がちょっと場所を譲ってくれた経緯もあり致し方ない状況でした。でもこうして撮れたので感謝しています。

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振り返ってもう一枚。

これはそれほど欲張って撮っているという事もなく、そもそもドイツの方で出発直後にこの光景を撮っている人は少なく、身動きがとり易かったという事情もあります。

(追伸)

このブログで4月29日から5月2日にかけてUPした「ノイエンマルクト80キロポスト」について、今回同行させていただいた服部重敬氏が書かれた記事が、「鉄道ホビダス 編集長敬白」(2015年5月25日更新)に掲載されました。タイトルは「ドイツの蒸機イベントに見た大人の鉄道趣味。」です。是非ご一読下さい。

2015年05月25日 20時32分

ドイツのゴミ分別/ドレスデン中央駅のゴミ箱。

ドレスデン滞在4日目の4月18日(土)。今回の旅の折り返し地点です。

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ドイツのドレスデン駅で見かけたゴミ箱。右側がGlasガラスを入れる所。左側にはRestmüllと書いてあり、その他のゴミと言うかリサイクルしないものを入れる場所のようです。

この裏面にはPapier紙、Verpackung包装容器とあり、容器包装は容器ならプラスチックとか缶とかの材質は問わないようでした。写真があるのでそれに従い私はゴミを入れていましたが、慣れるには時間がかかりそうです。

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ところでドレスデン蒸気機関車フェスティバル期間限定だと思いますが駅のホームに蒸気機関車「03 001」と年代物の客車が展示されており、旅行者と思しき方たちが盛んにシャッターを押していました。

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さてこの日は午前中が単独行動で、昼からはノイエンマルクト80キロポストと同じく“本格的”に『撮る』ための行動予定。

で、最初の蒸気機関車撮影はドレスデン中央駅で8:54発のノッセン(Nossen)行きの出発。

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出発の15分前、2番線には既に列車が入っていました。

2015年05月24日 20時10分

ドイツ・01重連/ツィッタウ駅(5)帰りも代行バス。

01重連出発後のツィッタウ狭軌鉄道の到着も撮影し、これで4月17日(金)の予定終了。

ドレスデンに戻る列車の出発は18:31なのでゆっくりと駅舎見学。

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この観音開きのドア、実は自動ドア。開く方向は決まっているので最初にここを通ろうとして手前にドアが開いたときは驚きました。

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ツィッタウ(Zittau)はドイツとチェコの国境の駅。

ポスポートコントロールを行っていた時代の名残か、とにかくホームが京都駅0番のりば(旧1番のりば)並みに長い!

今はシェンゲン協定があるので国を越えての旅行が簡単になっていますが、何だか不思議な感じです。

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19:39、途中のビショフスヴェルダ(Bischofswerda)で01形重連列車を追い抜き。

「01 2118-6」が客車の先頭に立っている?と思ったのですが、ひょっとしたらこの駅で機関車の付替えを行い、更に「01 0509-8」を先頭につける作業をしていたのかもしれません。それにしても恐ろしく手間隙を掛けています。

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と思う間もなく19:51にアルンスドルフ(Arnsdorf)に到着して代行バスに乗り換え。ドレスデン中央に20:42に戻りました。

それにしてもドイツの駅で、代行バスに迷うことなく乗り込む私は何者?でしょう。

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夜の9時半過ぎ、ドレスデン駅前でかろうじて開いていたビュッフェスタイルのレストランを見つけ遅めの夕食。エンドウとパプリカの握りも食しました。味は…、ご想像にお任せします。

2015年05月23日 20時05分

ドイツ・01重連/ツィッタウ駅(4)01形出発の動画。

ツィッタウ駅の出発も動画を撮っています。

前部重連だと思い込んでいたのでここに陣取ったのですが、静止画では残念ながら重連であることは分かりにくいですね。結果論的に言えばこの場所は動画向きと言えそうでした。

今回は信号所のある風景をお楽しみください。

2015年05月22日 20時00分

ドイツ・01重連/ツィッタウ駅(3)出発進行!

ツィッタウ駅17:48。

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定刻の出発。

あれっ?往路のラーデベルク(Radeberg)で撮影した時は前部重連だったのに、今回は「01 0509-8」が先頭に立ち「01 2118-6」が後補機になっている!とか思いつつもそれ以上考えているような余裕はなく、まずは夢中でシャッターを押し続けていました。

腕木式信号機と蒸気機関車の組み合わせは最高。

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信号所のある風景もまた良し。

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本務機の煙が少ない分、後補機の「01 2118-6」が一生懸命に押しているかのようにも見えました。

後で日本の撮り鉄さんと話をしていて分かったのですが、どうやらドレスデン中央駅の出発時は前部重連(私の撮影時)だったのを途中駅で組み替えたようで、往路もこの順番で機関車が繋がっていたそうです。これがツアー客へのサービスかどうかは私には分かりませんが、「この路線の線路状況が01形の前部重連に耐えられないということも考えられるのでは」と推理されていた方もいらっしゃいました。成程!という思いです。

2015年05月21日 19時57分

ドイツ・01重連/ツィッタウ駅(2)並びの撮影タイム。

ツィッタウ狭軌鉄道の撮影が一旦片付いた直後の16:53過ぎに、整備された「01 2118-6」がツィッタウ駅に戻され、何が始まるかと思ったら、先に整備が終わっていたと思われる「01 0509-8」との2ショット撮影会がスタート。

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これはツアー参加者も知らされていなかったのか、最初は「何が始まるのだ?」状態でしたがあっという間に人だかり。

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人を仕切るロープがあった訳でもなく、鉄道関係者が規制していたわけでもないのに、ここにいた全ての方が必要以上に近寄ることもなく、こんな写真が撮影できました。

*左…「01 2118-6」

*右…「01 0509-8」

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16;55から僅か数分の出来事でしたがファンサービスとしては流石のアイデアです。ファンの心を鷲掴み。

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乗客も列車に乗り込み出発準備完了です。信号所の鉄道員さんが機関士さんに合図を送っていました。

2015年05月20日 19時54分

ドイツ・01重連/ツィッタウ駅(1)まるで機関区開放。

再びドイツ鉄道のツィッタウ(Zittau)駅。

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先にツィッタウ狭軌鉄道(Zittauer Schmalspurbahn)をUPしましたが、撮影順では

1)ツィッタウ(Zittau)駅で01重連列車の出発準備

2)ツィッタウ狭軌鉄道の蒸気機関車牽引列車の到着

3)ツィッタウ(Zittau)駅で01重連列車の出発

4)ツィッタウ狭軌鉄道のディーゼル機関車牽引列車の到着

となっており、結構綱渡りのスケジュールをこなしていました。特に01重連列車の出発からディーゼル機関車牽引列車の時間は殆どなく、実のところツィッタウ駅到着は流石に間に合わず、駅前での一コマを撮るのが精一杯でした。

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ということで15:50頃から16:30近くまでは01の撮影に夢中になっていました。

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駅構内では01の整備が行われており、その模様は撮影し放題。ツアー列車に乗ってきた方と、そこに途中で(車で)撮り鉄をしてきた方やはたまた私のような者も混じって結構な人出。

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それでも日本の機関区(車庫)開放に比べれば知れていますし、そもそも自己責任の国だけあってか規制は殆どありません。

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こんな記念写真を悠然と撮影するなど日本では考えられません。そうそうっ、皆さんちゃんと譲り合い、遠慮しながらの撮影だったことを付け加えておきます。

2015年05月14日 21時24分

今回のドイツ撮り鉄の場所。

ドイツ 白地図

今回の旅の位置関係が複雑になってきましたので、白地図に主な場所を入れてみました。

首都ベルリンと往復で飛行機を乗り継いだフランクフルトは赤い点で表示。

ドレスデンはドイツの東部にあり、東に行けばポーランド、南側がチェコという位置関係にあります。

4月16日(木)に行ったノイエンマルクト80キロポストはドレスデンから南西の方角。

そして17日(金)の目的地ツィッタウ(地名の上に⇒で示した場所)はポーランドとチェコに接する場所にあり、因みにラーデベルク駅はドレスデンの「○」の右端位の位置にあります。

※ドレスデン~ノイエンマルクト80キロポスト=270キロ

※ドレスデン~ツィッタウ=105キロ

ドイツの時刻表

距離はこの暑さ5.5センチの1991/1992年版ドイツ国鉄の時刻表を参考にしています。

※この時刻表はあまりの大きさと重さに負けて当時郵送したのですが、あまりの高額さにひっくり返りそうになりました。もっともなっただけでスウェーデンの時刻表も同封してちゃんと1万円強を支払いました。

話は変わりますが、今回の移動は全て快速列車もしくは各駅停車。そもそも購入している乗車券が日本風に言うと「青春18きっぷ」ですが、いろいろ調べてもICやICEは出てこないのでそもそも走っていない路線に乗っています。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!